heartbreaking.

中年の末路とその記録

ただただ、子供が欲しいと、涙が止まらなかった…

職場に行くと、周りの女性は皆、子持ちでした… ネトゲで夜は遊びたいので、夜勤をあきらめ、昼間の仕事を選んだのが間違いでした。昼メシ時は、子供の話ばかりで、私は聞き役でした… まさか「私は(他人の) 子供は嫌いです!」とか言えないし。こんな時は、自分の痛覚を麻痺させるしかない… はは、って空っぽに笑い続けている途中で何度か死にたい気分だった。いっそ殺してくれればいいのに……

終業時刻となり、無表情のまま、スーパーで夫婦二人分の肉と野菜・そしてかなり久々に酒を買って帰宅。今日は聞きたくもない話ばかりで、頭が交通渋滞起こしているので、とにかく帰って酒を飲みたい気分だった。

家には誰もいなくて、しばらく部屋の中で頭を抱えたまま考え続けた… 前髪をかきあげて、ずっとうつむいていた。

自分に子供がいないことについて……

……もう自分に残された時間はわずかしかない。

夫婦の仲が良かった頃のメールを見ていると、急に両目から涙がぼろぼろ落ちてきた。

……子供が欲しい。私は子供が欲しいのだ。

このまま子供のいないままで、人生終わりたくない… そんなことをすれば、きっと後悔する。人生はたった一度きり、片道切符なのだ。だから後悔しないように、今出来ることをしなければならないはず…

ずっと涙はとまらなかった。最後には、声を出しながら泣いていた。ただ、ただ、子供が欲しい…

知り合いに、奥さんが子宮ガンで手術をしたので子供をあきらめた男性がいる。そんな不幸をもつ人に、自分の悩みを聞いてもらおうなんて、考えが甘いかもだが、とにかく誰かに相談に乗ってほしかった… だから泣きながらメールで相談したけど返事がない。

たくさん泣いた後、シャワーを浴びると、少しだけ落ち着いてきた。

たまには思いきり泣くのも、大事なんだな… 子持ちの主婦たちと一緒に仕事が続くから、家に帰ったら毎日泣くことにしよう……(頃合を見て夜勤に移りたい)

ぼーっとしていると、夫からメールがきていた。「いまから帰るよ」と。嗚呼、ちゃんとメールも返してくれるじゃないか…… 今からでも遅くはない、子供を作れるようにがんばって生きて行かないとな…(それでも子供が出来なかったら?ということは、今は考えないようにしよう…)
ただ、問題はある。夫は子作りにあまり積極的ではない… というか、子供自体にあまり興味がないようなのだ……

追記ですが、知り合いの男性からメールの返事がきた。動物を飼ったり趣味に没頭することで寂しさを忘れようとしているが、やはり寂しいと書いてあった。何かこの人と飲みに行きたい気分になった……