heartbreaking.

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セックスをするのかしないのかは大事な問題なので、格闘ゲームの勝敗で決める。

ゲームにまったく興味のなかった彼が、どういうきっかけで、するようになったのかはよく覚えてないが、最初は賭け事だったと思う。

格闘ゲームをして、1回勝つごとに100円を賭けたり、煙草を1本ずつ賭けたり、そうしているうちに徐々に彼もゲームに興味を持つように変わっていった。

自分が誰かに影響を与えて、変えてゆくのは面白い。

人はこんなにも変われるものなのだ!と驚くほどに、彼はゲームを楽しむようになっていた。

私の最大の趣味を、一緒に楽しもうとしてくれていることが、何より嬉しい。

そして、二人の賭け事はついに、セックスを今日するのか、しないのか、というところにまで発展していた。

今日セックスするのか、しないのか。

その探り合いをするまでもなく、どうしたいのかは結論が出ていた。

私は眠い。だからセックスをする体力はほぼ残っていなかった。

彼は、勃っているし、やりたがっている。

よし!じゃあ、格闘ゲームで、セックスをするのかどうかを決めるぞ!ということになった。

懐かしいゲームを起動した。KOF95で5回対戦して、先に3回勝利したほうの言うことを聞くことになった。

彼が3回勝利すれば、セックスをする。

私が3回勝利すれば、セックスはしないで、彼はそのまま帰る。

私は勝てる自信があった。

各キャラクターの必殺技を出せるからだ。

彼はほぼ必殺技を出せない。パンチやキックや、まぐれの必殺技をタマに出してくる彼に、私が負けるわけがない。

説明書を見せて、必殺技を覚えないのかと聞いてみたが、彼はそんなものは見なくても感覚で覚えるといいつつ、かれこれこの1か月、ほとんど必殺技を出すことはなく、ただ飛び回っているだけなのだ。

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1回目、私が庵を選ぶと、「お前また、走り寄ってきて死ね!とかやるんだろ」と警戒してこられたが、彼は必死にチョイ・ボンゲを駆使して異常にすばしっこく動き回り、逃げ場を失った私は技を発動する猶予すらなく、負けてしまった。

相手を近付けないようにしておいて……闇払……うわー、もう目の前に来てる状態で、理屈もへったくれもない、無茶苦茶戦法に負けた。

相手はつい最近ゲームを知り始めたばかりの、ボタン滅茶苦茶押しで、私は必殺技を出しているのに、負けてしまった。

このままでは終わらん……この後、セックスをしなければならなくなるので、気合を入れることにした。

氷でよく冷えたアイスコーヒーを飲んで、頭を切り替え、本気で、これに負けたら死ぬ……くらいのつもりでゲームに集中することにした。

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彼が使うチン・ゲンサイに向かって、キングのベノムストライクを連発すると、「光る飛び道具ばかり出しやがって!こんなのよけられんぞ」と彼が不平を言ったので、そこでトルネードキックをぶつけると、彼の「うわあー」が聞こえて、圧勝した。

私は、この勝負に負ければ、眠くてだるい体を駆使して、上になったり、下になったり、しなくてはならなくなる。

結局、その後は私が、彼を完膚なきまでに叩きのめし、3回連続で圧勝した。

コントローラーを置くと、私のあまりの強さに彼が驚いたようだった。

「お前、そんなに今日セックスしたくないのか!」

「勝った」

「よーし!じゃあ、今日はセックスはしないぞ」

私が圧勝したので、セックスはしないことになった。

そうなっているはずが、プレステ2の電源を切っている最中も、まだセックスをするかもしれない空気は部屋に漂っていた。

「だけど、もしお前が今日、セックスをしたいというのなら、するぞ」

えっ……私、勝ちましたよね。

黙って煙草を吸い続けていると、体を引き寄せられ、「何日していないと思ってるんだ。そんなことだと、他のところで済ませてしまうぞ」と言われたので……それも、ちょっと困ると思った。

