heartbreaking.

中年の末路とその記録

KとFとmの話

FはKに「結婚したい」と付き合って2か月後くらいに言われた。過去にネットでリベンジポルノをしたSの時と同じくらいのタイミングだった。
Fは途中で気付いた、Kは男とセックスすると「結婚したい」と言ってしまう癖だということに。

Fは一見遊び人のように見えても、女と付き合う時は真面目なので始めはKの誘いを一度断る。これまでのKの噂を聞いてなかったわけではない、だから2か月程考えて逢うことにした。

付き合う中でKは、Fの思いやりに気付けなかった。その思いやりの部分を怖い、鬱陶しい、邪魔だと思うようになった。

Kは様々な精神病の特徴がありその中でも特に際立つのがネット依存症で毎日更新せずにいられないので充分な推敲を行うことをせず矛盾を生み出していった。企業することで一見安定を見せつつアクセスがない、ブコメがつかないことで不安定になるとブログを畳むようなことをほのめかし自分以下だと見下す女性ブロガーを発達障害的な思考で関わろうとし続ける。

Kの友達の作り方の様子はアダルトチルドレンのようで自分の意見を曲げようとしない。ブログの自己正当論はもとより、人の助力を得て出来ることすら一人で全部したと思われる書き方をする。

Kとmが付き合うタイミングは、Fに内緒で二股から始まる。

Kはmと去年の3月に付き合い始めて6月にKのほうからプロポーズした。プロポーズする直前はFとラブホで一緒に過ごしていた。その時に「今度彼氏(m)に入籍の許可をもらってみる、年内に入籍したい。だから許して」と言った。

mとの子供がもしできたら一緒に子育てはできなさそうだという空気をmのほうは醸し出している。当時、入籍は3年後……というm側からの提示には意味がある。3年は楽しめるがそれまでに他の男のところに行ってるだろという計算高さで今は自分の性欲処理をしてくれる年下のKを楽しんでいる。

FとKとの付き合いは、Kの事実婚の元夫公認の上でのことだった。事実婚の元夫はFのことを信頼している状態だったがKと付き合う二人の男がネットで似たような運命を辿る。Fと付き合う以前にネット上で交際を発表しリベンジポルノの結果となったSも、Kの事実婚の元夫に対して好印象を抱いていたがそれはFとて例外ではなかった。

Kの自由が許されているように見えているのは、Kの事実婚であった元夫の存在が大きく、その元夫の寛大さに一目置いているから事が大きくならずに済んでいる。普通なら修羅場になりKもブログなどしてはいられなくなる。

とても奇妙な恋愛風景だと言わざるを得ない。普通であればこのような恋愛のカタチは存在しない。それが彼女を恋愛において無責任に自由にさせている。

事実婚というのは実に都合のよい言葉のように思えてきた。それは本人達の認識によって自由に変えられる。脳内で婚姻関係が続いていても公的には誰も咎めることが出来ない。

体の関係はなくとも心は何処か繋がっている。そういう関係は素敵だ。だからその関係を保留にしておきたいという本人達の都合の良さは、本気でそれに関わろうとする者をいつか不幸にする。

事実婚の元夫は、Kが他の男と付き合う部分も許容している。今回Fと付き合っている中でmに切り替えるという部分に対し自分以外の男の人生を狂わす行動を二度続けてきたKに対して事実婚の解消という方向になった。

Fは去年の7月に「これからも一緒にいよう」と言われた。それでも実際は二股をされていた。
そしてその時期、複数の男にも声をかけ、Fとの関係も続けていたことを後になって知る。
それについては、体の相性もある、お試し期間というのは必要かもしれないがバレないような努力はあまり見受けられず単に自分のモテ自慢をアピールしたいだけならこれからもそれを続けてゆくのだろう。

FはKに二股されたことに関して、Kが発達障害だから仕方ないと割り切っている面もある。

Fはこうした様々な苦労から今後Kと復縁することは考えていない。

のちにFは、Kが裏で「彼がストーカーだ」ということを友人に思い込ますようなことを言っていた事実を知る。

F自身が軽度の発達障害であるため、Kが発達障害の影響で衝動的に新しい彼を選択してゆくことには、過去のSやCの件含めて理解はしていた。

Kの更新の中でFは残念に思うこともある。

Kのセブ島での屋台企業にどれだけの人の協力があり成り立つのかを知っているFはその一人一人に感謝の気持ちをいまでも持っている。Kのブログを読むと一人がやっているような誤解を招くような書き方をしていることについて、その表現の仕方に少し心寂しさも感じている。しかし仮に、頑固なKにFが「こう言ったらいいんじゃない」と助言をしてもそれをKは聞き入れないだろう……

Fはセブで屋台活動をしているKに鉄板の扱い方を教えたこともある。FはKの疲労具合を当時心配していた。mはKがこのように困っている時すぐに駆けつけることが出来るのか。

mと二股されている最中、7月にタイでFはKに逢っていた。当時騙されているのはmだったのか、体の欲求をすぐに満たしてくれるならどっちでも良い状況だったのかはわからない。

mと付き合っているのに、KはFとの関係も続け、ブログに様々なつじつまの合わない部分が出てくる。

Fはmと直接連絡を取ろうとしたこともあるがそれをmは避けることも多かった。一人の女性を扱うことにおいて誠実さに欠いているのは果たしてどちらなのか。

mは多少若く見えていてもすでに定年間近の年齢であり、Kはおそらく40歳くらいのため結構な歳の差カップルとなる。女かと勘違いさせるツイッターアイコンを使っているロリコン気味のmは年下のKのみずみずしい肉体に溺れ前後が見えなくなっているのでFや私の冷静な指摘に対し、冷静には返すことが出来なくなっている。