heartbreaking.

中年の末路とその記録

進む未婚化と高齢化と配偶者控除と俺も本を出したいというぼやきなどいつも通りテキトーに語る。

道路脇に勢いよく生えている草の生命力を凝視していることが多い。信号が青にならなければ俺はずっと草を見ていた。

顔を整形して別人になりたい… 自分が嫌になってしまった。犯罪者のような気分だった。監視カメラに映し出された犯人たちの姿が次々と頭の中を横切っていった。顔面を変えることで今まで関わったすべての人たちとの間に出来上がってしまった「俺像」をすべて、俺の中では「なかったことに」したい。会社から原付で帰宅中、信号待ちをしながらそんなことを思っていた。整形は究極系になると、誰にどう思われたいとかじゃなく自分自身との戦い… 心で戦うのはもう無理だってわかったからさ… 勇気のない人たちは、髪を染めたり化粧を一生懸命したりカラコン入れたりするんだろうけど、俺はもうそんなんじゃ誤魔化しきれないところまで追い詰められてしまった…

f:id:kuroihikari:20150905013447j:plain

2015年の最新情報がまだないようですが、日本の男性の2割以上と、女性の1割以上生涯未婚のようです。この結果を見て独身者が勇気付けられるとは到底思えない。少なすぎる… これを見て多いと感じた人はネガティヴな人ではない(いや別にそれでいいんじゃないか)。
今後も右肩上がりに未婚率が上がってゆくから婚活大事ですよ!…みたいな婚活サービスの思惑にハメられてよいのかどうか… JCもJKも若者も中年だって出会い系でパコパコしてるんだろうから(ちなみに俺はオフパコという言葉は嫌いというか苦手)、それで子供ができたら当然結婚となるわけで(そういうの、とても嫌な感じなのだが…)、だからどこかで頭打ちして数値は変わらなくなるんじゃないかって可能性もある。

f:id:kuroihikari:20150905013448j:plain

出会い系などを通じてあまりにも簡単にサクッとセックスできてしまう時代なので…、その結果としての子供が出来なければわざわざ結婚しなくてもイイんじゃないか的な人が増えてしまったんじゃないか。無駄を斬り捨てる考えの人が増えただけなのか、とにかく人間自体は昔に比べてスマートに格好よく進化してるんじゃないかと思った。

日本の人口と高齢化率
2014年 1億2708万人 高齢化率 25.97%
2060年 8674万人 高齢化率 39.09% (今から45年後)

45年後の日本がどんな風景なのか、想像つきますか。

たとえば今年、産まれたばかりの誰かの赤子が45年後に中年になったときの「(日本の)一般的な風景」を精一杯想像してみる。家から一歩出れば周りは高齢者だらけ。致し方ないのだけど、老人は動きが遅い。スーパーのレジでモタついてる老人を見てイライラしたことはありませんか。実際自分が老人になってしまえばそのスピードが自分にとっての当たり前に変わってしまうのだろう… 45年後の日本は、イライラする社会になること間違いなしです。45年後には「老人が働くことが推奨される社会」になっているはずですから今の中年たちが留意しなければならないことは、とにかく健康を維持することであり、健康でさえあれば動きの遅さで多少若者をイライラさせようともいつまでも働き続けることが可能。

45年後の老人たちは全員俺と同じ世代だから、ネットもゲームも漫画も詳しくて、考え方だけは若いので、動作が遅い点を除いては、意外とイケてるんじゃないかとか、そういうの希望。

そこで数少ない若者たちは老人と戦うのか、それとも協調する道を選ぶのか。45年後のネットの世界で、増えすぎた高齢者と、ごく少ない若者とが意見を戦わせることになるのか。

2060年になると俺は83歳です。節くれだった指先で、震えながら「はてなブログ(の、さらなる進化を遂げている状態のものを)」を使用しながら文章打っているだろうか。つーかkindleで俺もサクッと本出したい。売れるか売れないかより何かしら行動起こしたいというか… もうブロガーならば誰でもかれでも本出してるじゃないか、出遅れまくってるゾ。
や、英語の勉強を進めるのが先か。英語が出来れば日本がヤバくなったとき海外へだって逃げられる… かもしれない。いや文化の違いもあるし今はテロも怖いし、言葉だけでどうにかなるってもんじゃないけど、そうした選択もできる自分になっておくことは結構重要なんじゃないかと思った。

プーチンが中国と共に日本を牽制しはじめたり、北方領土への進行にいよいよ本気出し始めたことに対してイライラしてしまうのは「愛国心」なのでしょうか。ですがこの「愛国心」を持てるのも日本がまだ平和だからに過ぎません。現にヨーロッパへ流れ込む移民騒動では、祖国から脱出する人々に愛国心なんてものはどうでもよい話で、日本が駄目になれば自分もきっとそうなるだろうと思います。ドイツをくれ!と言って列車に居座る移民たちのように、私はアメリカをくれと言いながら飛行場に居座ってるのかもしれません(テキトーすぎる)。

そう考えるなら非正規雇用を選択しながら、のらくら生きて保険料を払わないというのもアリかもしれない。少ない給料なのになんでこんなに保険料もろもろ引かれるんだろうな… シングルマザーって子供が成人するまで医療負担免除だっけ、ウラヤマシイ… さらに、そろそろ年収130万の壁問題をどうにかして、税金払わずに第三号被保険者として保険料負担を免れるシステムどうにかしたほうがイイんじゃね?と思ってたらスデに政府は動き始めているようで安心した。

政府は専業主婦らがいる世帯の所得税を軽くする配偶者控除を2017年にも見直す検討に入った。配偶者控除を意識して女性が就労時間を抑えるケースが目立つため、働きやすい制度に改めて共働きの子育て世帯を後押しする。
「夫婦控除」で妻の働き方が変わる!103万の壁?130万の壁?

共働きの子育て世帯ばかり優遇するのはチョットそれは子供いない夫婦への差別じゃないのか問題はあるんだけど、主婦たちは本当は働きたいのです思いきり。しかし130万以内に収めれば税金を払わなくてよいという抜け道が存在する限り思いきり働けば損をするという考え方に縛られてしまうのです。あと、そういうズルをする人もいるのねって薄っすらと頭に思ってしまう世の中を変えていって不公平感を無くしていくのも大事かな、結局それが皆のためになる。子供のいない安倍さんならそれが出来ると信じている。とかってところで終わる。