heartbreaking.

中年の末路とその記録

自分の居場所

出先から、どこに携帯かけても今日にかぎって誰も出てくれないし、メールに返信もない。そんな日は、ちょっとだけ不安になる…
まるで世界の中で自分だけがとりのこされたような気分だ… 世界の中で自分ひとりなんじゃないかっておもうほど、知らぬ間に携帯に依存していたんだな…

すべてが、自分とは関係のない、そしてこちらも興味ももたれない、どうでもいい存在ばかりで、ガラス越しに見える世界から与えられる「自分にはない…」無力感が、外に出ている間中、私を無気力にさせる…
すべてが自分を威嚇する目的で作られた、…なにか別の生物のように感じる。
そんな中でも、携帯を開けば、なんとかなるときが結構多い。時間をもてあますふりをして、実は悲しかったり・孤独にふるえているだけなんだ…

部屋に戻り、カーテンを閉め、暗闇の中で唯一「光」をともすモニターの光が、いまの自分の居場所だとしたら、この現実世界で自分に必要なものは脳と、キーを打つ指だけでいい…