返事せずに黙っていると 、微妙な空気になる前に彼から切り出してきた。

「いや、俺も男だ。一度決めたことを覆すわけにはいかんだろう。それだと約束をした意味がないからな。これは信用に関わることだ。だから、今日は、このまま帰るぞ」

うん……悪いんだけど、今日はそうしていただけると助かります。

いつになったらしたくなるのか、わからない。寝不足、疲れている、仕事が決まらないから不安定になっている……などの理由で、うだうだ言うよりも、ゲームの勝敗でスパッとどうするのか決めたほうがいい。

彼のセックスは長い。それも理由なのかも。パッと終わるセックスなら、そんなに負担にはならないから、考え込むほどのことでもない。

長いセックスが待っているとなると……こちらもその都度、体力・気力との相談になる。別に、彼が嫌いなわけではなく、人間的にはかなり好きなほうだ。

別に、していなくても私は嫌いになったわけではないということを、誤解を与えずに伝えることが出来ないので、ゲームでそれを決める方法をとれば、お互いに気持ちよく「おやすみ」を言って明日も笑顔でいられる。

刑務所の中での娯楽は、そんなにはないらしく、彼は本をたくさん読んで過ごしていた。
本を読むコツを教えてもらった。わからないところでつまづいてしまったとき、それをわかるまで無理に理解しようとすれば、嫌になってそこで終わる。
わかる部分だけを読み進めてゆき、最後に全体像がわかるようになっていればそれでよいということだった。おかげで、今は村上春樹を読んでいる。村上春樹の文章はまわりくどいが、これがわかれば文学のわかる人だよと彼が言うので必死に読んでいる。ただ女に惚れた!というだけのことをここまで大げさに神々しいまでの比喩にするか!?と驚きながら、トイレでウンコしながら読んでいる。

私はけして金目的ではなく、私の知らない世界を見せてくれている彼を必要としている。

何度も意見をぶつけ合って、ようやくたどり着いたのだから、この奇跡の出会いを見失わないよう、大切にしてゆきたいと思う。

女子高生が迷いなく自殺出来るのは何故なのか

普段、車で何気なく走る通りに面した、至る所のマンションで自殺あるいは火災で死亡、というのがある。

それで、大島てる を見ている。

少し広範囲に見渡してみると、大洲市の、とあるスーパーの駐車場で、数年置きに女子高生が自殺している所があった。大変不謹慎で申し訳ないのですが、これは奇妙な事実だ。

1998 愛媛県大洲市中村267 女子高生飛び降り自殺
2009 愛媛県大洲市中村267 屋上から女子高生飛び降り自殺
2012 愛媛県大洲市中村267 女子高生が1階の障害者トイレで手首を切り自殺
大島てる CAVEAT EMPTOR 事故物件公示サイト

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私が過去に経験した超常現象については、こちらのカテゴリーにあります。

自分のマンションで、心が弱っている時、嗚呼死にたい……という気持ちになることは多いが、連帯保証人となっている親へ、損害賠償請求が行くのだろうな。

孤独死の場合と異なり自殺は入居者の故意によってその損害が発生していますので、基本的には裁判でもこの逸失利益は認められ、遺族や連帯保証人には支払い責任があるとされます。
賃貸で自殺が起きた際の損害賠償等の質問 _ 愛知_名古屋|遺品整理・特殊清掃専門の第八行政書士事務所

死んだ後のことなど、どうでもいいと、無責任なことも言っていられない。

連帯保証人は借主と同じ責任を負うとされています。

私がマンションの自室で自殺をした損害賠償については否応なく、連帯保証人である私の親が払うことになるのだろう。

それ以外にも気がかりがある。私は、プロミス等に、借金が200万円程ある。

借金については、親に「相続放棄」の手続きを取ってもらわなければならなくなる。

相続放棄は,「自己のために相続の開始があった時から3か月以内に,家庭裁判所に書類を提出して」しなければいけません。自分で放棄したと宣言するだけではダメなので注意してください。
借金・債務を相続した人が絶対にやるべきことをお教えします _ 明徳司法書士事務所所長ブログ

