heartbreaking.

中年の末路とその記録

ラグナの思い出その弐

二年前の今頃、俺はラグナとエタカにはまっていました。

俺は一人で黙々とレベルアップする事に生き甲斐を感じていたので、最終的にアサシンに落ち着いたのですが、フェイヨン地下B4Fでソヒーを倒すのも、スフィンクスB2Fでレクイエムを倒すのも飽きて、一人は嫌だ、誰かと会話したい!という欲求にかられました。そしてプロンテラの南門に座り込んで、仲間を募集したのです。そこで一人の男性が話しかけてきました。

「ずっと一人旅していたのですが、寂しくなったんですよ」「僕もです。一緒に旅しましょうか」…そんな感じで意気投合して、その男性と毎日待ち合わせをして二人旅をする事になりました。男同士なのに、何故かいちいち会話の末尾に「w」を入れたりして… お互いによほど寂しかったんだろうなって感じでした。

…でもその彼と過ごす時間も、だんだん退屈に感じるようになりました。俺は特に理由もないままに、彼との繋がりを絶ちました。

最後の連絡もせずに、彼をあの世界に置き去りにしてしまったのです。…彼は、もう存在もしない俺を、あの後どれくらい待ち続けていたのだろう…

俺は人を見ているようで見ていない。結局、自分しか見ていない。現実でも仮想でも、俺がどこか人間関係を希薄に感じてしまうのは、一度も愛する人と肌を重ねていないからだと感じています。愛が何なのか解りません。

俺は死ぬまでに一度でいいから、俺は愛されてる!!!って感じられるセックスをしてから死にたいです。

一度も愛する人と肌を重ねないままに生きてゆくのは、絶対的に人間として何かが欠けています。

人を愛し、思うまま肌のぬくもりを貪りあえば、その相手は自分の半身とも言うべき かけがえのない存在となります。だけど俺はそのぬくもりを感じた事がないので、その存在を失う悲しみを理解出来ないのです。だから俺は、結構人間付き合いも薄情なところがあります。

愛を得られず、子供も成せない暗い未来に向かって歩くしかない自分の人生を考えた場合、もう自暴自棄になるしか無いです。借金増えても、どうでもええわいという感じです。

何か趣味を持てばいいとか、そんな気休めも俺の心には何も響いてこないのです。日本を東と西に分断して、既婚者と独身者を完全に分離させてほしいです。そうすれば、誰かの幸せを妬む事もなく、心穏やかに生きる事が出来ます。

誰でも、愛さえあれば如何様にも変わる事は出来ます。最近は、演歌を聴くのが苦痛です。演歌の歌詞がどうしようもなく苦痛なのです。(この記事は11/8の主張とダブルスタンダードになってます…orz 何この一貫性の無さ。

goo blog funamushi2 - 2006-11-11 22:11:25 コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )