heartbreaking.

中年の末路とその記録

猿でも小学生でも出来る仕事より、考えて成長できる仕事がいい

前記事の「ロボット」ってのはつまり… 工場のラインで単調作業で働く人を指したのですが、俺は記憶力が良くないので頭使わない仕事に変えようかなと悩んでいたんです…

工場が家から遠いので原付で距離測るついでに偵察に行ったんですよ。今日は晴れなのに原付で走ると冷たい風が正面からビュービュー顔に当たって鼻水垂れ流しながら熊がガオーと出そうなクネクネした山道を延々と登って行きました。まだか、まだか、ええー、まだですか… そしてようやく辿り着いた工場では白い作業服を着た妖精さんたちがパタパタと働いていました。あ… あぁ、ここか…

…か、帰ろう。俺は何だか悲しい気分で再びくねくねした山道を原付で帰ることにしました。うーん、この急カーブだらけの山道はこれからアイスバーンになって大型車が脇からゴーッときたら事故る可能性が高いなあ。なんて不安に思いながら走っていると白バイに遭遇しました。あー、この辺りは事故が多発しているから、でも通勤中に白バイってほんと迷惑だよなこっちは急いでいるのに空気読めよ…

あー、鼻水止まらねえ… たった一往復しただけなのに風邪ひいた(弱すぎる)。

あかんわ、工場のラインの仕事はやめとこう。俺には考える頭があるんだし、ラインで猿でも小学生でも出来るような単調作業で俺の頭が納得するわけがない… 人間らしさとは、考える仕事に就くことなんじゃないか(いや単調作業の人を馬鹿にする意味ではなく)。

何処にも甘い話などない。人間関係に悩むより、まず妥協して割り切っていこう… 記憶力は悪いけど、俺は考える仕事を与えてもらっていると自分に誇りを持てる生き方の方が人生の持ち時間をフルに有意義に使えているのかもしれない。考えない、猿でも小学生でも出来るような仕事に夢を見るのはもう止めようと思った。あとこの考えに行き着いたきっかけは、通勤時間だな。毎日の事なので案外馬鹿にならない。雨の日も風の日も長距離を移動してようやく辿り着いた山奥の工場で白い作業服を着て単調作業か… あの白い妖精さんたちの中に混じるのは俺のプライドが許さない。同じ職場にどれだけレベルの高い人が存在するか、俺もその中に一緒に居るんだと誇りを持つことにこそ意味があるのかもしれない。

追記


2007年12月20日 pbh ×アイスバー ○アイスバーン。当たりが出たらもう一本じゃないんだから。

http://b.hatena.ne.jp/pbh/20071220#bookmark-6869191

pbhさん有難うございます。修正しました。それと私が派遣会社から紹介された工場のお仕事は本当に猿でも小学生でも出来るような単純作業だったんですよ… 頭を使う工場の職人さん方に誤解を招いていたらすみません。

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