heartbreaking.

中年の末路とその記録

面接官に、「子供を産まないのですか?」と質問されているのだが…

仕事がなくて、半ひきこもり状態で、ほとんど寝ている…

一週間後に採否の連絡をすると約束をしたのに、電話の一本すらよこさないで放置されるとかザラ…… 履歴書をいつまでも返さないので、採用なのか・不採用なのかがまったくわからない状態のまま、こちらはずっと待っていて、1ヶ月近く待ってようやく不採用の通知が届くこともある。

職を転々としている俺は、面接官に辞めた理由を一通り聞かれた後で、必ず以下のようなことを言われ続けている。

「でもあなたは結局、辞めた。それがどういうことを意味するのかわかっていますか?会社は一人の新人を育てあげるために時間をかけて投資する。それは企業がいつか元手をとるため。それなのに、あなたは途中で辞めた。そんな人間を採用すると思いますか?」と。

結局その言葉を言いたかっただけなんじゃないか… 言っていることは尤もであるし、正しいが、雇うつもりがないのなら、もう余計なこと一切言わずに終わってくれないか?と思う。窓ブチ破りたい気分になるんだが…

俺の場合、子供のいない主婦なので「子供を産まないのですか?」ということも毎回、面接官に質問されている。

いくら面接官とはいえ、いきなりよその奥さんに対して「子供を産む予定があるのかどうか?」について聞いてしまってもいいのだろうか?失礼すぎると思うのだが… 万一の場合は引継ぎをちゃんとしますという意思があればそれでいいじゃないか、と思ったが、選んだ企業はすべて職安の求人票に「育児休業取得実績・なし」と明記していることを軽視しすぎていた。

育児休業ないですよって、ちゃんと書いてあるじゃないか… これは万一でも、途中で身ごもられたのでは困るという企業側の考え方なのだ。俺が以前、採用となった企業は「育児休業取得実績・あり」だったので、それで雇ってもらえたんだな…

就職活動中は、面接で嫌なことをたくさん言われたり、過去や未来を頭ごなしに否定されたり、嫌なことばかりだけど、それをいちいち真面目に考えすぎると、気分が滅入って体調悪くなって、そのまま動けなくなってしまうので、もうそんな企業とは二度と関わることはないと割り切って次に進むしかないと思う…

一番悪いことは、何もしないでじっと止まっていることだから… 1日にたったひとつでもいいから、何かしていれば、きっと道は開けてくる… あきらめないで、俺もあきらめないから。