heartbreaking.

中年の末路とその記録

ニュースサイトの情報の嵐と、動きの鈍い個人ブログ

ニュースサイトで得る情報だけで休日は終わる。今や、ニュースサイトは激戦化しつつある中で、自分のブクマのほとんどがニュースサイトになるのは避けようがない。その中でちらほらと、気に入ったブログが混じる程度だ。

分単位で更新されるニュースサイトのハングリー精神の前では、個人ブログの動きが止まってみえる。だが、人気のあるブログは、自分を安売りしない。具にもつかぬ内容で、価値を下げる必要もなく、ある程度待たせても、読者は簡単に去ることはない。

そこで、新しいブログを見つけるため、はてな「今週のお題」投稿者ブログに飛んでみました。どれも、また見たいと思う決め手はなく、行間が開きすぎて読み辛い(行間を詰めるだけでだいぶマシになると思うが…) 人気ブロガー達とは、雲泥の差です。この中から、新規に通いたいと思うブログを見つけ出すのは容易ではない。

ほとんどは国語の授業で習った程度の力で、残りは自分の力で、ブログの文章を打つ。何故これほどまでに、ブログの人気に差がついてしまうのか。

面白い人なんてリアルになんぼでもゴロゴロいる。あなたがブログをもてばアルファも夢ではないですよ、と思わせる賢い人もいる。しかし、そういう人は、あえて自分の意思を、不特定多数の前にさらすことに、意味を感じていない。傍観者を決め込む中で、自分が納得していればそれでよいのだ(ツイッターすら持とうとしない)

今、人気のあるブロガーの中にも、あえて参戦しない傍観者が大勢いることに救われている人がいるかもしれない。ランキングがあるが、これが本当の弱肉強食なら、もっと現実味のある話で埋め尽くされるはず。

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面白くもない、賢くもない、そんな人が、掃き溜めの最下層から一歩でも二歩でも他者より抜きん出るために、大事なことはなにか。

第一にハングリー精神が足りない。第二に真剣に文章と向き合っていない。第三にお客様に対するサービス精神が欠如している。

けれど、リア充に近い人々は、そこまでブログに真剣にはならない。そういった人々が、紙をまるめて捨てるように、ネット上に廃棄してきたブログも、ブログ界のヒエラルキーを担う数字となって残りはする。ランキングが上がって嬉しい人もいるだろうが、自分の眼下に大勢いるように見えるのは、実は人ではなく、死体だ、骨だ。

死体ばかりではない、ゾンビみたいにしぶとい奴もいる。何年ブログを続けても、掃き溜めの最下層から一歩も出れない割には、ずっと頻繁に更新している。そんな人に共通する点は、先に述べた三つすべてが欠けている。