heartbreaking.

中年の末路とその記録

涙もろい人=情の深い人ではない。気の強さが涙もろさに顕れているだけだ /Wolf’s Rain

正月ですが何処にも行かないです… 冷たい缶コーヒー飲みながらDLLしたアニメ観てました(小さい画面で貧乏臭く)。「Wolf's Rain」の最終話を観終えました。タオル掴んでずっと泣いてました…

俺みたいに他人を傷つけても何とも思わない薄情な人間のほうが実は涙もろい。

気の強さが涙もろさに顕れているだけの場合もあるし、自分可愛さのあまり「わたしはこれに、こんなに感動して涙を流せるほど優しい人間なんだ…うおぉ」みたいに、自分にもこんな優しさがあるんだって果てしなく自分に溺れるように泣いてる時がある。情が深いわけではない… 俺は他人を言葉で傷付けても無痛の人間だから。

涙もろい人が必ずしもイイ人ってわけじゃない… 涙もろい奴のほうがろくでもねえんだ。

感情の表層は対象に心動かされて泣いているようでも、感情の深層では自分が可愛そう、うぉぉー… って感じで自分に泣いてるだけ。

他人のために流す涙ってのも胡散臭いもんで… 散々泣いてくれた奴のほうが案外薄情で後のフォローが全然ない場合がある。あの時あんなに泣いてお前について考えてやって心も痛めてやったんだからその件はもういいだろ、って感じで後になると冷たく突き放してきたり… でも実は「あの時お前のために流した涙」というのは言いがかりであって、それは自分の中に眠る何かを対象に重ねみて自分を哀れむあまり流れていた涙に過ぎない。肝心の俺についてはそんなに深く考えてくれてなかったんだなと、こっちもだんだん気付く。俺は人間を心の底では深く憎んでいる。

目から溢れるのはただの水なのか。感情に直結するわけではないならば人は何のために泣くんだ。やはりすべては自分のためなんだろうな。

「Wolf's Rain」は日本のアニメの中でも今世紀最大の名作じゃないか… このアニメから大切なことをたくさん学んだような気がする。まだ観てない人は是非! さてこの後は「サイレントヒル」の映画を観る予定です。

サイレントヒル1のレアなサントラ持ってます。今中古で買うと8000円以上はする。そうやって誰も買えないような高値で売るような人間が増えるとゲーム音楽を作る作曲家たちの苦労も報われないというか… オークションで高値で売られる幻の作品と崇められたまま多くの人が聴くチャンスを逃すような結末を、作曲家たちは望んではいないと思うし。

追記

2008年01月02日 stand_up1973 hashigotan 業を背負えば背負うほど、それを下ろしたときの安堵を思って涙するのではないですか

http://b.hatena.ne.jp/stand_up1973/20080102#bookmark-6964431

答えが見つかりました…

Hatena Bookmark - https://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/hashigotan/20080101/p1