heartbreaking.

中年の末路とその記録

終わらない戦い

子供をゴミ箱に入れた両親の裁判結果が納得いかないのも無理はない。ああいう場所で本当のことを正しく伝える勇気をどれだけ持てるだろう。

本当のことを、正しく伝えることは、たとえ自分が間違っていなくても、とても勇気がいる…

私は従兄弟の一家にとりかこまれて「お前は嘘をついている」「そんなことは、なかった」と繰り返されるうちに、自分が幼稚園児のころに従兄弟に性的な虐待を受けていたことを、それ以上言えなくなった。

最後には「証拠がないだろう」証拠をみせてみろと詰め寄られ、「お前についた悪霊をとりのぞいてやる」と脅迫された。祖母にまで「なんとハレンチな」と忌み嫌われ、私は縁を切られた。

ハレンチなと言われても、幼稚園児の頃に私が監禁されて性的な虐待を受けていた真実を伝えるために、必要な言葉をこちらも言わざるを得なかっただけで、それを言わなければどうやって伝えたらいいのだ。祖母は一族の長男に面倒みてもらわなければならないから、三男の子供の私を切り捨てた。その一族の長男こそが、幼稚園児の私を監禁して、泣き叫ぶ私の足をつかんでひきずりまわして、本当なら大人がするようなことをやったのに、なんで私のほうが加害者のような眼で見てくるのだろう… おそらく私のほうが嘘をついていることにして、終わりにしたかったのだ… 加害者はそれで都合よく終わりにできても、被害者の私が抱える問題は終わらない。

私はもし自分に子供が産まれた場合、どうなるか不安だ。その原因を作った従兄弟には巨乳で若く可愛い嫁がいて、その嫁が娘を産んだ… 娘の名前は瑠奈というらしく、顔も見たことはないが、私は瑠奈に会えたら伝えたい。お前の父親は、幼稚園児の私を監禁して性的な暴行を加えた犯罪者なのだ。だから、何の罪もない幼稚園児を性的な対象としていたぶるような下種な人間の血を引き継いだお前は、それ以上その穢れた血を残すことなく、一人で死ぬべきなのだ。私が死んだ後も、加害者の血が残り続けることを許すわけにはいかない。生物としての戦いに負けることになるからだ。この命をかけてでも、それは阻止せねばならぬと考えている。