heartbreaking.

中年の末路とその記録

ブロガーの死を、亡くなった本人や親族の了承なく勝手に記事にして扱ってよいものだろうか

サッカー観てたら、Hagexさんが(?)多分お亡くなりになったらしい情報を得た。そこで、悲しいかと言われれば……逢ったこともないネットの有名人であるだけなので、嗚呼そうなのかと思うだけで。仮にこの有名ブロガーがお亡くなりになったとしても、俺は普段通りなんの変哲もなく生活しているので、本当に、知らなくていい情報であった。

hagexさん以外考えられない。 - はてこはときどき外に出る

人の死を、上記のブロガーのように、多分お亡くなりになった本人やご親族の了承なく勝手に記事に載せていいのかという問題があるような気がする。病死であるか、死因については漠然としたままならまだしも、殺されたということなので、そこは警察に任すことにして、余計な首は突っ込まないほうがいいような気が……

人の死を、いち早く現場からスクープしてしまう行動が病的というか、いささか問題があるような……

人の死にはもっと慎重であってほしい。相手のことを本当に考えるのなら、記事に出す前に、まずご親族の方に逢うことでその衝動を抑えて、それでもどうしても誰かに伝えたい、そうしなければならないと思うのなら、ブログで記事にして不特定多数に知らせるのではなく、親しいブロガー間で情報交換した上で、自分に出来ることはなにかと考えたら、それはやはり心を痛めているご親族の方への思いやりを持つことではないかと思う。

俺ならどうするかな……と考えてみた。流石に人の死を勝手に記事に扱うことについてはもっと慎重に時間をおいて考えるか、ご親族の了承を得られないのであれば自分はなにもしないでおこう、となる。別に自分が情報の一番手でなくても構わないので、その人のブログの更新が長期間止まっているのを確認した上で、死因などは伝えずに自分がこれまでその人にお世話になってきたことに関する感情面を伝えてゆくに留めるかな。

その殺された有名ブロガーのネット上の行動によっては特に、残された身内に危険が及ばないとも限らない。ネット上の発言は一度出したらしばらく消えることはないので、お亡くなりになった本人がもはやどうすることもできない状況下で、ご親族の方にこれまでの発言に対する責任の清算やご迷惑がかかってくるということは避けねばならない。

もし自分が死後に同じことを、他のブロガーなどに記事にされることで、ニュースに出ている実名と紐づけられてしまったらどう思うか。まず第一に、残した親に迷惑がかからないかと心配するし、そうなるのであれば、俺の情報は永遠に隠蔽し、ネット上の人格とリアルの情報(本名、仕事内容など)は切り離した状態のままであるほうがよほど安心して死んでいられる。

お亡くなりになったその有名ブロガーは、他のブロガーに自分の死を記事にされて大勢に広められることを望んでいたのだろうかどうだろうかわからないが、実名とネット人格が本人が望まざる不特定多数に死後に連結されて知らされてしまった……という、これまで他人をスクープしてきた本人が最後に壮絶な痛みと苦しみをネタとして他のブロガーに提供してしまったのは、これほど憎々しい、許しがたい裏切り行為があるだろうか。

はてな運営はこのように人の死を勝手にスクープする記事を出してしまった人自身を削除する必要があるのではないだろうかと俺は思ったりする。こういう人は今後もこういうことを繰り返すかもしれない。

それと同時に昨今多い、ブロガー共が開催する各種セミナーなどや、公にしているオフ会なども、はてな運営が規制してゆかなければ、ブログサービス自体の存続が危ぶまれるのではないかと思ったりもする。

オフ会などは俺は大勢とは行ったことがないのだが、人数が増えれば増えるほど情報が漏れやすくなる。自分のアンチが多かったり、過去にネット上で論争となった相手の本気度が高いほどに怨みは続き、いつセミナーやオフ会から出てきたところを待ち伏せされて刺されるかわからない。

だいたいネットをするような人間は、おかしな人間しか揃っていない。だから俺は大勢のオフ会などには興味がないというか、ネットにやや比重を置きがちな人間てのはどこか頭がおかしいのであんまり深くは関わりたくない。例えば女性ブロガーの主催するオフ会に参加する男ってのも大抵アタマおかしいですよ。そんなことしなくても、マトモな男ならリアルで納得しているはずです。サッカー観てただけなんで、ただ思ったことを打ちこんだだけですが、今後目立つブロガーが殺されないことをただ願うばかりです。