heartbreaking.

旧URL http://kuroihikari.hatenablog.com/

多面体の一面のみを見て、その人物に失望するのは馬鹿げている。

相手を全否定する事だけは避けたい。

何処かで既出だったかもしれないが、人間は多面体で出来ている。ブログの記事は、その人物の一面のみが切り取られて顕れているに過ぎない。

その人物の一面を垣間見ただけなのに、「お前なんかもう嫌いだ!」と、その人物を全否定するのは好ましくない。

俺の場合だと、セックスの話が苦手だ。真面目だから尊敬して通っていたブログの管理人が突然、不真面目にセックスの話を始めたとする。だが、その人物は今、狙ったようにセックスについて語り始めたわけではなく、それはその人物が今まであえて見せなかったエロい一面が、たまたま表出しているに過ぎない。

多面体の、どの一面を切り取って見せるのか。

見せる勇気も必要だ。貴方の最もグロテスクな一面を、読者に嫌われる覚悟で、見せる勇気。それは貴方の固定読者を驚かせ、失う結果になるかもしれない。それでも、あえて曝け出す事によって、貴方の表現の枠が広がるならば、失った読者数よりも今後、得るモノの方が大きい。

だが、何かを論ずる事が目的のブログにおいては、見せない配慮が必要だ。えっけんさんの魅力は何か。それは、明るいエロに終始している事だと思う。ドス暗い面を見せないのが、えっけんさんの良さでもあるし、安心感を与えてくれる理由でもある。ブログ論を円滑に進める為に、あえてそのような気さくなブログ人格を演出しているのだろうな。

では、麦さんのように、男の色気を武器にしたブロガーならどうかな。俺は女とセックスしてないから、麦さんなんて嫌いだ!と思うかもしれない(俺じゃねえよ。・・だが、どんな麦さんでも、それは現実世界を生きる麦さんの中の人の、ほんの一面だけが切り取られた文章に過ぎない。

一つの記事で、その人物のほんの一面が切り取られたに過ぎない文章を読んで、そのブロガーの全てを判断するのは間違いだ。勝手にそれだけで絶望したり失望するのも、それは可笑しな話だ。

現実に会って話せば、文章で感じたほど酷い人物ではない事がほとんどだと思う。それほど、文章は、その人物の真の姿を如実に現す鏡でもあり、また一面しか見せる事が出来ず、表情が見えないだけに誤解されやすい。

良い記事は、そのブロガーが好きか嫌いかに関わらず、良いと認める。そういったフェアな精神が大事なんじゃないか。俺はそんな気持ちで、良い記事は正当に評価しブクマしている。例え、そのエントリー主の趣味趣向に反感を覚えていても、それは記事の価値とは関係ない。

価値観が違うからと、一方的にレッテル貼りをして、そのブロガーを全否定して避ける行為は確実に貴方の世界を狭める事になる。一歩引いた、広い視野でもって一人一人のブロガーの個性を眺める余裕が欲しい。イメージするならば、小高い山に登り、下層に広がる家々を見下ろすような・・それくらいの余裕が欲しい。その人物のどの面を選択して楽しむかは貴方に主導権があるからだ。

ところで、この曲オススメです。カッコイイので昨晩から繰り返し聞いている。
YouTube-Mei [another] from Beatmania IIDX

Hatena Bookmark - http://b.hatena.ne.jp/entry/blog.goo.ne.jp/funamushi2/e/e0b3d9b3c5242b603284b16dde5be61f

goo blog funamushi2 - 2006-08-14 01:12:25 コメント ( 10 ) | Trackback ( 3 )

コメント

おれはー!! (えっけん」)
2006-08-14 09:09:56
エロなどに終始していないッ!!
くぬやろくぬやろ!!

えっけんさん、こんにちは。 (ゆがんだはしご)
2006-08-14 12:26:08
えっけんさんに怒られちゃった。うれしい・・
今夜はどきどきして眠れないかもしれないです。
でも、エロに終始ってのは、
適切ではない表現だったかもしれません。
えっけんさんのエロさは、とても可愛くて素敵だと思います。

ふーん (Bar)
2006-08-14 14:51:58
でも、あなたはうつ病患者が32条申請したりすると、その一面だけをとらえて全否定して
「甘えだ! 甘えるな!」
って叫ぶわけっしょ?
http://blog.goo.ne.jp/funamushi2/e/086863d4b730aef67f59368a3a35a6e0
高尚なようでいて底が浅いと思うけど、どうなんでっしゃろ。

