heartbreaking.

中年の末路とその記録

コーギーに好かれない(つか犬全般に嫌われている…)

仕事帰りに、コーギーを散歩させている人がいたので「かわいいですね」と近付くと、ウワン!ワンワンワン!
ワン!
と歯グキを剥きだしながら思いきり吠えられて、後じさりしたところに、猛烈な勢いで急接近してきたコーギーが鼻水をビッ!と俺のズボンにつけてきたので思わず苦笑いした。飼い主はもはや詫びる余裕すらもなくとにかく必死でリードを引いて俺から離れることに専念しはじめていたので、それが滑稽すぎて一人で「なんでやねん」と空気に向かって突っ込みいれながら家路に着いた(足の一部分が湿っているのがなんだか気持ち悪く感じながら…)。

俺はとにかく犬に嫌われやすくて、過去に好かれたことは一度もなかった。会社の先輩が可愛がっている柴犬にも牙を剥きだしながら吠えられたし、義理の祖母のパグ犬にも嫌な表情で見られていたし(柱の影から…)、あれか… 俺が悪人だってことを本能で察知したってか?飼い主に「こいつは笑っているけどじつは悪いやつだワン!」と教えているのか「お前なんか嫌いだワン!」なのかは知らないが、ショックだなあ… もう犬には近付けねえよ、かみ殺されるかもしれないからなあ…

小学生の頃に親がビーグル犬を飼っていたときも、俺が学校から帰るたびに鎖を引きちぎりそうな勢いでガウガウ咆えてきたので、俺は家を出入りするたびにこのビーグル犬が襲いかかってこようとする恐怖と戦わねばならなくて、時々竹ボウキでそいつをビシバシ叩いていたのだけど、ある日鎖をひきちぎってどこかに逃亡していたので、そのときは心底ほっとした。

あ、どうでもいい話でしたね… あー一人暮らしは退屈なので猫かウサギでも飼いたいっスよ…