heartbreaking.

中年の末路とその記録

そんなのは、一掴みの人間だけだよ

金は天下の回り物じゃないが、金なんてのは有っても無いのと同じようなもんだ。いくら貯めても、無くなるときはガバッと無くなるもんさ。保険のきかない病気とかいくらでも落とし穴は、ある。

あーあ、親の財産… か。有る奴はうらやましいけど、骨肉の争いになるのは嫌だな。…… 結局、金が有る奴はいくらでもあるのさ。美空ひばりの甥とか羨ましいねえ。それが悪いとは言わねえけど、世の中めちゃくちゃラッキーな奴も居るもんだぜ。

逆に貧乏人はどんなにあがいても、一生のうちに手に出来る金は所詮知れてるのさ。

じゃあいっそ借金しちゃえばいいじゃない。この便利なご時世せっかく生きてるんだから、利用できるもんは何でも利用して地上すれすれを飛びながら今をスリル一杯に生きればいいじゃない。

明日死ぬかもしれねえし。殺されてるかもしれねえし。

人間なんて、お釈迦様の手のひらからいつ滑り落ちるかわからない。そんな些細な存在なのさ。人の命すら、他人にとっては大したことないアリンコを踏み潰した程度の感覚なのさ。誰かが死んだってTVのニュースで見ても、胸が痛くなるのは自分に近しい事情で亡くなった人が居たときだけだよ。

だからいちいち人の目なんて気にせずに。死ぬ間際に 「ああ、やるこたぁヤッた!!!悔いはねえッ!!!」 って死にたいもんだ。……ああ、俺はまだ悔いだらけだな。ヤルこと犯るか殺ったら悔いは無いだろうなあ。

goo blog funamushi2 - 2005-07-04 03:40:40 コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )