heartbreaking.

中年の末路とその記録

読書が出来ない…

本を読むときは、視線が上から下へと移動する。この上から下へ移動する視点の移動方法がどうにも苦しい。

ネットで左から右への視点の移動方法にどっぷり慣れ親しんでしまった影響なのか…。 今日はわずか数ページ読んだだけで吐き気がしてきたので本を閉じた。

さらに俺は、自分が特殊な体験をしているためなのか、作者の自分語りを読むのがどうにも耐えられない。俺は自我が人一倍強く、他人に何か言われても「じゃあ俺と同じ体験をしてみるか?幼児期に性的虐待受けてお前のような弱っちい人間が… 俺のように生きていられるのか?」と監禁して問い詰めたくなるからだ。俺は、全ての男女を憎み・見下しながら生きている。

読書をする時間は拷問のように感じられた。無理をして読書をするのはやめよう。俺は馬鹿のままでもいい。これ以上無理するな。俺はこのままでいいんだ。野心を持つのも良いだろうけど、自分が落ち着くべきところに落ち着いて納得していなければならない。読書をしていると、思うまま我侭に抱き合える男女の話や不倫の話など、目を背けたくなる話が溢れている。お前ら誰一人として、俺の孤独など解りようがない。

goo blog funamushi2 - 2006-11-05 13:02:30 コメント ( 2 ) | Trackback ( 1 )

コメント

本はお話だけではないですよ (しんかいぎょ)
2006-11-05 23:27:04
学術書とか、読んでみたらどうでしょうか。パラドックスの話とか、美術概論とか。俺はまだ一冊として読破したことは無いですけど。
でも誰だったかの何とかって言う桜についての本は面白かったなぁ(やっぱり途中までしか読んでないけど)。いやほんと、学術書も悪くないですよ、暇さえあれば。
浅井健一の受け売りですけど、自分を高めていかなくちゃいけない、自分脳味噌のまだ触れられていない場所を刺激しなければいけない、ということです。hashigotanの場合はあまりにも強すぎる憎しみに負けているから、俺は不真面目な人間とか言ってないで何か無理せずに読める本でも探してみてはいかがでしょう。
でもhashigotan本人が書かれているように、あなたの孤独や憎しみは恵まれた環境にいる俺には結構昔の話とか読んだけど多分完全には分からないので、無神経な言葉になっていたなら謝ります。

しんかいぎょさん、こんばんは。 (hashigotan)
2006-11-06 00:07:31
確かに、俺がたまたま古本屋で選んだ本が問題あったのかもしれません。著者の自分語りが入ってるものを選んだので…、、
俺もこのままの貧弱な知識量のままで墓に入ったんじゃ、せっかく生きているのに勿体無いよなあとは感じています。
しんかいぎょさんは、きっと頭が良い人なんだろうなあ…。コメント読んだだけで解ります。でも俺みたいな人間に、こうして絶えず語りかけてきてくれる読者が居るってのは本当に嬉しいですし有難いです。
桜の本ですか… 桜の下には死体が埋まっているとか、そうゆうサスペンスものでしょうか?読む本をもっと吟味したいと思います。


ただいまコメントを受け付けていません。