heartbreaking.

中年の末路とその記録

仕事をし始めると緊張感で眠れなくなる

昨日は危うく無職に戻るところだった。出勤時刻の5時間前にベッドに横になったはいいが、眠ることが出来なかったので……

断続的にテレビの音が耳に入ってた気がする。結局寝たのかどうかもはっきりしないが、時計を見ながら、あと何時間ある、大丈夫、まだ1時間半ある……と自分を慰めていると、体の疲労感もとれてないのに、出勤時刻が来ていた。

なんとか起き上がり、テーブルのところに行くと、ソファにグタッとなり、煙草を吸いながら考えてた。逃げようかな……と。仕事をし始めると緊張感で眠れなくなるので、働ける自信がなかった。何もかも放棄して、眠りたいと思った。

……。遠い場所にある会社なので、残り15分で家を出ないと、間に合わない。究極の選択だった。まだメシも食ってない。

また人の信用を失うのかと恐くなった。体調が悪いので今日はお休みしますと電話する勇気もない。それと同時に、一生懸命教えてくれている先輩の顔も浮かんできて、ごめんなさい、行けそうにないです、今日は働けそうな気がしない。許してくださいと、項垂れ、考えて考えて……

いつまでもブログやツイッターでグダグダ言ってないで履歴書書いてさっさと面接行きなさい という記事を書いた自分を思い出した。折角、働けるチャンスを掴んだところなのに、また面接に通う日々へ戻るつもりか……それにいつまでも働いていない状態だと、ブログでも信用を失う。

そこまで考えて、まさにギリギリの時刻だったが、ようやく立ち上がる。とりあえず、会社に向かって行けるところまで行こう。何もしないよりマシだ。行こう。

一か月洗車してない軽四に乗り込み、エンジン起動音を聞いた時に、行けるような気がした。道中はイライラするほど混んでいたが、煙草に何度か火を付けながら、前方の遅い車をどんどん追い越してゆくうちに、心に火が付いていた。

メシは結局食わずに、仕事に入った。寝不足で時々気が遠のきかけたが、気合で何とかした。残業で、足も痛くてつらかったけど、その痛さで目が覚めていて、全然眠くならなかった。

帰りは、今日はもうメシ作る気もねえ……と思ったので、マックでセットを買って、部屋に戻るとホッとした。ポテトとバーガー食いつつ、スマホではてなスレを見ると、俺はこんなに頑張っているのに、酷いこと書かれてるなと思いつつ……風呂入って、今度こそ寝れると思ったのに、また3時間で起きたので、用事を片付けようと思って、ホムセンに行くことにした。

筋肉痛もあって、脚が思うように動かなくなっていた。無職で体がなまっていたから、慣れるまでは当分こんなかな……ぎこちない歩き方をしながら、店内を最も移動距離の少なくて済むコースで周り、カカトが物凄い痛いので、衝撃吸収する中敷きを買ってきた。

今日は、彼氏が遊びに来るので、アイスコーヒー微糖に、買ってきた氷を入れて飲みつつ一服してこれを書いている。まあ、仕事は、泣き言いわずに出来るとこまでやってみる。リボ払いをしていることがいつも頭の中で危機感を駆り立ててくる。それを片付けないと気が休まることがない。