heartbreaking.

中年の末路とその記録

軽く浮気することで、今カレがどれだけ自分を大事にしてくれているかに気付いて反省している

昨日までのことは忘れてくれないですかね。

一刻も早く会わねばならない気がして実際会ってみましたが、勿論、何もしていないです。話をしただけで、手も握っていないし、それ以上のこともする気配すらお互い見せませんでした。

結論として、今カレが一番であるということに気付いた。

元極道で、刑務所に長い期間いたにも関わらず、今カレを超える男はこの世にいないことに気付いた。

一時でも心で浮気した自分を反省し、布団の中で寝付けず涙を流していました。

ごめん。純粋な愛の中に居続けていて、気付けずにいた。どれだけ自分が大事にされているかということに。

というわけで今カレの良いところを一つ一つ思い起こしていました。だから眠れなかったのもある。

「俺みたいな男いないぞ?」と彼が自信満々に言う理由がようやく理解できた。

 以下、今カレの凄いところを列挙する……

外食に行くと必ず彼女をエスコートし、メニューが目の前に出てくると箸を先に彼女の分を手に取り「はい」と渡してから自分の箸を取りようやく食べ始める。

マックで二人分買ったときも、サッと袋の中からすべて取り出しそれを綺麗に並べて、彼女の分のストローまで刺して「はい」と手渡してから自分もようやく食べ始める。

どんな時も彼女のことを優先させ、自分はその後に手を付ける。

彼女に一度も財布を出させないで必ず自分が全て払う(けして彼も裕福ではない)。

コンビニに寄ると自分の分だけでなく彼女の煙草も買うが、それと同時に「吸い過ぎは体によくないからほどほどにな」と気遣いも見せる。

スーパーに寄ると、何でも買えよと言う。

彼女が遠慮している様子を見て、「何か甘いもの(ケーキ等)が食いたいんじゃないのか?」「遠慮するなよ」と彼女がお金のことで悩まずに楽しく過ごせるようさり気なく助け船も出す。

彼女の部屋からなくなりかけている日用品まで細かく気付き、それを補充するために定期的に買い続けて、さり気なく彼女の生活をサポートする。

彼女の部屋に入ると、部屋を汚してはならないと思い靴下を新しいものにすぐに履き替える。

愛を言葉で伝えることを一度も欠かしたことがなく、彼女が「私おばさんだから」と言えば秒速で「〇〇はおばさんなんかじゃないよ」と優しくフォローすることを一度たりとも怠らない。

「かわいい」と彼女を常に褒めることを欠かさず、「(このボディラインは)ほんと奇跡だな」「太っていても可愛いけど、痩せていてもどっちでも俺は〇〇が好きだ」等の大げさすぎる表現で彼女に自信を持たせる。

セックス中は彼女が面倒くさがることを強要せず、窒息するんじゃないかというほど長い時間をかけて彼女の体中に舌を這わせ「好きだ!」という熱い想いを伝える。

セックスが終わると必ず「気持ちよかったよ」「お前もよかったか?」と素直に気持ちを伝えることを一度も欠かしたことがない。

彼女が部屋を掃除しなかったり少々だらけていてもけしてそれを責めることをしない。

他にも色々あるんですけど……とにかく今カレが凄いというか完璧すぎて怖いほどです。それほど私のことを大事に想っていて、私の幸せを願ってくれているのです。

「会社で他にいい人が出来たり、俺に飽きたらいつでもそっちに行けよ」と昨日、今カレが言ったのは、私の心を見透かしているからなのか……

だけど、今回、気になる人と会ってみることで、今カレの完璧さに気付いた。

これは当たり前のことではないな、自分は奇跡を掴んでいたのだな。

今後はもっと彼氏を大事にできるような気がしている。今後も気になる人がいたら会ってみるかもですが、その度に私は今カレの凄さに気付くだろうと思います。今日は寝れるでしょうか……つらいです。自分が最悪だと思ったのは久々です。