必ずそのことを親に伝えてからにしなければならないと思う。

ということで、自殺もできないな……

自殺を考える時、あらためて連帯保証人と、自分が抱えている借金の、重みを感じる。私がもし、女子高生の時ならどうだったろう。どちらにせよ私は、自殺しないタイプの人間だったということだ。

人に迷惑をかけずに死ぬ方法は、ないような気がする。自分で死ぬよりも、殺されてしまうほうが、まだマシなのかもしれない。

このまま子を成さず、結婚もせず、突き進んで年老いて一人で死んだ場合の、埋葬方法。

「行旅病人及行旅死亡人取扱法」という法律に基づいて、各自治体にその施行細則・規則があり、これらの法令に基づいて、自治体の職員によって火葬の手続きがされます。つまり葬儀は行わずただ火葬にするだけです。
孤独死した人の遺骨は引き取り手が現れない限り無縁仏として処理されるんでしょうか? - Yahoo!知恵袋

親以外の身内とは絶縁しているので、遠い未来、私の葬儀を行ってくれる人は誰もいなくなっているのかもしれない。

無縁塚と呼ばれる合葬式の納骨所がありますのでそこにザザッーと骨壷からあけて埋葬されることになります。(もう、他の無縁の方と混ざってしまい出せません)

寂しい人達の、灰と混ざり合い、一つになるのか。まあ、それも、いいだろう。

働きたいと思っているのに、働けない

働きたいと思っているのに、働けない、という状況には実際自分がなってみないとわからない。

きっかけを掴む道さえ、本当にあるのかないのかも、だんだんわからないままに、朝が来て、夜が来て、悪戯に日は過ぎて、テレビでは海水浴をしている人達の笑顔が映っている。

季節の移り変わりにさえ付いてゆけてない。いくらニュースを観ても、気になるのは事件が起きて誰かが死んだ、捕まったという内容ばかりで、進化するテクノロジーには目や耳を伏せたくなる。時代に付いてゆける自信がない。これからもっと老いて、自分の努力だけでどうにかなる問題とも思えない。

時間はいくらでも目の前に横たわっているのに、上手く使えない。くつろげる時間を作り出すだけの精神的ゆとりがなくて、いつも何かに焦ってる。人生に焦ってる。部屋にいても、常に背中の後ろから追い立てられてるような気分で、どうも落ち着かない。

ここから先の人生のヒント、何もない。成功の鍵を探すことを焦りながら、上手くいっていた頃の想い出に少し感傷的になり、後悔することも増えてきた。

上手くいっていた頃の自分の周囲には、今では信じられないような、良い人達がいた。何故そうした人に出会えなくなっているのか。歳を重ねるほどに、大きな雑音の中の小さな一粒を見つけるのが困難になっている。

就活はしているが、流石に、この4カ月で6カ所の企業に入ってすぐ辞めたので、反省もしているし、同じ失敗を恐れて、妙に慎重になっている。

自分の名字が少し珍しいものなので、それもあって、あまり人に名前を覚えられたくない。そして後ろめたいことが多いので、なるべく人と顔を合わさずに済む仕事を探している。

掃除の仕事もしたことがあるが、それは精神的な面でラクだった。掃除は、任された部屋に入った後は、ただ黙々とシーツをセットして、洗面台を拭いて、風呂の浴槽内の垢と排水溝のヘドロを取り除くだけでいい。誰でも出来る。

掃除の仕事も一応視野に入れ、最後に行きつくのはそこにして、もう少し頑張ってみようかなと思っている。

履歴書をあちこちにばら撒きすぎたのも気になる。嘘の履歴書だからだ。

履歴書なしで面接に通るコンビニの求人を見かけたことがある。尤もらしい履歴書作ってきても、俺みたいに心が弱くて辞める人間もいるので、堅苦しいことはやめて、ちょっと働いてみたいんですけど、って感じで働ける仕組みを作るほうが、無職が減っていいんじゃないか。わけありの人もいる。俺の彼氏は、元犯罪者で刑務所入っていたから普通の企業では働けない。だから俺は履歴書を見せられるだけ、まだマシなほうだ。

