heartbreaking.

中年の末路とその記録

宇宙を知りたい!と思う好奇心があればネットはもっと楽しくなる。

宇宙からも見えるギリシャの山火事

山火事の煙が海を越えてよその国まで到達してるんですけど…、、 リビアの人たちも、よその国で起きた山火事がまさか自分の国の温暖化の原因になってるなんて思わないでしょうね。

これは山火事ですから、まさに「対岸の火事」で済みますが… これが火山噴火だとしたらどうでしょうか。

そこで思い出したのが、江戸時代の「天明の大飢饉」です。

江戸時代、「天明の大飢饉(てんめいのだいききん)」で30万人以上が米を作れず餓死もしくは、間接的影響により疫病で死にました。

これは同年に、アイスランド(イギリスの近く) のラキ火山が噴火して「成層圏まで上昇した霧は → 地球の北半分を覆い → 地上に達する日射量を減少させ低温化を生起した」のが原因で、その影響が江戸時代の日本にまで及び、冷害で米が作れなくなったとの事。でも、それに江戸時代の日本人が気付くはずもないですが。

やはり人類は、戦争ではなく自然災害で滅びるのではないでしょうか…… いかなる軍事力を行使しようと、地球の内部爆発(火山噴火)は止められませんから。地球が暴れ出したら、人類はひたすら守りに入るしかない。シェルター作って特定地域で暮らすとか。

ところで今頃ですが、JSTバーチャル科学館|惑星の旅を見終わりました。やはり最大の注目点は火星でしょうか。

火星は現在は死の惑星ですが、「進化の速い火星は、進化の遅い地球の未来の姿」との事です。地球が死の惑星になる頃には、人類はとっくに宇宙に移住していると思いますが…

火星の表面にかつて存在した海水は、重力の不足により宇宙へ流出しましたが、それでも残りの海水は凍結し火星の地下に今も封印され眠り続けているそうです。火星の地下の水のある場所に生命が存在するかもしれない。どんな生命?大きいのか小さいのか、グロいのか、それともこんなの?興味ある。

大昔、火星から地球に飛んできた隕石が、火星の生命体を乗せたまま地球に落下していたとなると… 、地球人の祖先は大昔の火星人(もしくは火星の有機物)だった!となる。面白いなあ…

生きてる間に是非、「火星の地下に生命が存在するかどうか」の謎を解き明かしてほしいなあ。

火星以外にも地球外生命が存在する確立が高まっているらしい。木星の周囲をまわる「衛星エウロパ」 の地下に「広大な海」が存在する確立が高いとの事。その海が本当に確認されたなら、生命も存在しうる。
エウロパ発見当初は、2008年(来年)には地下に海があるかどうか調査できる予定だったらしい。でもNASAの予算不足で延期されたままとの事。それこそ早く調べるべきではないか?

エウロパに生物が存在する根拠が、地球に存在するチューブワームという生物らしい。詳しくは以下の記事がおすすめです。
『生命の星・エウロパ』(長沼 毅,NHKブックス)

地球人にとっては過酷で生存不可能な環境であっても、科学的根拠に基ずく条件さえ整っていれば生命は存在しうるという事です。
宇宙について興味を持つと、「ああなりたい、こうなりたい」っていう子供時代に抱いた純粋な好奇心で、ネットを楽しめるので、この「知りたい、宇宙の謎を知るまでは生きていたい」という探究心を養ってゆけばいいんじゃないかな。

追記: すでに火星の隕石に微生物は確認されているらしい。どんだけ無知なんだ俺orz

goo blog funamushi2 - 2007-09-03 05:30:19 コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )