heartbreaking.

中年の末路とその記録

離れない

セフレ関係の年上の男性とは、体だけの関係じゃなくて、悩みも色々聞いてもらってます。

その人は余計なことは言わず、うんうんと、私の話を最後まで聞いてから、控えめに助言をくれます。仕事も、なんでもいいから無理せずがんばれよ、と励ましてくれます。

私が落ち込んでるときは、セックスするだけじゃなくて、合間に頭をなでながら一生懸命励ましてくれます。

笑顔が素敵で、すごく優しい。会う度にだんだん好きになる。セックスが終わって疲れて眠る裸の体に、ぎゅうって抱きつくと、むにゃむにゃしながらも、ぎゅうって抱きしめ返してくれる。「うーん… ○○…(←俺の下の名前呼び捨て)」

だんだんしぼんで、最後には、くたっ… と倒れたおちんちんが妙に哀愁を誘う。あんなに元気だったのに、今日はお疲れかな?

その人が寝ているのをいいことに、悪戯心がむくむく沸いてきて、右手でつまんで「こんにちは!」と挨拶してみたり、ぶんぶん振り回して「えいっ!えいっ!」って遊んでみた。

こんな時間が長くなるほど、なんだかその人から離れられなくなりそうで、私にできることならしてあげたい… と思うようになる。そしてあまり無理を言ってはいけない、私のほうがこの人の都合にあわせて行動しなければ… このぬくもりを、手放したくはない。

うーん、なんだか巨大な猫さんを飼ったような気分だ。相手はかなり年上なんだけど、一緒にいてこんなに気を許せる存在はいままでなかった。だから傷つけないように大事にしたい。

かなり疲れているようだ。裸のままぐうぐう寝ているので、コリラックマのぬいぐるみを、頬にべしべしぶつけてみた。でも起きない。かわいいなあ… ちなみに今は、コリラックマの名前は、そのおじさんの下の名前になってます。てへ。