heartbreaking.

中年の末路とその記録

ネット上でADHD、アスペルガー症候群等の情報を信じる人間が国に救われ、信じない底辺は国に放置され馬鹿を見る世の中になってきている(青二才さんへの返信)。

青二才さんに言及もらったので、普段から疑問に思っていることをこの機会に言おうかな。もし、文章の何処かで偉そうになっていたらスミマセン。

俺は、正直者や、真面目な人ばかりが馬鹿を見るような世の中に嫌気が指していて、具体的には体のどこも悪くないのに悪いと言い張り、誰もが簡単に病気になれる精神病というアイテムを使いズルをする一部の人間共を政府が必ず一人残らず見つけ出し正しく罰し、納得いかない世の中を、誰かに変えて欲しいと願っている。 

例えば、僕はADHDの傾向が強くて、子どもの頃から次のようなことがしょっちゅうだった。
・忘れ物が多い(注意欠如)
・ケアレスミスが多い(注意欠如)
・落ち着きがない(多動性)
僕の頃なんか発達障害として扱われなかったから、これが内申点に響いたり、親や先生から目をつけられたりしてすごく大変だった。
なぜ発達障害や精神疾患が排除する口実に使われるのか? - かくいう私も青二才でね

忘れ物やケアレスミスが多くて落ち着きがない……全部、認知症の老人になら納得できるような症状だけど。まあ介護に携わる人達ならば、俺の言ってる意味がわかるだろう。青二才さんの文章を読む限りではとてもそんなに症状が酷いとは思えない……あんまし若い人に、認知症とか、例え話でもしたくはないのだけど。別に攻撃するつもりはないんだけど、「……のような気がする」程度ならば、誰でも心当たりのあることじゃないの。ミスをする度に、後で静かに心の中で反省するのではなく、ADHDのせいだっ!てことにするのは違う気がする。

例えば国民は、忘れ物やケアレスミスが多くて落ち着きがないからADHDだと主張する人がネットで持論を述べ、オフ会で遊んでいても、自分達よりも配慮しサポートしなければならないのか……

国の医療費は、ネットなどする余力もないほど、必死に生きている方々のために使われなければならないんじゃないか。

例えば、在宅サービスを受けたくても等級が足りなくて、動けずに部屋でじっとしている老人のほうへ使わせてあげてほしいな……

パラリンピックに出場する選手達の姿を見れば、自分は手足が付いていて有難いと感じる。

必死に生きようとする人の姿を見ていると、自分の怠惰のためにこれ以上迷惑をかけてズルをしてはいけないと思う……そう思うのは当たり前のことだと思ってた。そういう良識ある人によってこの国は成り立っているのだと思う。

「忘れ物が多い」とか「ケアレスミス」が気になるとかの、些細な理由で、精神病名を名乗り、ネットで遊びまわる人が増えると、この国の医療費が将来どうなるだろう。それについては先日こちらで伝えている。自分が老人になった時に、影響を与えてこられても困る。

「注意欠如」「多動性」とか漢字でさも障がいのように言われても……理屈っぽいし、言い出せばキリがないと思う。

政治家や精神科医は、本人らが言い張る精神病が治るまで、ネットで遊ばないよう注意しているのかどうか。そうすれば、精神病名を名乗ることをやめて、やっぱりネットで遊びたいってなるだろうから、そんな気力があるのなら自分は普通だったんだと気付くだろ。

俺は政治家じゃないので何も出来ないが……

子供が学校で忘れ物をした時に、その子が発達障害だと親が言い張ってきたら、先生も相当面倒くさいことになる。子供自身も、先生に自分の非を叱られたくない!という根底にある思いから発達障害だと親に言いやすくなっているだろうな、スマホの影響で。広告でも発達障害て一時期よく表示されていた。普通の子供に、精神病名を付けて、親が育児の責任逃れをするために薬を飲ませる、このおかしな最近の状態を、誰かが食い止めねばならないんじゃないか。政治家は何してる。子供の頃からキツイ精神病の薬なんか飲んでいて大丈夫なのか。

他にも、僕にはアスペルガー的な特徴も幾つかあり
・嘘やハッタリが苦手だったり、
・会話する時に相手の目を見るのが苦手
・価値観やこだわりが独特で、悪気もなく相手を不愉快にさせたり
は、僕も当てはまるし、この辺のことが原因で理解のない人と喧嘩になることがあった。

