heartbreaking.

中年の末路とその記録

光と闇

散々人を攻撃してきた俺が、最近ブログでは急にポジティヴなことを言いはじめたのでヘンだと思っていないか。

いままでおかしかったやつが急にポジティヴになりはじめるのは危険信号だと思ったよ。本心を吐けば自分を異常者だと扱い始めるに違いない、こんな世界の中で何億回心の中で吼えてもこの命がまるで小動物のように悲しみに満ちるだけでこんなにしてまで生きていたいのかと悲しくなる……ネットで検索するのはネガティヴなことばかりで俺より不幸な話が生きるエネルギーになるが、その逆を発見すると怒りで頭のてっぺんから内臓が飛び出しそうになる……外に出て光の剣でこの胸をグサリと突きさされるたび残酷な想像は日に日にリアリティを増してゆく。俺はいつまで傷付けられ、そして誰かを傷付けずに我慢していられる。絶望の底に手の平がべったり付いている。この底から呻く声がし続けているがそれらは全部自分の声でノイローゼになる。昨日も今日も無関係な誰かの光を浴びせられ、この闇はズタボロにされ最後の逃げ場すら奪われようとしている。自分がいつか人を殺してしまうのではないかという恐怖で体中が凍り付いて動けずにいる。自分と自分を傷付ける見知らぬ誰かが泣き叫んでいる想像と快楽が揺らめいている、そこへ行くんだ……想像がだんだん酷く、重くなっている。氷のように冷たい残酷さで、燃え盛る炎のように激しい衝動で、想像と現実の境界線を打ち砕くんだ「もう、苦しまなくていい」考えるまでもなくそうしたい、怒り、絶望、嫉妬、憎悪、なにがなんだかわからないままにそこのゴールに飛び込むんだ……傷付けてくることをやめようとしないすべての畜生共と、この世界を破壊する力がもし手に入るならそのすべてを踏み潰し、いますぐ終わりにしてやりたいのに。

ポジティヴに変わろうと努力ならしてきた。だけど裏切られるのは一瞬で、どうにも鬱陶しい奴が多すぎる。だがな、気にいらなければ何処へだって行ける。

自分をとんでもない化け物に変えてしまう前に、諦めたふりをするのが上手くなれただけなんだ。ポジティヴなことを言えば、自分を誤魔化したように生きていられる。だがもうこれ以上の光は耐えられそうにない、表面のこの皮を突き破ってしまいそうだ。

俺はここまで必死に生きてきた。誰だって苦しんでいるとかどうでもいい、この世界の中で一番苦しいのは俺なんだ。そう思わないと生きてゆけないだろうが。お前らもそう思え、誰がどうとか関係ない、一番苦しいのは俺なんだと、お前らの苦しみなんて俺の苦しみに比べれば小さい小さい取るに足らない糞みたいなものなんだと、心の中でいつも思いきり叫べ、ありったけ叫べ、なんのノイズもこの心の中に寄せ付けないように、誰かの痛みを本当に受け入れたらもう終わりだ、そんなものは己をただ弱くさせるだけだ、認めたら負けなんだ。

なにが俺をこんな化け物にさせてしまったんだ。子連れの主婦を見る度、心が血を吐く。悔しさと絶望のあまり精神が潰れてしまいそうだ。脳内のすべての物質が頭蓋骨をぶち破ってしまいそうだ。世界が自分とその光を放つものを結ぶ線以外すべての機能を停止する中で究極の選択を迫られている。そして機能しているのはその光を捕えている両目だけになる。

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