heartbreaking.

中年の末路とその記録

介護を受ける側にも格差があるのではないだろうか

マルコさんに「君は小さい」と言われた。この言葉は一体何を意味しているのだろうか…

おそらく介護の職に就く者は一般職に就く者よりも高みにいると錯覚しているのだろうな。自分の職種に誇りを持つのは結構だが、介護に携わるからといって果たして本当に社会貢献できているのだろうか。

融通のきかない条件によって権利を奪われ、介護を充分に受けられない老人や障害者が存在する。これからますます介護は、ごく一部の選ばれた人だけが納得できるような形態へと条件が狭められてゆくんじゃないか。ろくにサービスも受けられないのに保険料を支払わされる老人や障害者がこれ以上増えるくらいならば、むしろ全員で老後は仲良く野たれ死んだほうがいいだろう。

介護を受ける側にも格差が生まれている、こんな状況で、与えられる人にしか与える事をしない職に従事する者が果たして本当に社会貢献できているのかどうか。介護の世界も予定調和的な場所へと収束してゆくんじゃないか。皆で皆を支えようという偽善の皮をかぶった、格差を助長する魔物がこの高齢化の日本の老人たちの背後に暗い影を落とし始めている。

説明不足だった為、これについて補足しました。

goo blog funamushi2 - 2007-09-19 02:09:20 コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )