heartbreaking.

中年の末路とその記録

散るろぐさんは読者が1500人近くいるのに9月は「Website is too small」

最近、散るろぐの人が「はてなつまんないからやめるよ」という記事を書いていた。

ワクワクしないのは自分のブログのアクセス数が減ったからだろ……アクセスが減れば誰でもガックリするよ。それをどう捉えるかで道が分かれてくる。まずは原因を考えることだ。

今後もはてな内にいる人からのブクマ数やスターを気にしながら運営を続けるのか。それよりもっと広いウェブ全体に向かって堅実に文章を打ち続け、ブクマ行動をとらないタイプの読者を獲得してゆくか。

他者が自分と同じくらい頭を悩まして苦労して書いた記事を貶めてみたり、はてな全体のせいだということに繋げるのは、往生際悪いというか……まあ、辞めないだろこの人は、とも思っていたので特に反応しませんでした。嗚呼、昔からそういう人いました。だから11年前にもそういう人を見た時に、こんな記事を打っている。反応がなくてもちゃんと良い記事打ってる人はいる。そういうのを貴方が知らないだけで。だからあのまま続ければ良かったのに。本当に文章打つのが好きなら、どんな過酷な状況にも、負けてはならない。いや、再び炎上芸に走ったから、彼は負けてはいないのか……

「なになに何なの?嗚呼またこいつか……」的に芋づる式に連なってくるブックマーカーは、管理人の普段の良記事を知らないで、たまに目立つ記事で人物像を決め打ちしている可能性もある。だから一番大事なのは、どんな自分でいても定期的に通い続けてくれる、真の読者であり、その存在をいつでも忘れてはならない。一過性でワーッと集まってくる人達がものの数秒で閉じるアクセスのほうが大事で、一人一人の意見なんか聞く耳もたないという姿勢であると、今回のような事態に陥りやすくなる。

誰に向かって文章を打っている。私は大切なメッセージを伝えたい時は、心に思い描く、魂で繋がる真の読者像に向かい「私はこう思うが貴方も同じように思っているだろう」と魂で繋がり合う契約を交わすような気持ちで意見を出している。まあ、ブログ主が読者のある程度の信用を勝ち取れている状態であれば、次に何を発言するのか?と興味を持って通っているのなら、そんなに極端に激減りすることはないと思う。

散るろぐさんは、貫洞さんと似ているところがある。

アクセスの増減をそんなには気にしてなくて平気だという態度をとりながらも、実際アクセスが減ると尤もらしいことを述べるようになったり、簡単にブログ辞めるとか言い出したり……それにいちいち付き合う人らも大概人が良すぎる。私なら完全に無視するけどな。どうせこいつら辞めねえだろと思いつつ……

ブログでは比較的恵まれている人達が、アクセス増えただの減っただので、モチヴェーション下がったり、文章書く気しなくなったり、正直どうでもいい。

結局、ブログを辞めるのか、続けるのか。

このブログにはブクマは付かなくて、スターもごく一部の方々からいただくのみの状態だが、反社会的であるが故に根強い読者はいると確信しているので、常に語りかけ口調でいるが……

結局は、自分がブログを続けたいのかどうかという問題に落ち着く。

アクセスの増減によってコロコロ態度を変えるようなら、見る人は見ているので、結局お前はアクセスのためにそんな文章打ってるのか?という疑惑へと繋がってゆく。

まあ、どうせバズッたらまた機嫌が良くなってくるんだろ。いちいち付き合ってられるか……という気分である。

地道に自分が納得する文章を打ち続けて、ブログ全体を思考の集大成として、自分が認められるものに出来ていればそれでいいと思う。

別に自分がいなくても世界は平常運転なのだ。いついかなる時も、最後に価値を認めるのは、自分しかいない。今後も一緒に連れてゆけるのは、ごく一握りの魂で繋がる読者のみだと思っている。

アクセスが激減りしたから、そんな拗ねたようなことを書いてみたのだろうと思い、散るろぐさんのブログをシミラーウェブで調べてみたらデータが表示されてない。
「Website is too small」だった。シミラーウェブには誤差があるが、減ってはいるのだろう。

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ズイショさんもだけど、バズる時は一気にドガーッといくけど、そうでない時はいきなりこんなんになる。このブログのように徐々に衰退してゆくのならわかるけど、極端すぎる。何故、以前は繁栄していたブログから、人々が去っていったのか……という問題について本人が真剣に考える必要はない、それだけ大半の人の心は気まぐれだということか。

過去ログの中で、たった一つの記事でもいい、閲覧者からの絶大な信用、あるいは共感を見事に勝ち取ることが出来れば、その一人はまたいつか戻ってきてくれるだろう。私のブログは反社会的であるが、ブクマ目的で人の様子をチラチラ気にするような記事を量産するのではなく、誰に嫌われようが、結局、我が道を突き進むのが良い。それなら反応がなくても、自分が言いたいことを、言いきった感はある。

私は今ほとんどの個人ブログを見ていなくて、なんでかというと、ニュースで事件を知ることのほうが大事で、最近ならラスベガスでの銃撃事件や、北朝鮮のミサイル問題、それに加えて国内で日々起きる火事や殺人事件など、とにかく好奇心を駆り立てられることが他にもいっぱいありすぎるので。

色々調べてみると、自分の知るはてなブロガーが軒並み「Website is too small」だった。

2ケタのブクマをコンスタントに受けてるブログでも「Website is too small」。

私のブログは、ほとんどブクマ付かないけどこの人達より先月は多かった。私は何もしていない。ただ、過去ログに検索来訪者が来ていたくらいで。

ブクマよりも、継続的な検索来訪者に対して記事を堅実に増やしてゆくほうが良いのかもしれない。

散るろぐさんは読者登録数が1500人近くいるのに、それでも「Website is too small」になる。

アクセスが多いとブログを続けるモチヴェーションへと繋がり、良い文章も打てる、それは自分を見てくれている観客がいるからだ、という気持ちはよくわかる。

観客がほとんどいないステージの上で、一人踊り続けるのは勇気がいる。

だけど人間一人が発信できる情報量などたかが知れている。それを期待している人はいないだろう。だから期待に応えようと無理をするのは良くないので、どんな状況になっても続けられるコンディションを整えておくことが大事かと思う。それは例えば、不要な過去ログを削除したり、カテゴリーで時系列に辿れるようにブログ全体を整備したりなど、細やかなメンテナンスの部分であり、それが私のようにさして才能も技能もない個人ブログがこの先も生き残るために成すべきことだと思う。