heartbreaking.

中年の末路とその記録

捨てように捨てられない微妙な自己啓発本…

中古で買った自己啓発本の中の気になる項目だけ開くと、重要と思われる数行に、エンピツで線が引いてあったのでプッて笑ってしまった…(俺が引いた線ではない。この本を売った人だ)
確かに重要そうな部分だけど、この線を引いた人もなにかにつまづいて悩んでいたのかな… 参考になるかもわからぬ著者の気まぐれ的な自己啓発本にわざわざ線を引くような人もいるのだな…(けして馬鹿にするわけではなく、ちょっと偉いんじゃないか?問題解決のための糸口を探していたんだろうし… 的な印象) 状況改善しようと努力したい熱意が、エンピツで引かれた線から伝わってくる。
でも本当はこんな胡散臭い自己啓発系の本はもっとナナメに構えて読んだほうがイイ。
たまたま上手くいった成功者たちの話ばかりをよせ集めた自己啓発本など、バッドエンディングをまるで想定してない、良く出来た作り話のようなものですよ…

自己啓発本が仕事とか人生の役にたった試しがない。それよかもっと自分の役にたつ具体的な知識が得られるような本を選んだほうがよっぽど人生の役にたつはず…

なら、なんでお前は自己啓発本を開いているかって…?やー、俺も何か壁にブチあたって相当まいっているようで、そんなとき、つい自己啓発本を開いてしまうなあ… はは、書かれていることは納得できることも多いけど、でもそれが本当に実践できるなら苦労しないよ、って思う。人生が成功するかどうかは、如何によい「出会い」を得られるかの「運」だな… やっぱ自分ひとりの力じゃどうにもならない、出会いがあればこそ。そこに自分の努力が加わって成功するのだと思う。