heartbreaking.

中年の末路とその記録

怒りを燃やす敵は本当にそれなのかい?対象はそんなのでいいのか

俺は苦しいことより、楽しいことを考える。いまは呪術廻戦を読んだりValheimっていうゲームをやっている。呪術廻戦で家族の存在を自分の命を賭けて戦う理由にするなという節を読んで、これは重厚な漫画だなと思った。大切なのは自分が納得できている人生が送れているかどうか。誰かと比較するより、過去の自分からどれほどステップアップして今があるか、それがどれだけかけがえのないことなのか(!)けして忘れないで生きていれば足を踏み外して死んでしまうこともないサ……

ブログで公表する日記もいいけど、それとは別に紙に書いた日記を付けておいたほうがいい(それを見るのは自分だけ、死にたい時にね、それを見たらいい)。立ち上がる、立ち上がる、何度だって。

漫画読んだりゲームしたり、現実逃避なのかもしれないけど俺はこんなのでいいのさ。別に家族作らなくたって、自分が漫画読んでゲームして楽しいって感じてたらそれでいいじゃないかこれが俺の人生なんだ。現実世界では中年のオタクな話など誰も聞いてはくれないけど気にするだけ負け。

最近なんだけど、人生の中のイライラの大抵のことは自分にとってどうでもいいことだと気付いた。

どうせ生きるなら、一人だけ憎んで生きてりゃいいと思った。

それ以外の人は関係ないさ……

そうすることが自分をこの世で生きやすくするための策で。心の中に作り出した敵の数を減らしておかないと、自分で自分を攻撃し始めればまあまあの手遅れだ。

たとえば目の前にいる誰かの笑顔が真実ではなくとも、そんなことどうでもいい。俺が笑っている事実だけそこに存在していれば、誰の答えも求めないでそこは完結。

期待もしないし期待もされていない、だけどそれでいい気がしてきた。自分に出来る最善を尽くしていれば俺だけ納得する。なんかそういうのが格好いい。

誰かが、俺の持っていないものを持っていてもそれを憎むことをやめた。

だってその人達は俺を傷付けるためだけにわざわざ存在しているわけじゃなく、ただそこにいるだけの存在だ。まあ、だいたいは何言ってるかわかんないんで異次元だ。

過去に自分を傷付けた人と似た人を敵だと思おうとしていた……それは全部俺の弱さだ。

その弱さを作り上げた俺を作ったのは誰だ?

一人だけいる。それが俺にとっての真実。

だからそいつに最後はきっちり借りは返すことに決めてるんだ。法でも裁けないものは俺が裁くしかない。

悪いことをしているのにまだ生きているってことはそいつは反省していないってことだからな。

人生を大きく捻じ曲げた強大な敵は一人だと思う。その一人が作り出した不幸な世界の中を俺は歩かされている。きっとその一人は誰の心の中にもいると思っている。

複数のように思えていても、実はよおく記憶の糸を手繰っていけば、一人に集束する。

その怒りが根底にある限り、自分で自分を殺すようなことはしない。

最期までこの怒りを、生きる力に変えてゆく。ありがとうとお礼言いたくなるよ……俺をこんなに強くさせてくれて(一人の性被害者の怒りとして、その性器をまず切り刻ませてもらう)

敵の数を減らそう。今ではネットで大勢が一人を攻撃する構図がよく生まれているけれど、あんたの本当の敵はそれなのかい?って俺は攻撃しているそいつら一人一人に尋ねてみたい。直接暴力を受けたわけでもないのに、何故そこまで執着する必要がある。

敵を見誤ってはならないことに気付いてほしい。

真の敵は誰だったのかということに照準を合わせて生きてかないと人生しくじりかねない。

こんなガラクタな自分を作り上げた元凶をこの世に生かしたまま、

それに似た垢の他人を傷付けこの人生終わるほど間抜けなことはないと思った。だからこれからは、こんな俺の精神を作り上げてくれたその一人の敵を除いてすべての人類を赦そうと思う。

憎むのは一人だけで充分。

孤独な闇の底で蠢く亡者が放つ声にいちいち返答していたらいつかそれに獲りこまれてしまう。律儀に返す必要はない、呪術廻戦でよく出てくるワード「イカレ具合」が普段の生活には大事なんだ。