heartbreaking.

中年の末路とその記録

共依存の鎖でゆっくりと縛られてゆく

齊藤さんと毎日DMしていますが、そんな中、元夫からメールが来た。

「時間あったらお酒飲まない?牛丼か何か買って行くよ」

家まで運んでくれる牛丼は食べたいけど、元夫に伝えようのない、違和感が心に薄い膜をはっていた。というのも、今は齊藤さんがネットの彼氏なので、これって二股だよな。たとえ、ネットの彼氏であっても、相手が一途に想ってくれる心を裏切るのは最低だと思ったので、このことを伝えておくことにした。

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まだ齊藤さんと実際に会って、将来を約束していないので、元夫に会います。

青砥に物件を仮契約するなどの、重大な約束したあとならこういうのは駄目ですけど。

その返答は、会う前なのでセックスを自由にして良いとのことだった。

で、一か月ぶりに元夫が、牛丼持って会いに来た。玄関のドア開けると、お互いに「ああ……」って曖昧に笑いながら、最初は妙な感じで、だけど、顔を見ると、まだ好きだという想いがこみあげてきた。心の奥底から。

牛丼食べた後、1時間くらいは、一定の距離を開けたままで、仕事の話をした。

テレビの前に置いてある煙草の箱を見ても、もう夫婦ではないので、強く干渉してこなくなった。それは少し寂しくもある。だけど、責任から解放された二人なら、夫婦だった頃に出来なかったことも、なんでもできる気さえした。

私の顔をのぞきこんできながら、「へえ、煙草吸うんだ(この口で?)」と言いながら、唇が近づいてきて、その後は、ベッドの上に押し倒されていた。

ゴムは付けずに、していると、最後に、「中で、いい?」って聞かれたので、うん、って小さく答えたら、そのまま中に出されてた。

一回で疲れて、私は元夫に背中を向けて寝ることにした。

で、元夫が帰ったあとで、中出しされたことを、齊藤さんに伝えると、こんな返答が返ってきたので、自分の頭の中ではまだ、そんな具体的なことは考えていなかったので、本気なんだな……と思った。

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お互いに、生活再建が第一なので、様子見て、春頃に会う約束してますが、その時期に、元夫に急に外出しやゴムありを伝えるくらいなら、いっそ、その期間は元夫に会わないほうが良い気もしてきた……

元夫とは、今まで生でやっているし、結局、私って、そういうことでしか男を繋ぎとめる魅力がないのか、とか悩む部分なんだけど。

断れない性格というか、流されるまま、相手にいいように扱われながら生きてきたのかな。

そんなこと、齊藤さんに伝えるのも重苦しいだけですよね。

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子供が出来たらもう結婚するしかないです。でも私、来年で40歳なので、難しいと思います。でも、会うまでに、健康な体作りしておきます。

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こんな優しい言葉を、毎日かけてもらっている。それを繰り返しているうちに、だんだん、二人の世界から抜けられなくなってきた。もし、失うと、自分がどうなるのかという恐怖が、じわじわと、逃げ場を奪ってゆくようで、まだ今なら引き返せる。

これが共依存てやつなのか。

最近、マジで自分がヤバくなってきた。正直言うと、ここまで自分が、失う恐怖を与えられるとは思わなかった。職場で、他の考え事の出来る時間は、齊藤さんのことしか考えられなくなってきた気がする。これが、会うとどうなってしまうのだろう。

あと、携帯番号も聞いてるので、電話してもいいんだけど、迷うな……あー、緊張する。

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齊藤さんは、やはり危ないので会わないほうが良いと思いました。(2016-11-29)