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中年の末路とその記録

地声が低いのに、人前では声が高くなるのは矯正できます。

家族や親しい人の前では地声が低いのに、人前に出ると声が高くなることに悩んでいた時期があります。そんな悩みを持つ方に、お力になれたらと記事を出すことにしました。

地声が低いのに人前に出ると声が高くなる原因は、緊張と、人に対する恐怖心です。医学的に異常があるのではなく、心の問題で声を「作り声」にしてしまう場合は、その弱さを克服する強い意志が必要です…

緊張で声が高くなるのは貴方や私が悪いわけではなく、なにか理由あって本来の自分を出すことを怖れています。

たとえば過去に人を信じられなくなるような経験をしていたり、誰かに暴力を受けたり、自身の根本的な悩みが解決できてないことが、自分を弱いと思い込ませているかもです。人と戦えない弱さへ繋がります。

自身の問題が解決されないまま社会に放り出されると、戦う準備できてません。対人関係から身を守るために、声を意図的に高くして攻撃から身を守ろうとします。

学生時代は地声で友達と騒いでいたのに、社会に放り出された途端、弱くなります。

怖ろしい上司や同僚の威圧感に怯えて、本来の自分の声までも変えられてしまうこともあります。

声って大事です。どんなに仕事をミスなく真面目にこなしていても、声が高いだけでそれをネタにして馬鹿にする上司や同僚もいます。

もし地声が低いのなら、人前でつい発射してしまう高い「作り声」は矯正できます。

まず、声が高い自分を知る人がいない環境(職場)へ移ります。トレーニング用なのでなるべく、ゆるい会社がいいです。あとは人を怖れず地声を発する特訓です。高くなりかけたらその時点ですぐ元に戻す。

相手によって声を変えないことも信用です。

声の高さに付け込んでくる、心のねじ曲がった人間は大勢いました。私の場合は作り声の高さでしたが、元から声の高い方は苦労されているとおもいます。ピンクの電話の痩せてる方くらい高い人もいるかもです。

落ち着いた低音で話すようにしてからは、そういうことはほぼなくなったとおもいます。

以下は余談です。

私は声を高くすることで人に良い印象を与えると錯覚していましたが、その逆でした。馬鹿にしているわけではないのに、馬鹿にしているのか?と疑われたこともあります。

良い人だとおもっていた同僚が陰で私の声マネをしていることを知り、その夜はショックで寝付きにくかったです。

声を高くして良かったことは、接客業で販売をしている時に商品を売ることができたことと、テレオペの仕事で役に立つくらいです。

ですがテレオペの仕事ですら、ご老人には声が高いので「あんた何言ってるかわからない」と指摘されたこともあり、キンキンして不快だったのでしょう。

声を高くして、他は何一つ良いことなどありませんでした、やはり声は高いのではなく、低いほうがいいです。もし声が高くなければならない職場なら、そんなところは辞めて、自分らしい地声でいれる場所を探したほうがいいです。なにを犠牲にしても自分らしさを貫こうとするのなら……こんな悩み持つ人少ないかもですが、以上です。