heartbreaking.

中年の末路とその記録

近頃多い幼児の性被害について、当事者の経験を踏まえた上で一応対策まで考えてみた

このブログにいつもスター付けてくれるトピシュさんと、眼鏡のアイコンが素敵な田舎暮らしさんとこで、子供の性被害に関する記事を見つけたので、子供がいないサイドの人間として・そして実際に被害を受けた当事者として考えてみることにした。

・性犯罪に関する男女の認識のズレと、認識のズレ一般をいかにすり合わせるか - 斗比主閲子の姑日記

・子供の性犯罪に対する夫婦間のズレ - 田舎で底辺暮らし

小さな子供たちが、大人の男に押さえつけられ弄ばれる、そんな光景は、けしてのぞいてはいけない奈落の底をのぞきこもうとするように、おぞましい世界です。

知らない世界を受け入れるのには、とても勇気がいります。ましてやそれが受け入れる前から、あきらかにおぞましいものだと気付いている場合は特に。

しかし、話を聞かなければ、愛する者を救うことなどできるわけがありません。自分の心を守るため、ただそれだけのために耳を塞ぎ「もう聞きたくない」と背を向けてしまうのは、見捨てるのと同じことです。冷静に話を聞く勇気をもつことが、被害を受けた者が望んでいることなのです。

小児性愛者の性癖は外から見ただけでは絶対にわからないので、あなたのお子さんが狙われたらいっかんの終わりです。

その前に、知っておいてほしいことがあります(これは私に性暴力をふるった従兄弟の話です)。

小児性愛者が大人の女性に子供を産ませ、幼女をいつも身近に可愛がり、お風呂に入れて裸を毎日のように眺める…… そんなことも可能なのです。

もしかすると貴方のご主人も実は小児性愛者だということを隠しているかもしれませんが、そんなことは本人が口を割らない限り、わかりはしないのです。ロリコンと言ったほうがわかりやすいかな?身近に感じていただけたでしょうか。

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ロリコンだらけの物騒な時代ですから、早々に「性の知識」を幼児や子供の段階で与えておいたほうが良いかもしれません。なにも知らないのと・知っているのでは全然違います。

なにも知らないまま、悪魔に捕らえられたのなら、これから何が起こるのかまったく未知の世界だということになります。襲われている最中は、このまま悪魔に殺されてしまうのではないかと「生命の危機感」を抱くかもしれません。大人の女性でも強姦は怖いのですから、それが子供ならどれだけのことか、性の快楽を得るどころか・子供の場合は痛みばかりでただの暴力にしかならないので本当に酷いことになります(ロリコン漫画のようにはいきません)。ましてや何も知らずにとなると、とんでもない話になってしまいます。

それだけの行為では死ぬことはないのだ、ということを教えておいてあげなければ、滅茶苦茶に暴れまくってもっと酷いめにあわされるかもしれません。

力では明らかに敵わないでしょうが、最悪の状況下にも、わずかな隙が生じないとも限りません。想像のつく限りシミュレーションして無事逃げおおせるための知恵を授けておく必要はあると思います。(映画の子役のように上手くはいかないと思いますけど)

未知なる恐怖と痛みのあまりに失神し、その場で起きていた記憶を失っている間に好き放題されてしまうかもしれません。そして何事もなかったかのようにお家に帰されたならまだマシです。口止めのため殺される可能性もあるわけですから。

運よくお家に帰ってきたその子の異変に、あなたは気付くでしょうか…… 残念ながら、私の母は気付いてくれませんでした。服を脱いでも、一緒にお風呂に入っても、わかるものではありません…

証拠がないのが性被害の恐ろしさです。何か事件が起こるたびにすぐに証拠を出せとおっしゃいますが、証拠は出せないから、口で伝えるしかないのです、しかし口でいざ伝えるとなると破廉恥な言葉も使用しなければ絶対に正しく説明ができません。性被害を受ける者がそうした羞恥心を感じ口を閉ざすことで得をするのは犯罪者たちです。

犯罪者の片棒を担ぐ気がないのであれば、きちんと性被害者の話を聞いてあげましょう。

他人事のように思えるあなたには想像力が欠けています。子供時代のあなたが、大人の男に押さえつけられて性暴力をふるわれていたらどうか、と想像してみてください。

被害を受けた場合は、恥ずかしがらずに言うように親のほうから子供を洗脳しておいたほうがいいかもしれません。犯人はあらゆる手段を講じて口止めしようとするでしょうから、それに負けない、正しい洗脳が必要です。

私は犯人に「絶対に誰にも言っちゃ駄目だよ」と行為を受けながらずっと洗脳されてしまいました。気持ち悪いですね…… 異常者の考えることは、正常な人には思いつかぬほどに異常なので、洗脳には洗脳で対処するしかないのではないかと思います。

その後の成長に悪い影響を与えてしまう可能性がある
幼児や子供が、まだ未熟な成長段階において、ふいに何者かにその肉体を押さえつけられ傷つけられたなら、(医学的にはまだ解明されないだろうが私の経験からくる考えでは)脳に痕跡が残り、それが精神と肉体にさまざまな弊害をもたらす可能性があるとおもいます。現に私は成長に様々な悪影響を受けました。

性被害だから、まだ子供だし(女の子ならまだ生理がないし)、身体には問題ないだろうと軽く考えずに、疑わしいことがある場合には即病院に連れていき、女の子がどんなに嫌がったとしても事実を追求すべきです。わずかな狂いが、その子の終わりまでの人生を大きく左右し狂わせてしまうからです。

幼児への性暴力について、当事者の経験を踏まえ考え続けてきました。今回の記事は自分の過去ログを参照にしながら考えましたので、少しでもお役にたてたらよいかな、と思います。また続き打つかもです。

性的虐待を受けた時点で性的知識が備わっていたか否かで、その子が犯行中に感じた恐怖心の大きさが解る(2016-12-16) ※閲覧注意