トランスフォーマーの1のDVD持ってるんだけど、なんとなく自分の部屋のPCの傍にジャケットを立てかけてる。コンボイが居て、バンブルビーが居て、そしてなぜか仲間のようにメガトロンが居る。いいロボットは目が青いんだ。悪いロボは目が赤いんだ。実はスタースクリームが密かに気に入っていて、壁紙にして毎日見てる。
男とか女とか人間とかのどろどろしたのはどうでもよくて、そこまで考える必要もない「存在」をたてまつっておきたい。なんか勇気が沸いてくるのは、考える必要もない見たまんまの存在なんだ。中間どころはどうでもいいから、白黒はっきりつけて、男らしい世界を崇拝することで、自分のぐだぐだしたところが真っ直ぐ正されるような清清しさを感じる。
1のDVDに一つだけ文句つけるとしたら、兵士の嫁が赤子を抱いて最初と最後に出てくるのがなんとも胸の奥がもやもやして、何か悪いものを腹ん中に詰め込まれたような気分だった・・・
今、自分の中で聖書になりつつある漫画は「デトロイト・メタル・シティ」。映画は興味なくて、漫画だけ愛読している。ちょっと今日は元気でねえなあ〜 というときに適当に手に取ったページを読むと、何か元気でてくるような。仕事から帰って飯食って、ふう・・・ って一息つきたいときにフと手にとって開いたページで、何だか気持ちまで満たされるような・・・ そんな、俺を笑顔にしてくれる漫画だった。最近ちょっとシリアスだったので、そろそろネタ切れかと思ったが7巻の最後でまた盛り返してきたので安心した。
あと「天上天下」のアニメは途中まで見たのだけど、漫画はまだで、読んだらアニメではカットされてたヤってるシーンがモロあるのな・・・ しかも強姦シーンとか(まあそのヤられてる女が元々、好きモノだったようで少し救われるが)、あれは強姦がトラウマになってる人間にはちとキついかな。私も微妙な気分だったけど、でもあれは主人公たちが「強くなりたい」と思うために必要な過程だったんだな・・・ でもヤってるときに「はぶふふ」とか言うか。
楳図かずおも集めてるんだけど、「漂流教室」の文庫版は6巻の完結まで読んだ。主人公のお母さんが滅茶苦茶がんばります。「こわい本」の「虫」は何だか女として共感できるなあ・・・ 楳図かずおさんは女心をよく理解できている。短編集の「恐怖」の心臓移植の話が、楳図先生の作品を集めるきっかけで、でも女性の去り際の姿を描くのが上手いですね。それが着物を着た大人の女性だと、なんかの浮世絵でも見ているような・・・