三日前と同じ場所に子グモがいて壁のところをウロウロしていた。俺は換気扇もサランラップで包んで蝿が家の中に一匹たりとも入らないように完全にガードしてるから悪いけどお前のご飯はここにはないんだよ。朝日が差し込む部屋の白い壁紙の上に、ちょこんと薄茶色の子グモが居て、あー今この部屋には俺とこいつだけか… みたいな、そんな一人の朝も悪くないかな。目覚めたら隣に無精ひげボソボソ生やしたイイ男が居て… とかだったら、あ… あぁん、ってまんこ指で思いきり広げて、ほしい・ほしいよう入れてぇって媚び媚びの贅沢三昧な朝になるんだろうけど、あーあ… Ａさんのちんちん欲しい。
あの子宮をズンと押し上げて内臓まで突き破りそうなくらいの衝撃で、あぁ、あぁん、って声あげてるときが俺の人生の頂点だった。とかいうとチンコでかい男しか嫌なのかというと、そうでもなく、まんことクリをネチネチいじってくれる男なら誰でもいい。ヘンな病気さえ持ってなければ誰でも。
それこそ今度は、気持ちイイＳＥＸを覚えた俺が、童貞でお困りの誰かにこの感動を分けてやってもいいとさえ思えるようになった(何で上から目線なんだ)。貧乳って実はあんまし悩むほどの問題でもないんだなと気づいたけど、男のちんこの問題は意外とデカいんだなと気付きました。皆、いろいろ大変だね。
あー、童貞や処女を馬鹿にすんなよな、みんな最初は童貞や処女だったはずだろ… ただ一番初めにヤッた相手が上手かったかどうか・体の愛称がよかったかどうか・安心して心をゆだねられる相手だったのかそれとも怖くて逃げ出したい相手だったかどうか次第で、その後のＳＥＸに対する考え方は千差万別に分かれるわけで… 俺は幼児期に、大きな山に踏み潰されるような殺されるような恐怖を感じたから、自分の体を限界まで痛めつけて「俺は醜い」って、醜い肉体のせいにして現実のＳＥＸから無意識に逃げ続けて生きてきたのかもしれない。
一条さんら恋愛至上主義でのぼせてるやつらは最初の相手がヨかったんだろ。運がイイだけさ、別に早くにＳＥＸを覚えたやつが偉いわけではない勘違いするな。 …ふう。一生一人の味しか知らないままそれで満足して死んぢゃう人も居れば、嗚呼こんな気持ちよさもあったのかといろいろ味わって死ぬまで快楽だけを追求せずにいられない人生を送る人も居る。
実はあのあとＡさんからメールきたんだけど。「ちょっと今月は忙しいのと貧乏なのでいけそうにない」とだけ短いメールが… また会ってくれるという意味でしょうか。あー、とりあえず何か細っそーい線でつながってる感覚は得られました。あー、しぼんだＡさんのちんちんをつまんで「こんにちは」って挨拶したら、「女ってみんなソレやるね…」って、Ａさんはちょっと呆れたようにつぶやいた。あ、あれ？まだＡさんをひきずってるみたいだ。
攻殻機動隊のフチコマ好きが多いってことは、蜘蛛好きってこと？蜘蛛ってかわいいよね。ぴょんぴょん跳ねてさ…
俺は昆虫を容器に閉じ込めて観察するのが趣味なんだ。蜘蛛を捕獲してプラスチック容器に放り込んで殺したこともある。容器をシャカシャカと縦や横に激しく振って、蜘蛛のカラダがプラスチック容器の壁に当たるコンコンという音を「へへ…」とにやにや笑いながら眺めるのが好きだ。コンコン、コンコン、私は無表情で容器を振り続ける。
そして、手を止めて、容器の底でひっくり返ったまま動かなくなった蜘蛛をジッと観察する。全身打撲で死んだのかな。これくらいで死ぬのかな。いや、よく見ると、蜘蛛の足がゆらゆらと揺れている。まだ生きているようだ。
アリさんは、コンクリートの上で、鉛筆の背中で潰してもすぐに動き出すから、蜘蛛も動き出すに違いない。俺はＳなのか、Ｍなのか。心はＳで、体はＭに違いない… 何なんだこの記事。
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