色々悩んでいたら、インターホンが鳴った。女の一人暮らしなので、一応テレビモニターが付いている。

知らない女性二人が立っていたので、居留守使って、後でドアポストを開けてみると、宗教の勧誘のチラシが入っていた。

エホバの証人の大会が近々あるらしく、その招待状だった。

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確かに、人生に迷いはあるし、時間はあるんだが……宗教に傾倒するほど、無駄な時間を使おうとは思っていない。これまでの人生の中で培ってきた、自分独自の考え方に少しでもズレが生じる教えなら、ただ疲れるだけだ。

だけど何故か「あきらめてはいけない!」というこの言葉には、少しばかりの勇気を与えられる。

俺も大分弱っているのかな……でも俺は無宗教だ。霊に取り憑かれたら、寺参りに行くくらいだ。

少しばかり、エホバの証人について、俺の体験を話そう……

高校の頃、友達が、放課後時間ある?って聞いてきたんで、小遣いもあるし、何か美味しいもんでも食べに行くのかと思って、いいよって応えた。

一旦校舎を出て、自転車でぐるぐる周辺を走り回った後、再び教室に戻ると生徒は皆帰っていた。その、誰もいない静けさの中で向かい合い、エホバの証人が定期発行している雑誌を二人で音読する羽目になった。

エホバの証人の雑誌の文章のいたるところに、熱心に蛍光ペンを引いていて、その部分を音読した後で「ここについて、どう思う?」って質問をしてくるので、頭を働かせてもっともらしい感想を述べると、真剣に考えてくれたんだ……と喜んでいた。

信じる者だけが箱舟に乗り、この地球の人類の絶滅から救われるというようなことを、本気で信じているらしい。独特のタッチで、箱舟と、人類と、動物たちとが描かれていた。

……実は、その子のことを、好きだったので……それで付いてっただけ。宗教にはまっている女の子に限って、妙に可愛かったりもする。期待しつつ、勘違いもしていた。俺だけを誘ってくれた。それは彼女も好いてくれているからに違いないと、信じていたくて、宗教なんてどーでも良かった。

それで、俺もエホバの証人について勉強することになり、雑誌も与えられていた。

でも、それについて語る時の彼女の瞳は、俺など見ていなくて、理想郷に完全に魂奪われていた。

とりあえずベーコンエッグとサラダでも作ろうかな。この三日間、食欲がなくてあまり寝ていない。米を食ってなかったので、それで元気なかったのかも……それから、コーヒーでも飲んで気を落ち着かせたら、就活……。嫌だ、本当は働きたくない。なのに本当は働きたいと思っている。矛盾だらけで、誰かに、自分は何度失敗しても懲りないんだ、ハハ……って笑ってみても、働くのは当たり前のことだからねと言い返されて、心が凍り付く。逃げ場があるようで、ないような、中途半端な状態もまた、俺を動けなくさせている。

東野圭吾「さまよう刃」の父親の行動は、現実世界では困難であるからこそこの作品は救いを与える

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さまよう刃 (角川文庫) [Amazon]

あまりにも重いテーマである為、何年もの間、恐ろしくて読むのを避けていました。でも、偶然古本屋で見つけたので、毎日少しずつ読んでいました。

花火の夜、浴衣姿の少女は、少年達が運転する車にレイプ目的で連れ込まれ、無垢な身体に執拗な性暴力を加えられる中、痛みと、絶望の果てに命を散らした。

声なき花弁の記憶を心に握りしめ、魂を切り刻みながら、少年二人に復讐を果たすべく、さまよう父親の姿を描いた、心を揺さぶられる一冊です。

少女たちの悲しみの描写は、不必要な性的興奮を与えぬよう、情欲が極限まで削ぎ落されている。悪を真っすぐに見据える描写。

愛する者の、あまりの命の儚さの代償に得たのは、命が終わるまで燃え尽きることのない真っ黒な炎。その炎に全身覆われながらも、歩みを止めぬ父親の姿に、かなり惹きつけられるものがあった。

