最初に、これはフィクションですと言っておこうか。とりあえず…
スーパーでレジに並ぶとき、前の人がベビーカー押してるときは、そこは避けて別のレジに並ぶ(どんなに混んでいても…)
俺は朝と夜働くので、昼間にスーパーに行くのだが、やはりベビーカーを押してる若い女が多く、かなり明るめの茶髪(金髪?)で実にフザけた子供みたいな格好をしているな… だからあまりいい気分はしない。お願いだ… どこか、俺の目に入らないところに今すぐ消えてくれ、お前なんか見たくない。俺の嫌悪する対象が茶髪(金髪)の場合はかなり殺意を抱くな… その人たちはファッションで染めてるだけで、何も他人を威嚇するため・自分を強く見せるために染めてるわけじゃないんだろうけど(でも、いや、それはどうかな…) だが茶髪(金髪)だから相手をビビらせて「自分がどんなにフザけたことをしても殺されることはない」と思っているなら大間違いで、現に俺はお前を殺したいと思いながら、そっと… お前の後姿を見ているよ。いや… 突き刺すような目で見ていたかもしれない。何で俺を変質者のようにさせる… 嫌悪対象にしかならないようなフザケタやつらばかりなんだ。外に出て、俺の心が綺麗なままだった試しがない。必ずどこかで誰かに穢される。俺を癒すのは犬や猫、そして風に揺れる草花だけだ…
だんだん色んなことが気に入らなくなってきて、どんどん狭い自分になってくのを感じているが、原因は何だ?若い子連れの女だけでなく、老婆にも腹がたつ… 何だコイツ、俺に何か文句あるような雰囲気醸し出してねえか?俺を見るなよ。お前何疲れたようなそぶり見せてんだ?俺だって疲れてんだ。何、群れてんだお前ら… 何、楽しそうに笑ってんだ?くっだらねー… いや、俺はまた妙な感じになってきたぞ、誰も俺なんか気にしてない。
俺は人間が嫌いだ… この世に存在する、ほぼすべての人間が嫌いなのだとわかった。そして…… そんな者たちと共存しなければ生きられない自分の弱さも… 嫌いだ。
さて、今日言いたかったのはそれではなく別のことだ。
レジに並び、会計を終えたばかりのベビーカーを押す女が「はぁ、しんどい…」と大きめの声で漏らしたとき、俺はこう言ってやりたかったのだがタイミングを逃してしまった。「何がしんどいんじゃ、お前働いてもねえのに、しんどいも糞もあるかボケが、レジのお姉ちゃんら見てみい!皆働いとるんじゃが!」と。や、感情抜きにすれば一応わかっている、彼女たちは自分だけの自由時間を犠牲にしながら365日休みなく子育てしていることは…… フ、嘘だよ、これは綺麗事で、そんなのどうでもいい。…その若い肉体とかわいらしい顔で男にパンパンされて子供できちゃった…?はは、ははは…!(…ほぼ毎日、精神崩壊)
…う、うらやましくて、恨めしい… そして俺も… そうなりたい!(いや、なりたかったがもう手遅れ) フ ザ ケ ヤ ガ ッ テ … フザケヤガッテ!俺だって俺だってなあ!ぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああ!(心の中でコブシをその場に強く!叩きつけながら!)
俺は、格好悪いかもだが、彼女たちを正直「殺したい」と思うほどに激しく嫉妬している。毎日、ほぼ毎日だ。ごめんね、俺はお前らの苦労を理解するつもりはなくて、俺が虐待被害者で、子供がほしいのにできにくい体だから、お前らがとても輝いて見えているよ。自分がなんだか劣っている、愚作のようにとてもみじめに思えるから、…そう、お前らの輝きの下に踏み潰されて地面の上でひしゃげたような心のままで、這い蹲った心のままで、ねっとり見つめてしまうのをやめられない、目が… 目が疲れる。
いつまでマトモなふりをしていられるか正直自信はなくて、今日だって一歩間違えれば犯罪者だった。この肉体だけは、影が地面に繋ぎ止めているけれど、お前の輝きの表面をなでまわしてそのまま中まで入り込みたいと願う心も魂もすでにここには無く、つまり俺は抜け殻になる。いつ犯罪者に変わるかわからないほど、毎日、子連れの若い主婦に対して「殺したい」と思っている。誰でもいいんだ。潰れてしまえばいいのに、そしてベビーカーの中の赤ん坊もこの手でわし掴みにして壁にたたきつけて二度と… その可愛い声を出すこともないように、ただの肉塊にして、いやミンチ状態にして、肉コーナーにパック詰めして100円くらいで売り飛ばして「ザマアミロ!」ケケケ、お前らの愛の結晶なんざ、俺にとっては何の価値もねえゴミ以下なんだ…!ってことを、いつか思い知らせてやりたいと思いながら、とりあえず生きてる感じだな…
俺も幸せになりたいなあ!もっと!もっとだ…!俺の中に、命よ宿れ!きっと俺はこの世の誰よりもお前を愛し、愛し抜いてやるのに…!!!
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