heartbreaking.

中年の末路とその記録

スマホ画面操作しながら、これ面白いよ的に異性を至近距離から口説くのはかなり有効/ガラケーを洗濯…

なにかと会話する機会の多い異性たちにありがちな行動(同性でも可←同性愛に目覚めるきっかけにもなりやすい…)

最近よく会話する人たちが至近距離から「これ面白いですよ」とスマホ画面を見せながら最近の面白ネタ(主にニコ動) を紹介してくれたり、今なんとなく時間つぶししているアプリゲームの様子を見せてくれるので、私も相手の手元にあるスマホ画面を「ふーん、どんなの?」と覗き込むために上半身を移動させるのだが…

一つのスマホを二人で覗き込む体勢って、かなり危ないな…… やばい… この距離… 近すぎる(同性ならば横顔を、ついジッと見つめてしまうし、異性ならば顔を見るのも躊躇い・視線を落とすだけのつもりが、なぜか相手の股間のあたりを眺めてしまい、ますますドツボにはまっていたり…)。助けてこの空気…

周囲に大勢がいる場所なら、最悪(最高?…笑)な事態にはならないのでいいんだが、あいにく… そういう雰囲気になりやすいのは車の中に二人きりの場合が多く、スマホ画面を見るためにほんの少し体を近づけるだけで、空気がガラッと変わる… まあ、そうならなければ自分に何の魅力もないように思えて悲しくなるので悪くはないのだけど、でもそんな二人の間にある壁はもうオブラートくらい薄いってことにお互い気付いてるはず…

普段は意識もしない唾液が急激に口の中にあふれてきて、どのタイミングでそれを飲み込むのか、それすら気を遣う。いっそお互いの口を塞いでしまったほうが話が早い…

結論: スマホ画面操作しながら、これ面白いよ的に異性を至近距離から口説くのはかなり有効で、だからイカしたスマホが欲しい。これほど自然に、異性を傍に引き寄せる手段があるとは… 盲点だったぜ…

家に帰って玄関で靴脱ぐ前に、思わず壁に向かって「アレはヤバかった…」と一人でつぶやいてしまうほどだよ。とはいえ、あきらかに無理な相手とはそんな空気になりようがないから、興味を持っていたってことを自分でも認めなきゃならない地点まできてしまった気がする(まわりくどい)。……何なんだよ、週末の休みすらその人のことを考えてエッチな想像しはじめるなんて… ふう。

携帯電話を洗濯機で洗う
仕事から帰ると心底ほっとするので、油断していた。

ズボンのポケットに携帯電話(ドコモのガラケー) を入れたまま洗濯機で洗ってしまったのだ(脱水しているので遅すぎる) 今更騒いだところで、この事実は変わるわけでもないので案外冷静だった。

最悪なのは、道に落としたり、会社に忘れることなので。
ちなみに会社に携帯電話を忘れたこともあり、上司が預かっていてくれたのだが、ロックをかけていなかったので中身を見られてしまったかもしれない…(俺がはしごたんというネット人格だと知りながら黙っていてくれている可能性もある)

とりあえず、古い携帯電話があるのでFOMAカードを挿し替えて使うことに決めた(FOMAカードは無事)。スマホに変えるまでの繋ぎなのでガラケーなどなんでもいい…

ちょっと心理的にマイッタのは、古い携帯電話の本体に残っていた、古いメールである… つい見てしまうなあ… 過去の人とのやりとりを。

現在別居中の夫と付き合い始めた頃のやりとりも、しっかり残っており、下の名前の末尾に「さん」付けなのが妙に新鮮だった(過去なのに新鮮で、現在には飽き飽きしている…)。

会う約束も、こちらの様子を伺うように、遠慮がちで… 嗚呼、最初の頃はそんなんだったな、と懐かしい。

…そんなたくさんの思い出を捨てて、夫が最後に流した涙も振り切り、今この場所にいる自分は… このままどこへ行こうとしているのか…

わからないけれど、とりあえずスマホに買い替えて異性でも同性でもかまわないがチョット口説くのを試してみたい気分だ(なんだ、まだまだ生きる気満々じゃないか… 笑)