現実は、この父親のようには、強くなれない。

こんなに長くは闘えないと思う。

だからこそ、世の被害者の望みを叶えてくれるかもしれない、この、少女を殺された父親の恐ろしいほどの行動力に、強く心を動かされるのです。

何度も涙が流れたが、ページをめくる手は止まらなかった。

けして人には言えぬ残酷な気持ちを、この小説のように叶えてくれる父親は……本当にこの世に、存在するのだろうか……

「もう二度と、おまえに、怖い目を見させたりしないぞ――。」

この作品は、男の子を育てる母親こそ、読まなければならない一冊ではないでしょうか……どんなに信じられないような事実が今後、目の前に現れようとも、この作中の、少年の母親達のように事実から目を逸らすことはしないでください。

女にとって、純粋な愛を無邪気な心のままに学べるチャンスは人生で、一番はじめの、一度しかない、と思う。それを望まぬ形で奪われたなら……

人間としての尊厳を踏みにじられる痛み。穢された後に知る喜びは、純粋な愛などとは程遠く、すべては過去の一つの点へと繋がってゆく。

痛み、悔しさ、永遠に終わることなき絶望の記憶を、現実には癒すことはできなくても、素晴らしい作家の方々が、作品の中で、被害者が無念を晴らす束の間の夢を見させてくれることもある。

私が感ずるところは、過去に性暴力の被害を受けていた方々であっても、年月が経てば、読める作品ではないかと感じました。

現実は親が子供を殺してしまうニュースが多いです。親に虐待を受ける子供も多いのだと思います。親子の愛すら感じられない方々なら、どう感じる小説なのでしょうか……

殺されてもいない私が、死という重いテーマを扱うこの作品に申す権利はないのかもしれませんが、自分が体験した過去のことを、この作品に何度も重ね見ることはありました。

あの日、父が懐に、加害者を刺し殺すべく忍び込ませていた、布に巻かれた短刀を見た日のことを忘れられない。

幼き日の私に性暴力を加えた加害者の男を、父が殺すつもりだったのだと知ったあの日から、私は一切その話を、父の前ではしなくなっていた。人様の子供を傷付けるということは、それほどに重いことなのだと私は充分に解っている。

東野圭吾さんは、私が長年果たせずに、諦めかけている復讐を、この本の中で、明白に叶えてくれた。

東野圭吾さんのことがとても好きになりました。結婚したいです。貴方はきっと、多くの性被害者の女性を救ってきたのでしょうね……まだ観てないですけど、映画はどうなんですかね?

俺が攻撃したのは、自分

両手両足が潰れそうなほどの重圧の中で一人部屋の中で苦しんでいても誰にも言えない。

本当はもう働けない。俺が一番よくわかってる。もう無理なんだと。

正社員の仕事を辞めてから、この4か月間で6カ所の職場で面接を通過したので、それぞれの会社で必死に働いたが、不安と恐怖で眠れなくなり、最後には、今日は休みますという電話連絡すら入れる勇気が出なくて、部屋で布団被っていたら、電話が鳴りやまないので電源切って、一日一日が過ぎてくのを、ただ待ち続けて、そうして気持ちが落ち着いた頃にまた、求人情報誌を見て電話をかけて働き出すが、不安で勤務時間がくる直前まで全然眠れなくなる。仕事内容なら事前に頭に詰め込んで万全の態勢だったにも関わらず、寝不足すぎて、あとは同じことの繰り返しだった。

