Amazonの「ほしい物リスト」をブログで公開して俺も乞食モテ貯金になろうとしていたのだけど公開する前に友人と事前検証をした結果あきらめることにした。まずはその理由を説明します。
友人が俺の「ほしい物リスト」の中にあるさばの缶詰3個入を贈ってくれたあとで配送状況の確認画面を見た場合こんな画面になるそうです(キャプチャ送ってくれました)。
俺は右下が気になりました。配送状況の詳細のところにヤマト運輸の「お問い合わせ伝票番号」が入っています。友人は特には気にしなかったようです。
俺はクロネコヤマトの荷物お問い合わせシステムに上記の「お問い合わせ伝票番号」を入力しました。俺の住んでるマンションのすぐ近くにあるヤマト運輸の支店名が出てます。
俺が歩いてすぐたどりつける距離のヤマト運輸の支店名を誰でも知ることができます。「お問い合わせ伝票番号」から調べるだけです。○○町までわかるので俺の普段の行動範囲をかなり絞ることができる(俺の住んでるところは田舎なので特にわかりやすい)。
そのほか友人と検証した結果は以下のとおりです。(主に友人の意見)
あなたが公開中の「ほしい物リスト」を見たあなたの読者があなたに贈る場合
・あなたの住所が読者にばれることはない(読者が余程悪意を持って調べない限り)。
・読者の住所と氏名をあなたは知ることができる(Amazonの外箱シールと納品書に印字してある)。
・現時点ではあなたの住所はばれないようになっているが今後万一Amazon側のバグで流出が絶対ないとも言い切れない。
・読者が嫌がらせとして不要なものをあなたに贈りつけることも可能(ほしい物リストを贈る際にそれにプラスして読者が独自に選択した商品も贈ることが可能であるため)。
・読者があなたに任意のギフトメッセージを贈ることができる。例えば「誕生日おめでとう」など。逆にネガティヴな印象を与えるメッセージを贈ることも可能。
これらのリスクがあるとしても生活に困窮しているため「ほしい物リスト」をブログで公開する必要性がある場合、大抵のブロガーは匿名希望なので以下の設定をして住所と本名などを隠します。
Amazonのほしい物リストで本名を公開せずに(匿名で)ギフトを受け取る方法 _ でこにく(2014-08-08の記事)
上記の設定を済ませるとAmazon自体の出品商品なら贈ってもらえるようになります。ただしマーケットプレイスの商品は贈れない 発送元がAmazon以外は贈ってもらえないようです。
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以下は今回「ほしい物リスト」を検討するに至った経緯です。
俺はいま無職で節約中なのでさばの缶詰の中の一切れずつを朝昼晩にわけて食べていた。(ちょうど三切れある…)
そんな俺のことを「いつも腹ペコな人だ…」と心配してくれたサイバーメガネさんやえっちさんが「アマゾンのほしい物リストで必要なものを公開してはどうですか?」と勧めてくれるので俺も乞食モテ貯金になろうと思った。
早速アマゾンで「ほしい物リスト」を作成しブログに公開しようとしたら友人が「事前検証は必須」「個人情報が大丈夫そうならブログに公開してみればいい」と引き止めてくれた。
危険な内容のブログを運営している自覚はあるので俺の住所が万一ばれると大変なことになる。また友人のほうも贈る側の個人情報がわかるのかどうかを知りたいようだ。
そういうわけで、まずは友人にさばの缶詰3個入を送ってもらうことにした。(さばの缶詰がとても好きなので… いや、さんまの蒲焼も好きなんだけど)
友人曰く、ショッカーさんとこで以前「砂1トンが送りつけられる」エントリーがあったらしい。これ以外にももし俺に悪意のある人間がいる場合はベビー用品と嫌味のメッセージを送りつけてくる可能性まで危惧しておいたほうがいいと指摘してくれた。
砂200kg×5個=56575円という金額を払ってでも「嫌がらせしてやりたい」なんて人が出てきそうなレベルで「敵が多い人」は要注意かもです(´・_・`)ww
Amazonほしいものリスト経由で「砂1トン」送りつける方法&それを防ぐ方法(注:2013-12-18の記事)
マーケットプレイスの商品を贈れないように事前設定すると現段階では砂1トンは防げるようだ。友人曰く、今後Amazon自体が砂を扱うようになれば マーケットプレイスの商品がAmazonによる発送になれば、この嫌がらせもありうるとのこと。
友人が俺のリストから購入する際は以下のような見え方らしい。
前述の通り住所氏名の設定をしてあるので俺の本名などの個人情報はまったくわからないです。
810円のさばの缶詰3個入を308円かけてギフトラッピングすることもできるし、繊細チンピラとかの嫌味のメッセージを入れることもできる。
友人が俺にさばの缶詰3個入を贈る選択をした後で友人の画面からはさばの缶詰が消えていたとのことだ。贈ったら消えるようだ。
さばの缶詰3個入を俺に贈った後も友人は「何かを設定しないと特殊なやりかたで相手の住所がわかる」かもしれないことを危惧していた。住所を知る方法はマーケットプレイスがらみと友人は推測している。
ちなみに俺がマーケットプレイスの商品をうっかり選択してリストに入れた場合でも、友人の側からはマーケットプレイスの商品を俺に贈ることができなかったとのことです(マーケットプレイスに俺の住所氏名を知らせる同意書のチェックを外しているため)。
有意義な情報がほとんどない俺のブログにネタを譲ってくれた友人に感謝します。
で、さばの缶詰3個入を待ってました。俺にとっては3日分のおかずですからね。
仮に俺がほしい物リストの仮名を「はしごたん」としている場合は宅配業者が来たら俺のマンションの家の玄関口付近で以下のように大きな声で読み上げてくれる。
「えーと、は… はしごたん方、○○(本名)さんですか?」
胡散臭いブロガーなだけにもうマンションの中で生きていけなくなる。届いたアマゾンの外箱に貼られたシールには贈り主の友人の本名だけが印字されており、さらに箱の中に入っている納品書には友人の住所と本名が共に印字されていた。(ギフトメッセージは納品書の商品名の下に網がけで印字してあった)
このことから俺はモテ貯金になることをあきらめた。これ以外にもさまざまなケースが隠れているのかもしれないがすべてを検証するのは困難である。
俺も「プレゼントを贈りたいという奇特な方はこちら」としてさばの缶詰を日本中の俺の信者読者様から贈ってもらいたかったのだがさばの缶詰のために子連れに殴られる日々は嫌なのであきらめてそのうち働く予定です。勿論俺はモテ貯金に嫌がらせで妙なもの贈りつけたりしないです。
友人からDMで間違いを指摘してもらったので一部修正しました。(10-21 20:26)