heartbreaking.

中年の末路とその記録

企業の原動力は、現場です

薬のおかげでなんとか日々を乗り切っている。薬が俺のすべてに都合よく作用しているのではない。薬がもたらす安心感が、努力し続ける今の俺を前に進ませてくれてるだけだよ。努力しようともしない人間にいくら薬を飲ませたって意味はないだろう… そこを履き違えて、医者や薬がなんとかしてくれると思い込んでるやつらはいつまでたっても世の中の厳しさを知らない子供のまんまで人生終わっちまうんだろうな。職場は厳しい、どんな仕事でも。

うつ病なんて病気自体はないんだよ。働いていれば人間誰だって苦しいことや悲しいことはある。勿論その大小はあるけれど。気分が冴えない程度で、うつ病なんて病気が認められるなら日本人でまっとうに働いてる人間すべてがなんらかの心の病にかかってることになるんじゃないか…

薬に依存するのではなく、薬を武器にしながら職場の人間関係をのりきってゆく。俺も薬のおかげで随分、打たれ強くなったよ。俺は右から左へ受け流せないで、自分の内に溜め込んでしまう人間なので、上司に叱られると「はい… はい…」と答えながら本心からその失敗について反省をしているのだけど、そこで上司はさらに「はい、じゃないでしょう!」と追求してくる。「はい」が駄目なら何とお答えすれば満足でしょうか… 俺にはもう何も言えることはないのですが。

てゆうか日々の決められた仕事をこなすだけで一日が終わるので、それをいちいち今日はコレをやりましたとか、コレをやりましたとか、分単位で自分の行動をメモして報告するなんてそんな馬鹿げたことしている時間のほうが勿体無くないですか… 毎日、一日の終わりに「今日はなにが出来た?」と詰問されるなんて、今までこんな会社はなかったよ。いやね、俺が正社員でボーナス貰えるんなら話は別だけど、俺は自給で働くパートさんですよ。

俺は製造の現場から入った人間なので、製造の大変さも痛いほどよくわかるので、だから発注書はなにより優先してリアルタイムで工場に回したいんですよ。俺の脳内の優先順位は、とにかく発注書を工場にまわす仕事なんです。工場の仕事が円滑に進むことで、質のよい満足な製品が出来、その製品を自信を持って「当社の商品です」と胸を張って営業に行く。すべての原動力は現場であり、工場内であるという認識の下で、会社を運営してゆかないと… 外回りの営業や、会計担当者がいくら売り上げに拘っても本質的には何も解決しないと思うんですよね… だから俺は、工場内で実際に製品作りに携わる人間のレベルアップを何より優先させることが長期的に見て企業の経営を安定させる鍵なんだと思ってます。

いや、そんなこと思っていても、ペーペーなんで実際には言えやしないですけど。まずは自分の微妙なポジションを何とか安定させてゆかないと、俺の首が飛びそうだよ…(後日、退職したので… 俺にとやかく言う資格はない)

Hatena Bookmark - https://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/hashigotan/20080413/p1