heartbreaking.

中年の末路とその記録

薬のおかげで心は安定している

何か新しい役目を与えられたとき、俺に出来るんだろうか… とか悩むんだけど、今まで気負いすぎて失敗してきたので、首切られるまではやれるだけのことをやるだけだと割り切ることにした。

俺が今の職場で心がけていることは、当たり前のことばかりですが…

まず遅刻をしない。挨拶を笑顔で明るく元気に、誰にでも平等に接する。異性にばかり話しかけない、色気付かない、化粧は控えめにする。職場の中の人を好きになるように歩み寄りの心を養う(自然と表情にも「好き」の感情が顕れ、相手にもじわじわ伝わる)。自分にわずかでも責がある場合はぐだぐだ言い訳をしないで素直に謝罪する。注意してくれる人の存在はありがたいと思わねばならない。人を口で使う前に、自分が身をもって行動する。電話は三回なるまでにとる。

こんなの出来ないよ… などと逃げ腰にならないで、目の前の仕事ひとつひとつを「出来る」と信じて着実に片付けてゆく。何が最優先かよく考えて行動する。人から見えないところでも常に真面目に仕事をし続ける。いい加減なことをしない。最低限の報告は怠らない。

自分がこのポジションである程度、身が固まったときに、会社にとって本当に必要な存在となれているかどうか… いつまでたっても、うだつがあがらない存在ならばいっそ最初からそれなりのポジションに置いておいてくれ、などとつい先のことを考えすぎると足がすくみそうになるけれど。いやいや、大丈夫。そんなに期待されちゃいないさ、俺はやれるだけのことを誠意を持ってやるだけでいい…

幸い、心療内科でもらった薬のおかげで仕事はどのポジションに飛ばされても比較的安定した心持ちで挑めるようになりました。心の安定感って大事ですね、相手の顔色ばかり見て自分の有り様に自信なくす弱さみたいな… そうゆう弱点になる心の穴を、薬がうまく埋めてくれてるので。

朝と晩の二回、心療内科の薬を飲んでますが、休日の朝はつい飲み忘れてしまいます。せっかくの休日なのに妙にネガティヴだな… と。鬱鬱した気分でだらだら過ごしてると、薬を飲むという行動すら億劫になる。人間やっぱり働いてないと駄目だなと、一人の日曜日はつくづく実感するよ。

何でこんなに悩んでるかって、また事務職になるので… それで頭の中に霧がかかったようにぼんやりと、あれこれ不安を感じていたんですよ。いや将来的に考えると事務職に落ち着いたほうが安心だとは思うんですけどね、ただ俺は記憶力があまりよろしくないので…

俺は幼児期に虐待受けたから脳に傷があるんじゃないかとか、俺は記憶力が普通の人より悪くて、記憶力が勝負の事務的な仕事は向いてないんじゃないかとか…

いや、それは逃げ腰なだけで、実際は脳に傷なんかないのかもしれないけど。でも俺はいつも心の奥では、俺は幼児期に虐待受けて脳に傷があるから、だから一生懸命記憶しようとしても普通の人のようにはいかないんだ、って逃げ腰になってしまう。でも、やれるだけやるしかないんだ。俺が虐待受けてたなんてそんなこと、会社にとってはどうでもいいことなんだから。雑草のようにたくましく、前へ進むしかない。

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