heartbreaking.

中年の末路とその記録

原付の長距離運転は危なすぎる…(車が欲しい)

無職22日目…

履歴書を送るだけで、あまったホトンドの時間はネトゲしている。リクルート姿で昼間家から出っぱなしな時は稀で、就活中とはいえ、先方さんから声がかからないことには特にすることはないので…

面接の前にまず履歴書を郵送してください、という会社のほうが助かる… 近隣で仕事が見つからないので、遠方でとりあえず応募する場合に、履歴書の段階で選別してもらうほうが、「無保険状態」で道を探しながらの長距離運転をしなくて済むので…

原付の任意保険に入っているけど、事故をして長期の治療となれば貯金なんてあっという間になくなってしまう。だから会社の保険に入っていない人はむやみに外に出ないほうがよいのだ。

この間も、面接会場からの帰り道で大型トラックを避けながら隅っこをチョロチョロ走っていると、方向指示を出すとほぼ同時に左折する車に巻きこまれそうになった。ゲームセンターCXの有野さん風に言うなら「あぶなーい!」だったヨ。結構、おっかない左折をする車が多い。俺は1機のみでコンティニューはありません…

原付で遠方の面接会場からの帰り道、満タンだったガソリンのメーターの針が想像以上に左を指しているのを見て、仮に面接に受かったとしても雨の日も風の日も残業の日でも、こんな長距離を原付で移動するのかと、ため息がとめどなくこぼれてしまう。

せめて車があれば……

そんな悩める気分のときは、法定速度で走っているので、車がそばをどんどん通り過ぎてゆく。その颯爽とした後ろ姿を見ていると、いくら原付が車の脇を通り抜けて渋滞知らずだとはいえ、所詮、原付は原付。…情けないなあ。車すら買えずにいつまでたっても原付で移動しているなんて… 専業主婦でさえBABY IN CARのステッカー貼って我が物顔で車を乗りまわしているのに、自分はオモチャみたいな原付(その気になれば原付なんて素手で簡単に破壊できるモロさだw) で、ヘタこくと、松山市から伊予市まで移動しなければならないなんて…(地元の人しかわからない) 原付で市から市へ毎日通勤とか、絶対いつか事故るってばよ。とにかく車が必要なのだが、家の者の猛反発に合うので無理なのだ。。。駐車場代もいるんだよ?あんたの稼ぎで車維持できるの?とか散々責められるし離婚にもなりかねない…(改行しろ、、、)

家の者に毎日「職探してるか」と聞かれるので、「求人情報誌とってきた」「会社の場所の下見に行ってきた」「履歴書送った」と報告すると、「がんばりなさい」と体に軽く触れられて、笑顔も見せてくれるようになったので、内心ホッとしている。

一番身近にいる人に、仕事がないってことで愛想尽かされるのは辛いので… 面白いことを話しかけても、笑ってもくれない、そんな冷え切った空気は耐えられない。ただ、笑顔を見せてくれたなら、それだけで生きてゆける気さえする。誰でもいいってわけじゃなくて、今の自分にとって一番大事な人が、自分だけに向けてくれる笑顔をいつまでも失いたくない、それだけなんだ。だから職さえ見つかれば、家族はきっと、もっと笑ってくれるはず… 嗚呼、ナンダカンダ言って、やっぱり大好きなんだなあ、旦那のことが。。。最後のろけで終わる。