4か月間で、正社員も含めて6カ所採用になったのに、ぜんぶ辞めてしまった。辞めたというか、自然消滅みたいな感じで俺が黙って消えてったけど、連絡もこないままの会社もあったし、派遣の場合は営業が俺のマンションまで来て時々ピンポン鳴らしながら半日くらい外でじーっと待ってることもあった。俺は怖かった。人間として、終わっていると思った。また同じ結果で、信用を失った、笑ってた。煙草に火を付けてすべてをうやむやにしてしまいたかった。でも俺は普段、自分でも嫌になるほど愛想がいいから、もしかすると、俺がうやむやにしたつもりの相手は、覚えているかもな……そう思うたび、死んでしまいたいと思った。

俺はもう普通の人間ではないのかもしれないと悩んだ。

死んでしまえたらどんなにらくだろうと思う。今日も頭の中に、俺が死んだ後に悲しむ親の姿が浮かんできてどうしても無理だった。

これ以上、人に迷惑をかけ続け、生きていてなんになるのだろうと思いながら。

泣きたくても泣けない。俺の過去なんか他人にとってはどうでもいいことで、言い訳にはならない。

それを言い訳にして病院に駆け込むのは簡単なことだ。

精神科で初診料払うくらいの金ならかろうじてある。だけど、それを許さない自分が、こんなにも苦しめていることを、本当は知っているのに、逃げ出そうとする心を、この足を掴んでこの場所に引きずり倒していつまでも苦しめる自分が、許してくれないから、死ぬって選択肢しかないんだ。

死なないために、ツイッターでいつまでも呟いてみたり、ブログで真っ当なことを書いてみたり、ゲームをしてみたり、するけど、本当は、どうしたらいいのかわからない。

俺は精神病名に関する記事で多くの人を傷付けた。

だけどそれは自分が駆け込みたい逃げ道を自ら断ち、もう一度……もう一度だけ、頑張ってみようと思いたいから、自分を信じていたいから、必死で書いた記事だ。

俺が攻撃したのは、誰でもない、その場所に、精神病名に本当は全力で逃げ込みたい俺自身なんだ。

俺の心の中は、とっくに、真っ当に生きることを放棄しはじめている。何でこんなに苦しまなきゃならないんだ。好きで堕落しているわけじゃない。働きたいんだ。だけど、流石にもう、次の職場で無理だったら、観念して死んだ方がいいと思ってる。社会復帰できるかどうか、自信がない。なにより、自分が努力出来るかどうか、頑張れるかどうかということを試すために、会社の人達に、派遣会社の人達に、これ以上の迷惑はかけたくないんだ。俺みたいなのは社会に出ちゃいけないのかもしれない。たくさん人に迷惑をかけてきた。うやむやにして逃げようとしたことは数え切れぬほどある。きちんと働けていてもあまり長続きはせず、今まで会社で最も長く務めたのはたった3年間で、他はだいたい数か月か半年ですぐ退職してあちこち転々としてきた。逃げるように……一度失敗した会社の周囲はもうウロつきたくないからどんどん行動範囲も狭まってくる。やましいことだらけ。人間のカスで、生きてる意味もない、それでも、最後に死ぬって選択肢だけは選べる自由が欲しいのに、俺を大切に育ててくれた親の顔が浮かぶとどうしても、出来ないんだ……

ネット上でADHD、アスペルガー症候群等の情報を信じる人間が国に救われ、信じない底辺は国に放置され馬鹿を見る世の中になってきている(青二才さんへの返信)。

青二才さんに言及もらったので、普段から疑問に思っていることをこの機会に言おうかな。もし、文章の何処かで偉そうになっていたらスミマセン。

俺は、正直者や、真面目な人ばかりが馬鹿を見るような世の中に嫌気が指していて、具体的には体のどこも悪くないのに悪いと言い張り、誰もが簡単に病気になれる精神病というアイテムを使いズルをする一部の人間共を政府が必ず一人残らず見つけ出し正しく罰し、納得いかない世の中を、誰かに変えて欲しいと願っている。 

