蘇州夜曲 -Soshu Yakyoku-
君がみ胸に 抱かれて聞くは 夢の船唄 鳥の唄
水の蘇州の 花散る春を 惜しむか柳が すすり泣く
花をうかべて 流れる水の 明日のゆくえは 知らねども
こよい映した ふたりの姿 消えてくれるな いつまでも
髪に飾ろか 接吻しよか 君が手折りし 桃の花
涙ぐむよな おぼろの月に 鐘が鳴ります 寒山寺
作詞:西条八十/作曲:服部良一
1940 映画 『支那の夜』 主題歌/渡辺はま子 [詳細: Amazon]
飛鳥涼 ソロAlbum: 『SCENE』 を薦める。
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『蘇州夜曲 (02)』
中性的魅力を併せ持つ独特の歌い方が、とても色っぽいネ。飛鳥さんの 「ため息?」 まで聞こえてきそうだ。(失神するね) 歌詞は上記と同じだよ。この歌詞を読むだけで、この曲の良さの片鱗が伺えるよね。是非聞いてみてね。
『伝わりますか (01)』
― 全てをなくす愛なら 貴方しかない ―
同アルバム内で、一番思い出深く気に入っている曲。一言一言を、とても大切に歌う…そんな優しさと思いやりに包まれた 一人の女が時には娘に、時には悪女に、その姿を変えながらも…ただ一人の為に全てを投げ出してもいいという切ない心が痛いほどに伝わってくる。
『予感 (03)』
― 貴方の心がわからない 噛み締めた唇がとても熱い ―
戸惑いながらも募る想いから逃れられずに苦しんでいる女の切なさと遣る瀬無さ。そして、終わりを望みながらも未だ何かを引き摺るような… そんな複雑な気持ちに、胸が苦しくなる。
『ふたり (07)』
― どうして そんなふうに 自分を 辛くするの…?―
これは、男の立場から見た気持ち。真綿に包み込まれるようなフワリとした優しさ溢れる歌声に魅了される。温かさと、心貫かれる程の素直な気持ちが混じり合って、ひとつになる。感動的。(少年隊に作られた曲ですね)
『今でも (08)』
― 傷は癒えてみても 跡は残るから 忘れることは出来ない ―
想い出の中、消し去ることの出来ぬ人への届かぬ想い。目を閉じれば、黒髪の美しい女性が歌っているような… そんな幻すら見えそうな気がして…。
『MIDNIGHT 2 CALL (10)』
― ずるいよ 君から去ったくせに こんなときだけ呼び出して ―
ほんの少しの強がりが邪魔をして、素直になれない。けれど好きだから居て欲しい、側に居て欲しい。そんな気持ちを、消え入りそうな儚さで…。
『MY Mr. LONELY HEART (04)』
― たとえ空がひび割れて 嘘を落としても 信じることをやめない My Mr.Lonely Heart..―
サビの部分の、この独特な歌い方こそが、まさに飛鳥さんを 「好きになる」 「成らない」 を分ける出発点である。ほな、最後はコレで締めくくるか!! (深呼吸……
飛鳥さん大好きだっ !!!! 顔も声も全部全部っ !!!!
コンサートではいつも後ろの方だから、ノミぐらいの飛鳥さんしか見えないんだケド、前日は眼鏡に1ミクロンもホコリが付かないように磨いている。(けな気だな…) ASKAさんは見た目もカッコイイから男女問わず人気があるね。年齢の重ね方も上手だよ。1958年だから…47歳位かな?(位って…計算出来ねぇのかよ。トホホ…) とにかく若いね。
余談だケド、このアルバムの頃は名前が 『ASUKA』 になってんだよね。確か、夜ヒットで加賀まり子が司会者だったときに、海外から中継でインタビューだったと思うんだケド、 『アシュゥカァ』 って海外で呼ばれちゃうのがチョット…。というような理由で 『ASKA』 に改名したような記憶があるヨ。俺の記憶も当てにはならないケドね…。 「DO YA DO」 の頃からだったし、多分合ってると思うんだケド。
収録曲:
01. 伝わりますか
02. 蘇州夜曲
03. 予感
04. MY Mr.LONELY HEART
05. 夢はるか
06. SCENE
07. ふたり
08. 今でも
09. 最後の場面
10. MIDNIGHT 2 CALL