heartbreaking.

中年の末路とその記録

子供を持つことを心の底では望んでいたのに、いないまま高齢化した影響で、情報を得ることも困難になってきた

死にたい気分にさせてくるのは、いつも人の家庭の放つ光で、すべてが遅すぎるのだと諦める中で性欲も衰えてきます。家庭を持つ人達も色々大変なのでしょうが、その苦労をしてみたかったと思うことはあります。独り身で生きる人間にとっては、そのすべてが輝いて見えてます。それはもう、つらいです……

なるべく家族連れを見たくなくて、子供の声も聞きたくない。仕事の休憩時間や、仕事中でも事あるごとに家庭の愚痴あるいは自慢話をする人々に心を傷付けられる度に、何度も死のうと思ったことはある。

そういう悲しい気分になりたくないので、今は夜勤を選んでます。それで完全に防げるものでもありませんし、多少はそういう話を被弾することもありますが、昼間働くのと、夜働くのでは全然違います。今後もし私のいる部署に子持ちの主婦が後輩として入ったなら翌日から会社を辞めます……

自分の精神をこれ以上痛めつけないように、環境を選んで生きてゆくことは大事だと思っている。関わる人の背景や質が、自分にとっては問題となり悩みとなり、それで自分のほうが病んでしまっては、この人生を無駄にしてしまうので。

こんな人生もう嫌だと思ってベランダの戸をガラガラッと開けて飛び降りたとして、何が解決するとも思えない。

ちなみに現在の借金額はトータル230万くらいです。自分の給料と見合っていないし、時給で働く身分では当分完済の見込みは付かないです。その借金がいつも根底にある上で、幸せを掴むための選択肢を遠ざけてゆくので、結局同じ場所から動けないでいる。

今は、本当に、自分がなにをやっているのかわからないような日々なのです。上手くいかない……特に子供の問題は。相手がそれを望まない以上、こっちはどうすることもできない。それ以前に、自分に金が無い状態であると、じゃあお前子供が出来た後は国か相手に依存する気満々なのかという話で、格好悪いだけでなく、人としてあまりにも堕落していますから。もう完全に詰んだようになりますね。

性格も治らない。治したいと思っていたけど、人にあまり強く言えないので、そのストレスを感じるほど煙草の本数は増えてゆく。

ストレスが溜まるから不摂生をしすぎてしまうこともある。だから麻生さんのように不摂生をする人を責めるのは、結果を見て物事を単純にしすぎている。

子供がいないままでそれでいいのかとか、それ以前に金のないことも含めて考えるのが鬱なので、ほぼゲームに逃げてますが。

40年以上生きても、自分がなんのためにいるのかがまったくわからない。昆虫や魚などは一応子孫を残すために、ほぼそれだけのために必死で生きていますわな。私はそういう映像をナショジオなどで観る度に、なんとなく虚しくなります。まあでもその昆虫とか魚などの中にも子孫を残せなくてただ自分が生きてるだけのようなやつもいるんでしょうな。そういうのに自分はなろうとしているわけで、今の時代は子供のいない女性にある程度は寛容なのでしょうが、昔なら石女と言われてたのでしょうし、あえて口にしなくても、会社の同僚や先輩や上司などは何処に行ってもきっと子供のいない女を心の中では、子孫を残すという観点においては劣化装置だと見做しているのかもしれませんしね。心の中は残酷なのですよ……だからその中で本当に自分を人として愛してくれる人を見つけ出すことは尚更難しいです。そして政治家達は三人以上産んだら優遇するとか、子供のいない女を間接的に差別している言動をけしてやめないのでしょうな。自分が何かを手に入れられないと悟った瞬間から、ありとあらゆる映像が、言葉が、時に歌が、この精神を傷付けてゆくようになる。だから私はテレビは消音にしたりチャンネル変える機会が異常に多く、子供を産んでも頑張ってますキャラの、きゃりーぱみゅぱみゅなどは嫌いというか苦手としている。安室奈美恵も嫌いだ。孫のいることのわかるジジイやババアの出てくるコマーシャル等もすべて却下で、お前ら子供を作ることだけに飽き足らず孫まで楽しんだのかよ、穢れきった魂は滅びてさっさとそのおしゃべりな口を噤めとばかりに憎々しく忌々しい気分でチャンネル変えてるが。私が好きなのは、猫とか犬とかの動物だけだが、でもハムスターの交尾でハムスターの子供がじゃらじゃら産まれてるようつべ映像とかは勘弁。結局何が観れるんだよって話なんだ。

そんな感じで、自分の観れる世界が狭まってきている昨今ですが、とりあえず仕事をしていると気が紛れる。で、疲れている頭で毎回同じコースを車で走っていると、自分が運転していることに疑問を持ち始め、やがて存在していることが嘘のようで本当にこの道路を走っているのかがわからなくなることが何度かあるので、あーこれは大分疲れていて魂が体を勝手に抜け出そうとしているのか、いや、まあ、いるんだろうなあ自分、ここに……と思いつつ、転々と続く照明灯の光の間を走っている3分にも満たない、自分の存在とこの世界との干渉を違和感を持つ時間だった。何次元も存在するならこの次元は、(自分が)いない次元なのかもしれないとも思った。この人生を信じられないのではなくて、多分信じたくないんだろうな。時給で働くだけの、子供もいないし家庭も持たないでただただ一人で生きているために必死になって肉体労働しているだけの自分が!これは今一度このレールを走っている自分を見直すべきではないのかという、自分からの警告だったのか。でも遅いんだよ、もっと早く教えてくれなかったかな。そういう意味では私の成長に疎かった親まで恨まざるを得なくなるところで負の思考を停止させる。

ゲームは好きだけど、それをして一体なんになる。いや、とにかくゲームをしている時は無心に、そのゲームの中の一部となるしかない。嗚呼、私が欲しいのは、人並みの、子供を持つ温かい家庭なんだ。金があるなら養子をもらってもいいが、それも無理だろう。私はきっとこういう設定で生きている人物なんだろうから。だってそうとしか思えない。将来、猫を飼おう……