heartbreaking.

エルデの王

しあわせに金をばら撒いて、さらにしあわせになれと岸田政権はそう言っている。

18歳以下の子供への給付金のことで岸田政権が手間取ってる間に、支給対象外となった(非課税世帯にも該当しない)孤独な人の命が失われていたかもしれない。

緊急小口資金特例貸付と総合支援資金特例貸付は、非課税世帯に該当するまで年収を(1月~12月の各年度で)下げられない場合は将来の重荷(借金)になるので、現在、非課税には該当しないが年収200万以下のギリギリのワーキングプアにとって選択するか否か悩みどころとなる欠点があった。非課税世帯のままであれば全額免除だというがかなり危ない橋を渡る人生になりかねなく、困難である。

現行の新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金は借金ではなく貰える給付金だが、単身世帯は1カ月たった6万で、こんな少額はあっと言う間に溶けてなくなる。それを貰うため、急いで就活をするもんでもないので利用を渋る人が多いだろう。どんな窮地であっても常用で雇用されるのなら慎重に時間をかけて就活せねば、貧困の連鎖から永遠に抜け出せなくなる。

そんな中、議論の中心は常に子育て世帯への支援。コロナ禍で困窮している大人への支援よりも、子供への支援を優先し議論している。子供は困ってない、困っているのは大人です。そして未来への投資よりも大事なのはどれだけ困窮者の命を救えるかです、今はそこだけに焦点を当てる時なのに「またか」テレビを前にして苦虫を嚙み潰したような表情の国民も多くいただろう。この岸田政権は国民の声をまったくもって聴こうとしない。

生まれてしまったからには、誰だってしあわせになりたいと願っている。 そして、貰える現金はそれがどんなに少額であっても平等に受け取りたいはず。それが自分がこの社会を構成する一員であることの証になる。 多様性を認める動きの中、子供の有無であっさり人を線引きする。 子供は各々がしあわせになりたいという願いから、産めるか産ませる身体的条件が整っている男女が交尾をし勝手に作り出すものだ。彼らは国の将来のために子供を作っているわけではなく、あくまで己らのしあわせのためなのだ。そのことは、現実世界で外へ一歩出てみれば誰もがわかっている。あちこちから聞こえてくる声「子供かわいい」そう、彼らはもうしあわせを得ているのだ。一度でそれは充分なものであるのに、何度も味わうやつもいるのだ。 よく映画でも子供が産まれて感動みたいな場面がある、目から血の涙が出てくるおもいだ。彼らは充分すぎるほどにしあわせを得ているのだ。 欲しいしあわせの種類は色々ある。だけどその種類によって得た感動は一度きりでもう充分なのだ。その後に訪れる苦難、それは子育てだから特別というわけではなく、子供が産まれない人にも「感動ないままに加えられる苦難(しかも我慢してもちっとも報われない)」というものがある、ハッ、そんなしけた話など誰も聞いてはくれないので子なしはすべて独りで抱え込み朽ち果ててゆくのさ……

結果の出た人にだけ金をばら撒いて、さらにしあわせになれと言っている岸田政権はそう言っている。例えば不妊治療しても授かれない女性や、産ませる能力のない男性、そもそも恋愛すらできないし結婚も無理だという人については議論する考えがあまりなさそうだ。俺は大局に立ってしか物事を見ていないと言うような男ほど大抵ロクなもんじゃない。結局自分勝手なだけなんだ、視野が広いようで狭いんだ。非課税世帯と生活保護の独身者しか救われない、ギリギリで踏ん張る独身者は救済の対象としてカウントされないのなら少額であっても税金払うのが嫌になる。人生の一大イベントを体験できぬまま、時に周囲の心無さにより自分は生物として劣等なのかと葛藤したり、心に殺人を繰り返されて生きてきた真の弱者は、それでも価値がないわけじゃなく、生きているんだ!

ワーキングプアがこの国を下支えしてる。彼らは確実に役に立っている。議員になって高給とりで選挙の時だけ全力投球で金の正しい使い方のわからないやつらよりもこれからはへずまりゅうみたいなやつがぶっ飛んだのが大勢出てきて、ヘンなやつに一票入れてこの怒りを表明すべきときが来た。

幸せなやつらは群れるのに、底辺はあまり群れることはない。 本音を隠して生きているうちに、誰からも特に気にされない「無難」な存在へと嫌な変化を遂げてしまったらしい。

嫌いなものを、嫌いだと言えないこと。いつも一方的に子供の話を聞かされていること。それで眩暈がして吐き気がして、本当に死んでしまいそうでも、誰も助けてはくれない。

強くなるのにも限界がある。度が過ぎている者と遭遇して、狭い場所に閉じ込められた状態で逃げられなくされたらもう終わりだ。いっそ殺してくれと思うほどの苦痛。

貴方は既に何人か殺しています。

気付いてないのは貴方だけです。

貴方は殺し続けています、今も笑顔で殺し続けています。

無邪気なしあわせの「象徴」達が、何故か「赦されている」。いや、俺は赦していない。いつも怒りで満ち溢れている、ジョーカーになりはしないだろうが、だが、ホアキンフェニックスのジョーカーはよくわかる。

誰だってしあわせになりたいさ……俺がどうやったって手が届かないものを容易く手に入れた者が必ずしも善人ではないと知った時、この怒りは不変のものとなった。

傷付けられることに疲れて、とうとう自分のことについては何も言わなくなった。それを笑顔で強制している代表格が、子育て世帯なのさ。まあ中にはイイ人もいるけどね。話もしない大多数は俺にとってはどうでもいいやつらなんだ。

リアルでは誰も孤独な人が何故孤独なのかについてを問うてくる者はおらんのだ。怖れているのか?俺達の「反乱」を。

たとえば生涯未婚率ってやつによると、数が右肩上がりだそうだが、

出逢えていないだけで、俺達に仲間はいる。ようやく両手を広げて心の底から笑えるようになるまで今は、時が来るのを待つしかねーのか……俺は冷たいやつも嫌いだが、無邪気に笑ってしあわせを見せびらかしたりするようなやつはもっと嫌いだ。お前は俺の仲間か、それとも。

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