例えば、僕はADHDの傾向が強くて、子どもの頃から次のようなことがしょっちゅうだった。
・忘れ物が多い(注意欠如)
・ケアレスミスが多い(注意欠如)
・落ち着きがない(多動性)
僕の頃なんか発達障害として扱われなかったから、これが内申点に響いたり、親や先生から目をつけられたりしてすごく大変だった。
なぜ発達障害や精神疾患が排除する口実に使われるのか? - かくいう私も青二才でね

忘れ物やケアレスミスが多くて落ち着きがない……全部、認知症の老人になら納得できるような症状だけど。まあ介護に携わる人達ならば、俺の言ってる意味がわかるだろう。青二才さんの文章を読む限りではとてもそんなに症状が酷いとは思えない……あんまし若い人に、認知症とか、例え話でもしたくはないのだけど。別に攻撃するつもりはないんだけど、「……のような気がする」程度ならば、誰でも心当たりのあることじゃないの。ミスをする度に、後で静かに心の中で反省するのではなく、ADHDのせいだっ!てことにするのは違う気がする。

例えば国民は、忘れ物やケアレスミスが多くて落ち着きがないからADHDだと主張する人がネットで持論を述べ、オフ会で遊んでいても、自分達よりも配慮しサポートしなければならないのか……

国の医療費は、ネットなどする余力もないほど、必死に生きている方々のために使われなければならないんじゃないか。

例えば、在宅サービスを受けたくても等級が足りなくて、動けずに部屋でじっとしている老人のほうへ使わせてあげてほしいな……

パラリンピックに出場する選手達の姿を見れば、自分は手足が付いていて有難いと感じる。

必死に生きようとする人の姿を見ていると、自分の怠惰のためにこれ以上迷惑をかけてズルをしてはいけないと思う……そう思うのは当たり前のことだと思ってた。そういう良識ある人によってこの国は成り立っているのだと思う。

「忘れ物が多い」とか「ケアレスミス」が気になるとかの、些細な理由で、精神病名を名乗り、ネットで遊びまわる人が増えると、この国の医療費が将来どうなるだろう。それについては先日こちらで伝えている。自分が老人になった時に、影響を与えてこられても困る。

「注意欠如」「多動性」とか漢字でさも障がいのように言われても……理屈っぽいし、言い出せばキリがないと思う。

政治家や精神科医は、本人らが言い張る精神病が治るまで、ネットで遊ばないよう注意しているのかどうか。そうすれば、精神病名を名乗ることをやめて、やっぱりネットで遊びたいってなるだろうから、そんな気力があるのなら自分は普通だったんだと気付くだろ。

俺は政治家じゃないので何も出来ないが……

子供が学校で忘れ物をした時に、その子が発達障害だと親が言い張ってきたら、先生も相当面倒くさいことになる。子供自身も、先生に自分の非を叱られたくない!という根底にある思いから発達障害だと親に言いやすくなっているだろうな、スマホの影響で。広告でも発達障害て一時期よく表示されていた。普通の子供に、精神病名を付けて、親が育児の責任逃れをするために薬を飲ませる、このおかしな最近の状態を、誰かが食い止めねばならないんじゃないか。政治家は何してる。子供の頃からキツイ精神病の薬なんか飲んでいて大丈夫なのか。

他にも、僕にはアスペルガー的な特徴も幾つかあり
・嘘やハッタリが苦手だったり、
・会話する時に相手の目を見るのが苦手
・価値観やこだわりが独特で、悪気もなく相手を不愉快にさせたり
は、僕も当てはまるし、この辺のことが原因で理解のない人と喧嘩になることがあった。

