heartbreaking.

中年の末路とその記録

ASKAさんがラリッているような映像ばかり故意に繰り返し流したテレビを見て非常に気分が悪かった。

※この記事はASKAさんが逮捕される前に書いたので、後で考えが変わっています。→その記事はこちらです。

チャゲアスの飛鳥さんが「薬物疑惑騒動」で週刊誌やテレビの一部で言いたい放題されている(ミリオン飛ばした大物だし、元々あるイメージが柔らかい印象のためか、あからさまに悪く言う人は少ないのが救いだけど…)。

薬物・暴力団という負のイメージばかり(故意に) 先行して報道するので、ファンではない人からは「チャゲアスのASKAという人が実は暴力団と関係していて薬物依存でファンを騙していたんだ?」 …程度に受け止められるのではないか?と今後の活動が心配です。

ちょっとググればわかるけど、飛鳥さんは一過性脳溢血症という病気で不調なので、色々疲れていただけなのでしょう…(歳だし) 太った!と悪くいう人もいるけど、あんな格好いい55歳がいるものか(!) そこらヘンのジジイ見てみい!上出来です。いつまでも若い頃のまんまの飛鳥さんだと思っているなよ?(確かに、PRIDEを歌っていた頃の痩せていた飛鳥さんは、そりゃ壮絶に格好よかったけど)

私は学生時代からファンだったので、こんなことで嫌いになったりはしません。週刊誌の取材に個人的に応じたのは、飛鳥さんを落とし穴にハメるために仕掛けられた「罠」だったのではないか?と疑っています…… 「会った」という証拠さえ作れば、飛鳥さんが誠意をもって理由を話したとしても、記事を面白くできるネタしか必要なかったのでしょう。かつての大物ミュージシャンという見出しがほしかっただけなのか。

飛鳥さんの普段の話し方が、ろれつがまわらない感じなのは昔から、だいたいそんな感じですよね。そこをチャゲさんがハキハキと答えてフォローするのがテレビに出たときの二人の役割分担だったと思うので。

でも飛鳥さんは、なぜゆえ独断で週刊誌の取材に応じたのか、その心境はよくわかんないですねエ。ファンがもつ飛鳥さんのイメージをもう少し大事に考えて慎重に行動してほしい、と思いましたよっと。

テレビでは、飛鳥さんが薬でラリっているように見える(薬物疑惑がある前提で見ると思い込みからそう見えてしまうのが怖い!) 映像や、汗だくで目がトロンとしている(貧血もちの55歳が連続で歌い続けりゃそりゃ疲れるに決まってる!) 映像ばかりを次々と映し出して、悪意満々なのが見てとれて非常に気分が悪かった。飛鳥さんがあなたたちに何か悪いことでもしてましたか?

薬物・暴力団のイメージがあっても完全にロックな世界に生きるミュージシャンならそんな生きざまも格好いいと思うファンが現れるかもしれない。でも飛鳥さんはロックなミュージシャンではないので(今からソイツをこれからソイツを殴りにいこうかー!ヤーヤーヤー!…などと拳を天につきあげて歌うこともあったケド!) 正直「似合わない」のだ。だから、ファンとしては、耳を塞ぎ・目を閉じて、もうヤメロ!と叫びたいような気分だよ。

まあ、仮に飛鳥さんが薬物に関係することが事実だとしても、それが公にならないように本人が「上手く」やってくれさえすれば、実は「薬物」自体は、すばらしい作品を生み出すアーティスト達が行き詰まったとき必要な場合もあるのではないか?と私は考えているので、自身のブランドの致命傷にならない程度に「上手く」やってほしいと思ってます。

…覚えていますか?昔コンサートのMCでチャゲさんが飛鳥さんのことを「飛鳥涼は、神だから」みたいことを言って盛り上げてくれましたね。飛鳥さんはファンにとっては「神」です。神様なんです。

というわけで、今夜はあえて、飛鳥さん報道をブチ壊すために、私はチャゲアスの昔のイイ歌を聴いて過ごすつもりです。飛鳥さんは詩人でもあるのです><。。。 飛鳥さんの歌詞はとても・とても優し~いのです。うぅ、それが薬物疑惑だなんて、過去の美しい作品がほんの少し穢されたようなさびしい気分です。