heartbreaking.

中年の末路とその記録

実験台に選ばれた不幸な女の子たち…

職安に通いつつ、ネットの電子貸本サイト「Renta!」で漫画を読んでコーヒーすするだけの毎日ですが、今は「金瓶梅」という漫画が興味深いです…(絵も綺麗なんで説得力が半端ない)

5巻で生娘(処女の女の子)が、初体験で暴力をふるわれ、それがトラウマになる… というシーンがある。

相手の男も、女を抱くのは始めてなので、どう扱えばいいかわからない。そこでいきなり大人の玩具?(この漫画では拷問用具みたいな形してるが…)を「これを入れれば、きっと女は喜ぶ」とばかりに処女の女の子のあそこに強引にねじ込んでしまうわけです。…当然、痛いですよね、女の子は始めてなんですから。女の子は深く傷つき、心を塞いでしまいます…

漫画に限らず現実世界でも、女の子の大事な部分を一度も見たことがない童貞男に、処女の娘を預ければ悲劇が起こる可能性があるとおもいます……

「こうすれば、きっと女は気持ちいいのだ」という千差万別の思い込みがあるのでしょうが、その実験台に選ばれて実際傷つけられるのは女の子の心と体です。それを、本当に理解しているのかと思うほど、小さな女の子を持つ親の認識の甘さには心底怒りを覚える。買い物中、小さな女の子を簡単に見失ったり、一人でトイレに行っておいでと言う。もしヘンな男に誘拐されて弄ばれた挙句、殺されたらどうするつもりなんだ… 私はそこまで想像する、いつもいつもだ… 

私はいつも心の中で思う「あなたたちは知らないだけだ。世の中には小さな女の子の心と体を引き裂いても平気な男たちが大勢いるということを…」と。

女を知らなそうな…、それでいて興味もなさそうな男のほうが実は危ないのだということを知っておいてほしい。何をされるかわかったもんじゃないからだ。それなら女遊びに慣れたプレイボーイな男に預けたほうがマシだ。最終的にきちんと女になれたらよいのだから。

女をまるで知らない男に、道具をねじこまれたり、暴力のようにしか感じなかったり、痛いだけなら、一生心に傷を残す。それならプレイボーイな男に快楽を教え込まれて、快楽のままに生きたほうがまだ幸せとは思わんか?少なくとも、暗くはない、明るいだろ?んで水商売でもすりゃいいじゃない。暗―い人生よりはそのほうがマシ。

今は小学生や中学生でも付き合ったり、セックスもしてるのかもしれませんが、想いが一方通行ではなく、確かめあいながら一つ一つの段階を踏みつつ大人への階段を上がってゆくのなら、それはそれで良いのかもしれません。少なくとも女の子の心と体が引き裂かれるような悲しい出来事にはならないでしょうから…

それがどちらか一方通行の想いのままに、いきなりそうした行為になる場合はどうでしょう… 待って!と言うのに、待たないで自分の欲望だけに負けて、女の子の体をもしも、ただの道具のようにしか扱えない状況になれば、きっと女の子の心と体は引き裂かれるでしょう…

何か変わったことをしたいのなら、それは慣れた者同士で勝手にやってればいい。