嘘やハッタリが苦手なら、そのまま正直に生きればいいと思うのに、性格的に不器用なことまで病気と判断するのか。相手の目を見るのが苦手とか、まあそういうことを言ってみたくなる時はあるけど……。つか、曖昧な表現ばかりだな「アスペルガー的な」とか「苦手」とか。それをわざわざ言語化することで自らそうだと思い込ませている。俺もブログで言語化する度に、自分が書いたことに近付いてくことはよくあるけど。価値観やこだわりが独特なのはむしろ長所で、それを誇りに思っているからブログなんかで毎度持論を流してるんじゃないの。自分の言動が原因で悪気もなく相手を不愉快にさせていることを気にしているようだけど、自分で気付けているのはほんの一部で、実際は気付けない場合のほうがはるかに多いんだと思うよ。

「誰にでも当てはまる欠点」が直せないほど重篤な人にとっては、それを障害として認めてもらうか、そういう人が集まる環境を確保しないとすごく生きづらいからね…?

重篤という言葉を、例えば癌患者でもないのに安易に使わないほうがいいと思うんだけど。誰にでも当てはまる欠点だから、誰もがその欠点をいちいち障がいとは考えず生きてるんだと思うよ。

「日本自閉症協会」ができたのは1989年とかなり最近の話。

自閉症……嫌な響きだな。俺は嫌な思い出がある。母が、青年が運転する自転車に撥ね飛ばされ、大腿骨粉砕されて部屋を這いずる姿を見た時は、母を撥ねた青年を思いきり責めたかった。だけど青年とその両親は「自分の息子は自閉症だ」と言い張っているので、ここでもまた精神病名を理由として罪逃れするつもりか……と怒りを感じた。

その場の状況によって都合よく精神病名を使われたんじゃ困る。その重さは、当事者になればよくわかる。

精神疾患のことなんて何も知らない大衆が、病気や障害のことを知るきっかけは事件とか裁判だから、なおさらイメージが悪い。

そのイメージの悪いものに頼るしかない自分を変えてゆこうとは思わないのか。精神病名に依存するのをやめれば、そんなことに悩まずに済む。何故、犯罪者と一括りに同じように社会に責められているという十字架を、守ろうとするのか。

「検査を受けたい」と言ったら、母親は自分の子どもが精神科にかかることを思いっきりびびって連れて行かなかった

子供時代から薬漬けになることを阻止したわけだから、常識的な判断をしているんじゃないですか。

「個性だと言われ続けたものが障害だった」と気づくのは社会に出て、致命的にしんどくて心が病んで体が動かなくなってからの話。

俺は無職の時はいつもそんなだよ。例えば朝弱いけど、夜は元気とか。そういう人多いんじゃないかな。でも、青二才さんはネットに仲間が大勢いる……例えばオフ会とかで気になる子に会いに行く時もそういう状態になっているのかな。

本人としては先天的なもんだからどうしようもないが…

色んな単語出てくるが、今度は「先天的」か……人生経験の中で生まれた自分の個性を、自分が自分である証拠を、個性を、なんでもかんでも病気呼ばわりするなんて悲しい。

俺も含めて、ネットで遊んでいる人は、心のどこかに余裕がある。俺も仕事が忙しい時期は帰宅したら疲れをとるために寝るので精一杯だった。

余談だが俺は就職氷河期にモロぶつかってる時期に職を転々としながら、途中で様々な男女に助けてもらいながら、なんとか普通の人としてここまで生きてきた。自分で言うのもなんだが相当駄目な人間だと思っている。説得力がないこともわかっている。だが、なるべく嘘は吐きたくないとも思っている。特に、重要な部分については。

以上は、別に個人的に批判するつもりはなく、言及いただいたので、俺の正直な気持ちを伝えただけです。

敬語抜きで大分失礼だったかもしれないけど、普段は青二才さんのブログの文体には魅力を感じていますし、同じブロガーとしていつまでもいて欲しい存在です。でもこうした優しくて誰にでも受け入れられやすい文章を打てる人が精神病名について丁寧に説明をするから、それがネット中に広がり、ネットを見ている一時的に心の弱くなっている人が一日ごとに精神病名という誘惑に絡めとられてゆく、そんな恐怖を感じている。