Barさん、こんにちは。 (ゆがんだはしご)
2006-08-14 15:29:04
俺は、ニセ鬱病患者を全否定しているわけではありません。彼ら個人個人に目を向ければ、それぞれに良い面があるでしょうし・・。でも、その一人一人の存在にいちいち配慮していたのでは、社会全体として見た場合の大きな問題点について語れなくなるんですよね。
俺がこの記事で伝えたかった事は、ブロガー各々が言いたい事は自由に何でも言えばいい。ただ、そのエントリー単体で反感を覚えてからといって、その人物について全否定するのは良くないだろう、という事なのです。
なので、俺がニセ鬱病患者に「甘えるな!」と叫んでいる記事単体を読んだだけで、ゆがんだはしごは俺たちの敵だ!と俺の存在を全否定されるのも悲しいですし・・。いや、そんな単純な人は少ないだろうけど。俺自身も、セックスブロガーを否定的な目で見たりもしますんで、人の事は言えないんですけどね。
でも、価値観が違うところは、別の共感出来る部分を見つけて埋め合わすくらいの大らかさがないと、ブロガー同士の繋がりってのは生まれないと思うので。この記事は俺の抱える悩みと向き合った記事でもあるのです。

Unknown (蜜)
2006-08-14 19:56:16
“何だ、こいつ”って思う所が1あっただけで、残りの99を見ずに離れてしまうのは、もったいない気がしますね。
例え、100見たとしても、明日は違うかも知れないし。
俺も、かなり好き嫌いがある人間なんですが、早計な視野狭窄で見逃したものも多いのかも知れないと思います。
ⅡDXの曲、けっこう好きなのが多かったのでリンク辿ってひとしきり聴いてしまいました。
これで、プレイが巧ければもっと楽しいのにorz

蜜さん、こんばんは。 (ゆがんだはしご)
2006-08-14 23:31:27
RSSリーダーを利用する人が多いようなので、着地地点にタマタマあった記事に苦手意識を感じた時点で、もうそのブログは読みたくないと思って迂回するようになる人が居るかもしれません。
ちなみにRSSリーダー使ってるのは、ブログ人口の0.6%だそうです。
http://japan.internet.com/research/20060802/1.html
意外と少ないのですが、これを逆に考えると「ブラウザのお気に入り」から個人ブログに通うと、見たくない記事も時系列でズラズラ一緒に並んでいるから、その人物の嫌な面をウッカリ垣間見てショックを受ける・・というパターンも有りそうです。俺はこのパターンです。
俺自身、相手の一面だけをみて罵倒してしまう事が、過去に何度かあったので、、・・でも罵倒した相手のブログを、しばらく後でもう一度読んで見ると、意外とイイ奴じゃないか?って感じる事が実際多いです。なので、俺も好き嫌いが激しいのだけど、自分にプラスになる考え方は貪欲に取り入れて行く方が、結局は自分の人生にプラスに跳ね返ってくるものが大きくなると思うんです。
ⅡDXの曲は、俺も好みの曲が多いです。俺はこうゆうのは苦手なので、人がやってるのを隣で眺めてるだけなのですが、、 でも、こうゆうのをさり気なくこなせると、女の子にモテそうだなあ・・。

rss (chroma)
2006-08-15 00:50:06
5年もしたら、みんなRSSリーダーつかってますよw(←暴言)
10年前のweb人口みたいなもんでしょう。
Mei [another] from Beatmania IIDXさん、かっこいいですね。ブレイクビーツですか?
私、料理中によくかけますw

chromaさん、はじめまして。 (ゆがんだはしご)
2006-08-15 01:50:32
5年前はYouTubeで、古いアーティストのお宝映像がタダで見れる日が来るなんて夢にも思わなかったですよね。10年前といえば、パソコンの復旧作業をするのも物凄い時間かかってましたし、ノートパソコンの画面の劣化も早くてスグに真っ黒になって見えなくなったりとか。
時代の流れが早過ぎて付いて行けないのだけど(経済的にも)、5年後はどうなってるんでしょうね・・。
俺は、鳴ってる音が何なのかも解らないほど、音楽にはトンチンカンな人間なのですが、、待たせず即効で感じさせてくれる音楽が好きなので、こういった直撃系の音楽ばかり聴いています。映像も綺麗なのが多いですよね。
http://www.youtube.com/watch?v=t_NFm4dx7uQ

Unknown (なめ)
2006-08-15 01:58:39
一面のみしか見てないような人が多面的に見ろと言っても説得力がない気がしますね
確かにブログに対しては多面的に見ているかもしれませんが他のブログ以外に対しては…
ゆがんだはしごさんはブログという一面に捕らわれすぎている感じがしますね

なめさんへ (ゆがんだはしご)
2006-08-15 02:15:59
確かに、そう思ってる人も多いでしょうね。俺は過去に何人かのブロガーを口汚く罵倒してきた人間なので、そう思われても仕方ないかなと思ってます。俺の残してきた醜悪な足跡は今更消せませんが、こんな俺でも良いと歩み寄ってくれる人には、こちらも何らかの形で応えたいと思うのです。
俺もブログに脚を取られ過ぎてるかな、という自覚はあります。リアルに支障ない程度に楽しんでいるつもりなのですが、ブログ巡回に時間を割きすぎているかもしれません。リアルではろくな付き合いが無いので、せめてネット上では良い付き合いがしたいなあと思いながら、ブログを続けています。


ただいまコメントを受け付けていません。