嘘やハッタリが苦手なら、そのまま正直に生きればいいと思うのに、性格的に不器用なことまで病気と判断するのか。相手の目を見るのが苦手とか、まあそういうことを言ってみたくなる時はあるけど……。つか、曖昧な表現ばかりだな「アスペルガー的な」とか「苦手」とか。それをわざわざ言語化することで自らそうだと思い込ませている。俺もブログで言語化する度に、自分が書いたことに近付いてくことはよくあるけど。価値観やこだわりが独特なのはむしろ長所で、それを誇りに思っているからブログなんかで毎度持論を流してるんじゃないの。自分の言動が原因で悪気もなく相手を不愉快にさせていることを気にしているようだけど、自分で気付けているのはほんの一部で、実際は気付けない場合のほうがはるかに多いんだと思うよ。

「誰にでも当てはまる欠点」が直せないほど重篤な人にとっては、それを障害として認めてもらうか、そういう人が集まる環境を確保しないとすごく生きづらいからね…?

重篤という言葉を、例えば癌患者でもないのに安易に使わないほうがいいと思うんだけど。誰にでも当てはまる欠点だから、誰もがその欠点をいちいち障がいとは考えず生きてるんだと思うよ。

「日本自閉症協会」ができたのは1989年とかなり最近の話。

自閉症……嫌な響きだな。俺は嫌な思い出がある。母が、青年が運転する自転車に撥ね飛ばされ、大腿骨粉砕されて部屋を這いずる姿を見た時は、母を撥ねた青年を思いきり責めたかった。だけど青年とその両親は「自分の息子は自閉症だ」と言い張っているので、ここでもまた精神病名を理由として罪逃れするつもりか……と怒りを感じた。

その場の状況によって都合よく精神病名を使われたんじゃ困る。その重さは、当事者になればよくわかる。

精神疾患のことなんて何も知らない大衆が、病気や障害のことを知るきっかけは事件とか裁判だから、なおさらイメージが悪い。

そのイメージの悪いものに頼るしかない自分を変えてゆこうとは思わないのか。精神病名に依存するのをやめれば、そんなことに悩まずに済む。何故、犯罪者と一括りに同じように社会に責められているという十字架を、守ろうとするのか。

「検査を受けたい」と言ったら、母親は自分の子どもが精神科にかかることを思いっきりびびって連れて行かなかった

子供時代から薬漬けになることを阻止したわけだから、常識的な判断をしているんじゃないですか。

「個性だと言われ続けたものが障害だった」と気づくのは社会に出て、致命的にしんどくて心が病んで体が動かなくなってからの話。

俺は無職の時はいつもそんなだよ。例えば朝弱いけど、夜は元気とか。そういう人多いんじゃないかな。でも、青二才さんはネットに仲間が大勢いる……例えばオフ会とかで気になる子に会いに行く時もそういう状態になっているのかな。

本人としては先天的なもんだからどうしようもないが…

色んな単語出てくるが、今度は「先天的」か……人生経験の中で生まれた自分の個性を、自分が自分である証拠を、個性を、なんでもかんでも病気呼ばわりするなんて悲しい。

俺も含めて、ネットで遊んでいる人は、心のどこかに余裕がある。俺も仕事が忙しい時期は帰宅したら疲れをとるために寝るので精一杯だった。

余談だが俺は就職氷河期にモロぶつかってる時期に職を転々としながら、途中で様々な男女に助けてもらいながら、なんとか普通の人としてここまで生きてきた。自分で言うのもなんだが相当駄目な人間だと思っている。説得力がないこともわかっている。だが、なるべく嘘は吐きたくないとも思っている。特に、重要な部分については。

以上は、別に個人的に批判するつもりはなく、言及いただいたので、俺の正直な気持ちを伝えただけです。

敬語抜きで大分失礼だったかもしれないけど、普段は青二才さんのブログの文体には魅力を感じていますし、同じブロガーとしていつまでもいて欲しい存在です。でもこうした優しくて誰にでも受け入れられやすい文章を打てる人が精神病名について丁寧に説明をするから、それがネット中に広がり、ネットを見ている一時的に心の弱くなっている人が一日ごとに精神病名という誘惑に絡めとられてゆく、そんな恐怖を感じている。