heartbreaking.

中年の末路とその記録

天上天下の最後のほうはツマンナかったなあ…(エアギアは読んでない)
面白いのは14巻で真夜が死闘を繰り広げるとこまでかな… その盛り上がった後に何故か戦国時代にさかのぼって全然知らないキャラばかり出てきてそんなのが何巻かにまたがった辺りから、どの漫画でもあるけど作者が自分の趣味や美意識を、読者がなにを求めているのかを考えることよりも優先した時点で、漫画家として食ってかなきゃならない危機感を失い、当然その危機感のなさが漫画にも影響して作品はどんどんつまらなくなってしまう。

絵も最初の頃の個性あふれる勢いがあるほうが好みで、だんだん絵が綺麗になってくると個性がなくなって、ただの綺麗な絵でしかないのが残念… 線も全体的に細ーくなって、ああ作者の美意識・自己満足しかなくなってしまったなと感じるだけだ。
ただ残酷なだけとか綺麗な線をつなぎあわせただけとか間違った美意識見せ付けられるだけの漫画はあまり好きじゃないなあ…