heartbreaking.

中年の末路とその記録

私が欲しいのは、金と、「結果」だ。

現実世界で、自分を本気で心配している人のことを、わずかでも傷付けたくないと思うので、万一、このブログが見られたらどうなるかということも考えているので、本音はあまり書けていない。

不安だらけの中で、ブログでは無難なことだけを書いて、楽しいふりをして、一時的に現実逃避しているだけ……

人は誰しも、本当の恐怖を抱えたままで、その時々に夢を見ているだけ……ただ、今見ている夢の色が強いかどうかで、幸せだと、嘘の色に心を塗り固めて、納得させようとしているけれど、苦しい。

……私は恋愛の中で心が迷子になってしまった。

自分を納得させることができない。私が欲しいのは、金と、「結果」だ。だけど明らかに力が足りなくて、努力をすることにすら挫折する。自分を見限るのか……それがつらくて、死にたくなる。

何も出来ていないという無能さと、自分を誤魔化すための恋愛との狭間にいながら、いつも心の中では怒りが爆発し続けている。「結果」を出したいと思っている。今度こそ仕事を続けて、必要とされる人間になりたい。誰かの役に立ちたい。死ぬまでに……今度こそ納得できる本が出したい。心に描いてる、理想と現実とのギャップの狭間で苦しんでいる。

人を妬むばかりの、しんどい人生で、終わりにしたい……と思うことが多い。人に嫉妬し続けるだけの人生だよ、想像してみてよ。相当可哀そうだと思わないか。だけどそんな人間がここにいる。この、私の体の中に埋め込まれたとてつもなく複雑で面倒な感情を、根源的な闇を取り除くにはどうすればいいのだろう。

どんな闇を抱えていようとも、現実に輝いて生きていられるなら、それを閉じ込めることは出来るのかもしれない。だけど、輝きもせず、ずっと鈍い色のままで生きているのは、甘い誘惑の死と、過去の悪夢との協奏曲……気がおかしくなる。

人に認めてもらえる輝きと、自分が認めることでしか気付けぬほどの小さな煌めき……承認欲求で満たされた強烈な光と、強がりだけで微かに光を放つもの。

美味しいものを食べて、カラオケ行って、綺麗な景色を見て、その時々には満たされていても、だから何だ。自分が望む輝きにはなれていないし、私が欲しいものはそんなものじゃない。

恋愛のような、まやかしの幸せの色が濃くなるほどに、それが自分の根底を支配する闇の領域を、信じられないほどの「軽さ」で浸食し、奪ってゆこうとする身勝手さに怒りを感じている。

正直、彼と一緒にいたいのか、そうでないのか、わからない。私は今、無職で、本当なら何も考えず、自分の人生についてとことん考えて過ごしていたい。今までもそうして生きてきた。

今回の恋愛は、一日のうち12時間前後は彼と一緒に過ごしているので、自分の時間がまったく作れない状況になる。人とずっと一緒にいるのは、かなり疲れる……

残り12時間あるじゃないかと思うかもしれないが、彼が帰ったあとで、ぐったりして、ほぼ何も出来ず、寝るか、洗濯するか、最低限の用事を片付けるだけで終わる。で、気付いたら、また彼に会う約束の時刻になっているので、慌てて身支度をして出かける、という繰り返しになっている。

ただ、じっとしているだけで家賃やら光熱費やらで、生活費はかかっているので、正直なところ、誰かと一緒にいるような気分ではない。

例えば昼の3時に彼と会ってから、深夜2時過ぎまで一緒にいて、テレビを観て過ごしているけど、一緒にボーッとするだけの時間が勿体なくて仕様がない。

かといって、彼に会わなければ、定期的に渡してもらえる小遣いの3,000円を失うことになり、たちまち生活がままならなくなるので、金のない自分の不甲斐なさと、自分の心すら抱きしめられない時間のなさに、無差別に怒りが湧き上がってきて、とても暴力的な気分でもある。

今の彼と離れたら、死ぬまで恋人などいらない。私は猫と暮らしながら、自分の内面を静かに見つめて暮らしていたい。この恋を最後としよう。

すべては私に金がないのが悪い。

借金は200万に到達しそうで、無職なので、いつも首に縄がかかっている。