heartbreaking.

中年の末路とその記録

先輩のいじめとかを乗り越えてきた。

仕事自体に悩みはなくて、ただ同僚のもつ癖(咳払いとか、作業中にたてる物音が大きいとか) が気になる程度です。そんなのが気になるのは、集中できてない証拠かもですが…(どうでもいい程度のことでも、気になり出すとどうにもとまらない) いや、でもその人を自分好みに作り変えることは出来ないので、そういう人なんだと思う以外にどうにもできない。

仕事中も黙っていながら色んなことを考えているわけです… それが単調な作業になるほど、最後には勝手に相手と自分を比べて自分はこいつより劣っているとウツになったり…… そんな感じで、揺れ動く感情をなんとかコントロールしながら働く日々です。

大した仕事はしてないのに、それなりに長くいるだけで、私に対して偉そうな物言いをする同僚はいなくなってきた(←ヘンだったのでちょっと書き換えました)。それどころか、自分が同僚に「配慮されている」と感じることのほうが多くてタマに戸惑うことも… でもこの状態は、先輩の繰り出す様々な意地悪を乗り越えてきた結果なので…

働きはじめて1~2年の頃は、先輩に陰で悪口を言われたりもした。バカとか、痴呆症とか、人格攻撃としか思えないような情報が、別の同僚から入ってきたときは最初は頭の中がまっ白になるほど衝撃だったし、夜も一睡もできませんでした。

仕事に関係のない、ただの人格攻撃でしかなかったので、私は別の同僚から情報収集して、満を持して、その先輩に「あなた、陰で私のことを、こう言ってたんですよね!?」と強めに聞いてみたところ、本人も流石に陰口を叩いていたことには罪悪感を感じていたようで、翌日は仕事を休んでいました。そして数日後、退職しました。

どんな会社でも一人はめんどい人間がいるもので… それが自分が関わる先輩だと最悪ですが…、私はダブルワークしているので上記の先輩の件と同時進行で、もう一つの職場でも先輩からの意地悪に悩まされていました。

事務の仕事で、私が机の上に分類してある伝票を、ゴミでも扱うかのようにあつかましそうに乱暴に掴んで、全然関係ない場所へ乱雑に放り投げたあとで「あれ?まだ処理できてない伝票かと思ったけど違うんだ」と笑いながら邪魔をしても謝ることもなく「当然だ」という態度の先輩がいましたが、こいつなりに余裕ないんだろうなと納得することで黙って私は伝票を元の位置に戻していった「……。」。(ちなみに私は伝票を机の上にきっちり並べないと気が済まない神経質な人間なので…、こんなことをされると腹立つのです… A型ですから)

同僚と協力する作業では、先輩に毎回「今日は先輩は何の作業をしますか?」と確認しなければ、その先輩が「あ、そう。私に聞かずに勝手に作業するわけね」と不機嫌になるので…… かといって「何の作業をしますか?」と聞いても「そんなの自分で考えて勝手にやりなさい」と言われるしで… 結局どっちを選んでも先輩は不機嫌なわけです。難しすぎる…(その人とは、友好的な選択肢は一切無い!ということになる)

先輩であるというだけで、そんなのどーでもいいじゃないか!と思うようなことでも、「まず私に確認して!」「勝手に自分でしないで!」と本気で怒る先輩もいた。かといって確認したらしたで、「自分で考えて!」だしな… どうもできないけどとりあえず、その先輩になんかしら注意される状況は確実に生まれるわけで… そこで自分の先輩としての威厳を見せようとするんだろうな、実にくだらない…

なんでこの人はこんなに余裕ない感じなんだろう… と思うような人はいる。お前のプライベートな悩みなど知ったこっちゃない!なのに、私はこんなに苦労している!と言外にモーレツにアピールしてくる人もいて、そういうのはどうすることもできないし、する気もないのだが、それでも一緒に作業を回さねばならない為、はぁ?あーそうかい?そんなことで?と感じてもそうとは感じさせずに上手く付き合わねばならない。それが面倒くさいのだが、仕事以外の話に関わるうちにそれなりに情も湧いてきて、嫌いになることが出来なくなってきて、そいつなりの大変さを何とか理解してやりたいと思うことすらある(自分に余裕のあるときだけだが)

でもそれすらも相手にとっては不快なようで… あんたなんかに心配してもらいたくない!みたいな態度なのに、心配してほしいような言動ばかりする。本当に面倒臭いです。