heartbreaking.

中年の末路とその記録

オービスの件で出頭してきたが、今では交通事故死を増加させないために警察がいてくれてよかったと思っている

この間、オービスの件で、交通機動隊のある県警本部庁舎へ出頭してきた。

出頭日、行き帰りはいつも通り自分で運転できます。

オービスで撮影された写真に打ち込まれた速度は、93キロだった。

国道は制限速度60キロなので、俺は33キロオーバーとなります。

思ったより出ていなかった。それで6点加算されました。

赤キップとなるので、後日裁判所等に出頭して罰金額が決まることになる。

三者即日処理方式で、出頭を一度で済ますことも出来るが、それは日時が決められているので断った。しかも当日、人が殺到して待ち時間もあるらしい。面倒だが、俺は2~3回に分けて休日に合わせて個別に出頭することにした。

三者即日処理方式による道路交通法違反等(交通切符)の処理の流れ
1.警察の取調べ
2.検察庁の取調べ
3.裁判
4.罰金の納付
を1日で行う処理方式です。
通常の裁判手続によると,まず警察での取調べ,次に検察庁での取調べ,更に裁判所での裁判,最後に検察庁への罰金納付といった手続が採られ,手続が終了するまでに警察署・検察庁・裁判所に何度も出頭しなければなりません。
道路交通法違反の三者即日処理について:検察庁

停止処分者講習を受けるのは、その後になる。

実際には「不可」となるような人はおらず、ほぼすべての人が「優」を取得し最大の短縮日数を得ています。
免許停止処分者講習の内容と受講率、短縮できる日数 _ 一発試験ロードマップ

真面目に授業を聞いていれば大丈夫とのことで、その1日を除いて、会社に通勤出来るが、講習受ける日付が思い通りにならなかった場合は、夜勤なので眠気との戦いになる。

勿論、俺以上に速度オーバーしていたり、前歴のある人のことは知らない。

で、違反時の状況について聞かれたので、仕事帰りで疲れていて早く家に帰りたかったのだと正直に話すと、細かい事情まで文脈も気にしつつ書き取っていた。最後にその全文を確認した上で納得したので印鑑押した。

30分以内に聞き取りは終わり、その時に話した警察の人も帰り際に「お疲れ様でした」と見送ってくれた。

ちなみに俺を撮影したオービスは10年位前の古い機械らしくて、最新式というわけではなかったらしい。全国的に新しいオービスを他の箇所にも設置する構想もあるようなことを聞いた。

運転者を油断させるために、オービスを光らせたり、光らせなかったりする日があるのかどうかについて聞いてみたが、そこまでの調整はしていないらしいので、ある一定速度以上を出していた場合に光るのではないかと思った。

その最新式ではないオービスで撮影された写真だけど、白黒だけど、これは言い逃れ出来ないというほど鮮明に、車内にいる俺の顔が映し出されていた。

運転手の様子が一目にわかる顔付近の拡大写真1枚

車全体を撮影した写真1枚

その2枚を見せられて、それにはナンバープレートの数字もくっきり映っているので、「間違いありませんか?」と問われて、いえ違います生き別れた姉ですとか言えないだろ。

いずれにせよ運転できなくなるのは、運転免許センターで違反者講習を受ける日がスタート日となるので、それまではしばらくいつも通り運転できるし、会社にも普段通り通勤できるので、生活には特に問題ない。

という話でした。

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出典:「平成 28 年における交通死亡事故について 」(平成 29 年2月 23 日 警察庁交通局) (PDFファイル)

今回のようにスピード違反を取り締まる警察がいるから、交通事故死する人がまだ抑えられているわけで、日本が治安がいいのも、自販機が壊されずにどこでもジュースが気軽に買えるのも、警察のおかげなので……まあ、警察に対して反抗的態度をとらずに、素直に自分の中に眠る危険な要素を反省し、それを二度と繰り返さないことが大事かな。

あーでも、夜間に運転することが多いけど、暗闇の中からいきなり現れるもんなあ……何がって、黒い服を着ている人が見えねえだろ。運転してる側からは、かなり近付くまで全然見えてません……こりゃうっかり撥ねても仕方ない。対向車に迷惑かけるのでいつもライトを遠目にして走るわけにはいかないのでな……あと自転車のライトも本人のためにあるだけであって安心しないで欲しい。後方から近付く車には、夜の自転車は全然見えてない。自転車には方向指示器がないので、気分次第でどっちに移動するのか検討付かないのでかなり注意している。

あと、土日祝は通勤する人と、そうではなくて家族で遊んでる人の温度差があるように感じるので、前方の車内に人の頭がようけ見えてると、嗚呼こいつら遊んでるのか……俺は今から仕事だからチンタラすんなよ、と妙に疲れますね……どうでもいいか……

33キロオーバーの場合の罰金額はまた後日報告するから待っていてください。プラス講習料がいるけど。一応10万は用意してある。

まあ、でも仕事中に心が折れそうになる時もありますよ。あの時友人の忠告を聞いて制限速度守ってたら金を無駄にせずに済んだ。若干、憔悴しつつ帰路に付くことも多い。

仕事帰りに運転しながらスマホ操作するのも、もうよしている。大切な人がいると、運転中でも、どうしても出なければ相手を心配させる場合が意外と多いので。これは不便だが仕方ない……

制限速度+10キロ以内で走ってると、後ろから煽る車やトラックが多いので、バックミラーをいつも注視している。かなり後方からライトがものすごい速さで近付いてくる場合は、わざわざ左へ寄るか、車線変更してやって、その馬鹿を先に行かせてやっている。行けよw 馬鹿がw

嗚呼、あの飛ばす馬鹿をみていると……昔の粋がってた頃の俺を見ているようだ。お前は、別に格好よくはない。ナンバー覚えて警察に知らせてやろうかと思うことも多いがそれは面倒なのでやっていない。

車を運転するようになってから、他に違反はないが、原付生活中は頻繁に警察に良く捕まっていた。一番腹立ったのが、原付の尾灯が片方切れていた時に止められたことで、尾灯なんていつ途中で切れるかわからないので、俺は警察に向かって愚痴たらたらで、おたくら点数稼ぎで弱い者虐めをしているんでしょうが!……と言ったこともある。そしたらその警察は「私たちが点数稼ぎのためだというのは、どこから得た情報なのですか?」と相当キレ気味で、やけに点数稼ぎの部分に拘り続けていた。そんで30分、その違反を認めず粘ったこともあるくらい、俺は警察嫌いで反抗的態度を取り続けてきた人間だったが、車を運転する権利を奪われることは、原付に乗れない程度では済まされないので、結構早い段階で折れることにはしていた。

まあ俺は思うんですがね、ここは公平を期すために、もう道路の至る所にオービスなりを設置して、徹底的に速度違反野郎を取り締まってけばどうかと。

最近やってるのは、囮になる車を前方に一台用意して、その後を同じ速度で付いてゆくという方法で、それなら違反してるの俺だけじゃないから。だから、80キロ出してるのにヤケにピッタリ付いてくる軽四がいるなあと思ったらそれは俺です。

まあ、かなり高い授業料になるが、免取にならなかっただけマシだと思わなければ……借金は200万以上あるが、それとは別に20万貯金はしてるから、早く次の給料が入ってもっと余裕が持てるようになりたいな。

続き(2017-11-17)