「くたばれ!専業主婦」(石原里紗 著) という本を読んだ。
専業主婦の女性は家の用事以外は何もする能力がない・外に出て稼ぐ能力もないくせに、偉そうにするな ・・・ということが言いたいようです。
だからといって謙虚にしていて、子供の躾もきちんとできてる専業主婦が偉いというわけではないですし、それは当たり前のことです。
働いてないのだから子供の躾くらいはできる。でもそれすらも出来ずに、キーキーとヒステリックにわめくことしか出来ない女性も多いです。スーパーでよく見かけます。子供も大概うるさいが、それを叱る親もうるさい。子供の前でしか偉そうにできないくせに、何を大口叩いてるんだ、と私などは思うのですが・・・
近くで子供をヒステリックに叱る女性が居ると、何だか私がその女性に怒られているような気分で、非常に不愉快になります。一日家にいるなら家の中で子供の躾を普段からきちんとしておけばいいだけの話です。
それと、家事は、働きながら空き時間に片手間でできます。それに全力投球(?)して一日の時間が終わってしまうなんて、この女どんだけドンくさいんだろうな・・・ って思われても仕方ないです。
そんな専業主婦の皆さんをてっとり早く見つけられる場所を著者がピックアップしてくれてます。
専業主婦がよく行く場所は、「公園」「平日に公共の場所で行う趣味講座」「平日昼間のデパート」「幼稚園の送迎バスの停留所」「町内会」などだそうです。今から一緒に、これから一緒に、殴りにいこうか〜(いやほんと、視界に入るたびに殴りたい気分で一杯です、いつも)
確かに公園には専業主婦が多いです。公園の日陰のベンチを何人かの専業主婦で占拠しています。たまに公園でくつろぎたいときに、座る場所もないのでは一般の方々に迷惑ですから本当にやめてもらいたいです。
昼間プラプラしていても、夜勤だったり、夜は飲み屋で働いてる主婦もいるでしょうから、見た目だけで「専業主婦」と決め付けてしまうのは失礼かもしれません。
でもそうやって大抵の女性は、家の用事もこなしながら何らかの仕事に従事しているわけです。外に働きに行くことで世の中の厳しさを学び、そうして社会人としての常識を身につけていくのです。何でもいいので、働けばいいと思います。
自分の子供をガミガミ怒ったり、旦那様に偉そうにふるまったりする前に、まず自分が社会に出て、誰かに怒られてみればいいと思います。外の世界はそんなに思い通りにいかないです。可愛いだけで、胸が大きいだけで、若いだけで、働きもせずにラクをして生きられると思ったら大間違いです。
あ、結局、本の紹介できてないですが、「くたばれ!専業主婦」の著者の石原里紗さん自身もかつては専業主婦だったそうです。何だ自分も専業主婦だったんじゃないか・・・ まあ別に私も今はそんなにヒーヒー働いてるわけじゃないし、旦那に世話になってるから専業主婦にどうこう言える立場でもないですが・・・
世の中、下を見ればキリがないですが、まったく働きもしないで何故か偉そうなだけの専業主婦を見ても私には何のメリットもないです。上を見れば、旦那と対等なくらい稼いで、かつ家事も完璧にやってのける主婦もいるのでしょうから、もう専業主婦という存在のことは考えないようにして過ごせたらどれだけ精神衛生上よいことでしょう・・・ いやでも、このご時世に本当に、働ける体があるのにまったく働かない専業主婦など存在するのでしょうか・・・