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中年の末路とその記録

1日の平均アクセス数の最新データがない現状を楽観視しないほうがいい

ブログのアクセス数は人それぞれですが、出来れば多く読んでもらいたいものです。

ブックマーク数の多い記事ばかり読んでも、既存の有名人の偏った思考や、承認欲求を満たしてやるための養分の一つに変えられるだけで、自分のアクセスは増えないです。自分が興味を持ってもらえることをしなければ、人に興味を持つだけでは何も変わらない、無個性のままで終わってしまうので、人の心を抉り取るような記事を打つか、恋をさせるか、何かしないとアクセス数が増えなくてやがて飽きてしまうと思います。

誰か尊敬できる人はいますか?私は、尊敬する人に興味を持ってもらうという大目標のために、ブログを続けてきましたが、その目標は達成しています。ですが、もうその人はネット上にはいません。何事においても、尊敬できる人を持つということは、継続するために大事だと思います。

承認欲求を満たすため、あるいは金のために有益な記事を書いているのは、すでに充分すぎるアクセスを得ている人達で、その人たちには立派なステージが常に用意されています。そうした人たちの養分になることを選びますか? 新着エントリーで色んな人の記事を読んだほうが、色とりどりの感性に触れることが出来るので楽しいと思いますが。

なんの人脈もないところからスタートした人が(オフ会にも参加せずに)、どんなに頑張っても報われなくて困っている様子を知りたいです。

失敗している人の話を聞いたほうが、多くヒントを得られる気がするので。自分により近い人の意見を必要としている。だから、アクセス桁違いの人のレクチャーは受けない。

これ見ると1日の平均アクセス数の最新データが2013年しかないのですが、はてなブックマークで日々連携している人は当然この頃より増えているでしょうから、参考にならないです。皆さんもっと多くのアクセス数を稼いでいることでしょう。ですから、こんなグラフを見て、自分は上位何パーセントだと安堵していると、仲間内でブックマークで頻繁につるんでアクセス数を増やしたり、記事内に検索に反映されやすいワードをしょっちゅう入れまくる人によって自分の記事が押しのけられてしまう。そろそろ最新データが欲しいところです。

というわけで、誠に微力なのですが私のツイッターで、今どのくらいの1日の平均アクセス数なのかをアンケート取っているところです。

有意義な情報や、誰も知らないような新しい情報を提供するのは至難の業です。せいぜい旅行や食についてを語る位でしょうが、それは大勢がやっていることですし、見せるセンスが問われます(私にはないです)。

目立つところにしょっちゅう顔を出してくる人は、そのウェブサービスに知り合いがいるのでしょうか。株主になっているのでしょうか。あくまで推測の域を出ないので、私の嫉妬で事実が歪んで見えているだけでしょうか。ですが、人間ですから好き嫌いだけの感情で優劣を決めてしまうこともあるだろうと思います。

現に私は、そうした目立つところにしょっちゅう出てくる人には興味を持っておりません。自分がそうした人よりもアクセス数が少ないことによる嫉妬もあります。それは私に限らず、努力し続けても自分が報われたと感じられない現状の中、ブログを続ける人に共通することではないでしょうか。

確かに目立つ人は私よりも素晴らしいことを書いているのだろうと思います。ですが、本当に不思議なことなのですが、私はその人たちに興味がないですし、面白いと思ったこともないのです。

私は2005年1月からブログ活動を続けていますが、当時は、コメント欄に、個人ブログのURLを残してゆく輩が多くいました。

そしてそれは今も昔も変わりはないと思っています。アクセス数を増やすためにてっとり早いのは、貴方のブログ読みました。だから私のブログも読んでください。と交流を増やしていって、お礼を貰い続けることなんでしょうけど、私はそういうのは苦手です。

交流上手で、根回しの上手な人がネット上で目立つことになり、そうした人の私腹を肥やす養分となるために、貴重な時間を献上する個性を捨てた人々がいる。そして承認欲求のおばけみたいな連中が指を動かすだけで金儲けをする。

リアルを生きることに必死で、ネットどころではない人は、ネットで曖昧な情報を流してGoogle検索結果を汚染する人には興味を持たないどころか、暇人が騒いでると思うだけかもしれません(私も役に立たない情報でご迷惑をおかけしているかもしれません)。

そういうわけで、ただの日記ブログの私などはますます需要はないと思います。

ブログ活動を続けるなら、一個でもいいので曲げてはならない筋を通すことが大事かなと思ってます。私は、無駄な付き合いや、情けや、与え合う約束で読んでくれるような、そんなお情けもらってアクセス増やすくらいなら、むしろないほうがいい。

アクセスは続けていれば確かに増えてきます。それも誰かの二番煎じな記事では、Google検索の1ページ目には表示されませんから、個性が必要です。私もいくつかの過去記事は1ページ目に表示されていて、その記事によって日々のアクセス数が安定している状況です。

現在、ブックマーク活動をほとんどしていません。実は私にとってはあまり意味がないからです。私は気に入った記事は、ローカル保存です。そうすれば、その人のブログが消えた後でもいつでも読むことが出来る。

そのブログがいつまでもあると思っていても、それは誰にもわからないです。ブログが消えてしまえばブックマークしていても、その記事はもう読めません。

私はブログ活動を開始した2005年1月以降の、自分に対する言及記事を含め、気になるブロガーの記事はローカル保存してあります。

今は活動を辞めた方の記事も読むことが出来ます。たまにはコーヒーでも飲みつつ、そうした過去を振り返ってみるのも良いものです。

たとえば、noon75さんの過去記事とか……
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ekkenさんの過去記事は今読んでも、まるで近くにいて私に話しかけてきてるような気分になる。
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この12年ほどの間に、様々な人と出会い、別れ、ここまでブログを続けてきました。サヨナラも言わずに、自然と、やがて離れてしまうのがブログの繋がりだと知った。

アクセス数について語るのに、自分のアクセス数を見せないのもどうかと思ったので最近の私のブログはこんな感じですが、ネガティヴな内容かつ、平凡な日常が多いので、あまり変化はありません。ほとんどは検索来訪者となっています。その人たちに本当に読んでいただけているかどうかはわからないです。ブクマがあまりつかなくても大勢の固定読者がいて尚且つアクセスの変動の少ない人、あるいはアクセス数は少なくとも誠実に活動を続けている人を尊敬しています。私もそうありたいと願いながら今日も嘘を吐かないブログ運営を続けています。
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