heartbreaking.

中年の末路とその記録

彼女と離れて過ごす時間

「愛してる」という言葉の重みを、ひしひしと感じている。彼女に、その言葉を求められても「愛してる」の一言が喉の奥で詰まったように出てこなくなった。

言葉に出来ない=愛していない、という事なのだろうか。

自分の心が解らないので、彼女と距離を置く事にした。彼女と深夜から明け方までメール交換に割いていた時間を、俺の個人的な時間と睡眠に充てる事にした。今日は、彼女と離れて過ごす第一日目なのだが、最低限の用事を済ませた後、3時過ぎにベッドに転がり込んだ。

彼女は寂しくて泣いているのだろうか。目を閉じても、彼女の事が気がかりでしばらく眠れなかった。俺はいつまで一人ぼっちなんだ。悲しい、寂しい。お前らは何が不満なんだ。俺には解らない。一度でも愛する人と抱き合えたなら、それで充分じゃないのか。贅沢を言うな。俺には全ての恋愛話が奇麗事にしか見えない。苦しそうでも、同情出来ない。すまないが、俺の視界に入る場所をうろつくな。

動物が二匹寄り添った写真が、俺達みたいだと言った貴方の可愛らしさを思うと・・俺の我侭で、突き放してしまった事に対する罪悪感で胸が痛くなった。だが俺は貴方を抱きしめる事が出来ないんだ。これ以上二人が夢を見続ける事に意味はない。

貴方を大切に想っているけど、俺は自分の時間も大切にしたいと思う。基本的に、一人が好きだから・・・。そう思い込もうと必死な俺が居る。

goo blog funamushi2 - 2006-07-11 11:18:30 コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )