heartbreaking.

中年の末路とその記録

俺を驚かせるほどの斬新かつ迫力あるバトル曲を聴かせてくれ!

ようやくFF12をクリアした。帝国を舞台とするだけあってストーリーが硬派で、忠誠心を核にして描かれる敵側の人間ドラマが、けして押し付けがましくなく、この心にググッと入り込んできた。

あと、シドの声優(山路和弘さんという方らしい)がいいなあと思いつつプレイしてると、旦那が隣にいて「ねえ、ハマザキって誰?」って何度もしつこく聞いてくるので、今イイとこなんだよ!と思いつつ「ハマザキじゃなくて、破魔石(はませき)です」と根気よく説明するのに、何度言っても旦那は「ねえねえ、ハマザキって?」と聞いてくるので、むおー!って感じだった。私がこの硬派なゲームの美しいムービーに酔いしれているときに邪魔をしないでほしいのだが、こうして呑気にゲームしてられるのも旦那のおかげなので・・・ せっかく良いムービーなのに要所要所のセリフを聞き逃してしまい大変残念でした。このゲーム結構、人間が生きる上での哲学的な言葉も多い。

旦那はドラクエ派なので、ファイナルファンタジーを楽しむ私を「ふーん」程度な目で見てるわけです。確かにファイナルファンタジーは、ドラクエとは違って主人公が勝手にしゃべるし、プレイヤーそっちのけでストーリーが進む感じで、自分が一緒に冒険してるんだ!っていうワクワク感はあまりなくて、ただ映像美を楽しんだり、ストーリーの中にある小さなサプライズに期待しながら進めるだけですが(だいたい予想できる範疇で、うおー!というほど驚く展開はあまりないが、映像が綺麗なので納得させられてしまう)。

ではバトルを単純に楽しみたいだけの人はドラクエをするべきなのかどうか。すぎやまこういちさんの音楽には、おー!と驚くほどの斬新さがもう見当たらない。私はバトル中はまず音楽を重視している。スーファミ時代のロマサガで伊藤賢治さんのバトル曲を初めて聴いたときは、戦う手もしばし休め、その素晴らしい音楽に聴き入ってしまうほど猛烈に感動した。あと、ゲーム自体は残念な出来だったようだけどアンリミテッドサガの通常バトル曲を初めて聴いたときも、なななんだこの流れるようなバイオリンの・・・ ゲーム至上いまだかつてない斬新さのバトル曲はぁっ!?と一気に魅了されてしまうほどだった。ちなみにアンリミテッドサガのサントラを手に入れてからは私の中で、伊藤賢治さんから、浮気して浜渦さん命!に変わるほどで、それほど神がかったサントラなのでした。何の話をしていたのか脱線してしまいましたが・・・

FF12の中ボスバトル曲もどれも似たような感じに聞こえるけど何パターンも用意されてる模様(・・・ゴメン適当なこと言った)。FF12は、フィールド曲のまま通常バトルが始まるためメリハリがない分、余計に中ボスバトルで荘厳なバトル曲が鳴りだすと「うおー!」と血が騒ぐ。ラスボスのあまりの迫力に、終始「うおー!すげー!うあーなんだこりゃ!すげー!」を繰り返してました。あ、おたくも?

FF12を最後までプレイして、やっぱり王道ゲームはイイなあと再確認できたので、今度は途中で放棄していたFF10をプレイ中です。ブリッツボールやんなきゃならねえの?とサブゲームがウザく感じて一度は諦めたけど、ブリッツボールを無視してひたすらストーリーを進めればいいのだ。

ただ主人公がバトル中にしゃべりまくりで(音声カットできない)ウザいので(つか俺もイイ歳こいてるので何だか気恥ずかしく感じられ・・・)、だっちゅうの!ポーズがちょっとピキッとくるがだんだん見慣れてきてむしろ愛着が沸いてきたルールーと、アーロンと、ユウナの三人だけを育ててます。主人公の性格は嫌いじゃないのに、声が・・・ 特にあの甲高い笑い声が癇に障る。○○ッス!のしゃべり方自体は面白くて好感持てるけど。

スフィア盤は今、アーロンにLv.2キースフィア使わせて主人公の領域の「ヘイスト」を覚えさせたところ。ルールーはもう少しでサンダガとか覚えそう。ユウナにもLv.2キースフィアでリュックの領域にある「盗む」「使う」を覚えさせた。ユウナはすばやさが31あるので、これで敵から盗みまくりでアイテムには困らなくなりそう。ここまでくるともうルールー・アーロン・ユウナで完璧じゃないっスか!

今日は土曜日でお休みなので、買い込んだポテチ食いながら思う存分ゲームして、だらだら過ごすぞー。